カメラを水から守ろう!Nikon『レインカバーハンディータイプⅡ』を紹介してみる!


雨や水濡れはカメラの天敵。でもそれらがあるからこそ撮れる写真もある。悪天候をも味方にして写真が撮りたいというワガママな私たちの願いを叶えてくれるのがレインカバーです。

いろんなメーカーからいろんなタイプのレインカバーが発売されていますが、今回はその中で私が選んだNikon純正『レインカバーハンディータイプⅡ』を紹介してみたいと思います(*’▽’)

Nikon純正レインカバーについて語ってみる!

私がレインカバーを使って撮りたいもの

雨の日の紫陽花、水しぶきが舞う滝や海辺など、レインカバーを使って撮りたいものは人それぞれだと思うんですが、私が撮りたいのはディズニーの夏の散水ショーです。

ディズニーに馴染みがないと『たかが遊園地の散水ショーでしょ?』と思われるかもしれませんが、すごく分かりやすい参考写真があるので見ていただくとしましょう。


こんな感じです\(^o^)/毎年衣服が絞れるほどの容赦ない水攻撃が繰り広げられています。

そんな場所にカメラを持って行くなと言われたらそれまでなんですが、そんなショーだからこそ撮りたくなるのがゆるふわカメラ女子のサガというもの。

ただ、これだけ激しい水攻撃がある場所にカメラを持ち込むとなると、しっかりとしたカバーが必要。そこで私が選んだのがNikon純正カバーだったんです(*’▽’)

早速着けてみる


まずは、私がディズニーの散水ショーの撮影で最も使用頻度が高いD750SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSMの組み合わせに装着。これを首から提げている人がいたら思わず二度見しそうです。どうも私です。

公式が『AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8G ED VRⅡまでの大きさのレンズに対応』と明言しているこのレインカバー。純正ナナニッパの長さは約20.5cm、シグマのナナニッパの長さは約19.7cmなので問題なし。むしろピッタリジャストサイズという印象です(*’▽’)


次はAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G EDという長さ13.3cmの標準ズームレンズ。

さっきのナナニッパと比べると、レンズ鏡筒部分のカバーがちょっと余っていますが、実際に撮影している感想としては特に問題は感じません。


今度はAF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED。長さ8.5cmとコンパクトなレンズなんですが、かなりカバーが余ってしまいます。

このたるんでる部分を伸ばそうとすると、せっかく液晶部分が透明なビニール製になっているのに液晶が布で隠れてしまいますし、かといってこのままだとちょっと操作がしにくいです(´・ω・`)


ここまで大きなフルサイズ機で試してきましたが、今度はNikon D5500を使って小型一眼レフに装着するとどんな感じになるか見ていきます(*’▽’)

後に述べますが、このカバーを使用するためにはレンズフードが必須になります。

ただ、D5500の標準レンズにはレンズフードが付属していないため、上の写真ではレンズフードが付いているSIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSMという長さ8.2cmのAPS-C用標準レンズをお借りしました。

ちょっと違う角度から撮ってみたんですが、これもさっきの20mm F1.8同様かなりブカブカです。


最後はD5500キット望遠レンズ(AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR)の組み合わせ。これはそんなに違和感がないですね(*’▽’)

こうやって試すとわかる通り、このレインカバーはかなり大きめの作りになっています。なお、公式の注意書きではD5・D4などは液晶モニターの位置の関係上使用に適してないようです。

このレインカバーのいいところ

あらゆる太さのレンズに対応できる!

このレインカバーは、上の写真のようなレンズフード固定ベルトを使って水の侵入を防ぎます。

私はこのカバーを使い始める前に使っていたものは、大きさが決まっているゴム製の穴にレンズを通すものだったんですが、レンズによってはキツくてなかなか入らないと言うこともありました。

でもこのレインカバーの固定ベルトはマジックテープでできているので、どんな太さのレンズであってもピッタリフィットさせることができます
ファインダー・モニターの覗き窓が便利!

このカバーの大部分は水をはじく黒い布でできているんですが、モニターとファインダーの部分は透明なビニールでできています。

この窓のおかげで、カバーを着けたままでもファインダーを覗いての撮影やモニターの確認が可能です。
ビニール製に比べて柔らかく使いやすい!

私は以前ビニール製のレインカバーを使っていたんですが、カバー同士が張り付いてしまったり、その質感ゆえにカバーを装着した状態での操作が窮屈に感じられる場面もありました。

その点、このレインカバーは柔らかい布素材を採用しているので、カバーを着けている状態でも軽やかに操作することが可能。お手入れも簡単なので、より長く使えるカバーだと思います(*’▽’)
純正という満足感
『レインカバーなんて水からカメラ守れたらどれも同じでしょ』と言われそうなんですが、でもやっぱりほら、NikonのカメラにNikonのレインカバーを着けるって良いじゃないですか。

機能性や使用感とは関係がないんですが、こういう満足感を与えてくれるのはやっぱり純正アイテムならではだと思います(*’▽’)

このカバーの気になるところ

サイズ感
公式の商品紹介ページでは『一眼レフボディと標準ズームレンズから望遠レンズまで幅広い機材に対応』と書かれているんですが、冒頭で色々試してみて分かった通り、ある程度大きいボディとレンズでないとカバーが余ってしまいます

あんまりフィットしすぎるとかえって操作しにくいと言うこともありますが、ボディやレンズの大きさによっては『大は小を兼ねる』とも言えないブカブカ具合なので、ここは結構気になるポイントです。
レンズフード固定ベルトがちょっと着けにくい

水の浸入を防ぐレンズフード固定ベルト。あらゆる太さのレンズに対応できてありがたいんですが、滑り止めなどが付いていないので、買った当初はちゃんと締められているか、また撮影中にズレたり外れたりしないか心配になりました。

実際このレインカバーを使って10回ほど撮影に臨みましたが、カバーがズレてそこから水が入ってカメラが濡れてしまったことは今のところ一度もないんですが、雨の場面で使う前に一度ベルトを固定する練習をしておく必要があると思います(*’▽’)
ファインダー・モニター覗き窓の曇り

これはこのレインカバーに限ったことではないと思うんですが、カバー内に手を入れて撮影している時に、レインカバーには冷たい水がかかるという状況ではどうしてもファインダー・モニター覗き窓が曇ってしまうことがあります。

指でちょちょいと拭いてあげれば再びクリアに見えるようになりますし、レインカバーを使用している以上これは仕方ないですね_(:3 」∠)_
かさばる

私が以前使っていたレインカバーはビニール製だったので、畳むとぺったんこになったんですが、このレインカバーは布とビニールという2つの素材でできているのでちゃんと畳んでも結構かさばります

専用の収納ケースもないので、輪ゴムなどで留めないとすぐ膨らんでしまうので、万が一の雨に備えてカバンの中に忍ばせておくにはちょっと不便かなと思います。
お値段
ここまでいろんな気になるポイントを挙げてきましたが、これらを踏まえて3000円というのはちょっと高いかなーと思ってしまう部分があります。

カメラが水に濡れてしまった時の修理代を考えれば3000円くらい安いもんだ!と言われたら確かにそうなんですが、でも安いものとそんなに変わらないのなら安い方が良いよねとは思います。

使う機材を選ぶレインカバー


ぶっちゃけると、Nikonの一眼レフを使っている全ての人にとって『純正だから』という理由で勧められるレインカバーではないかなと思うのが本音です_(:3 」∠)_

私がそう感じる一番の理由はやっぱりサイズ感。実際に使っていて機材を選ぶレインカバーだと感じます。

よく『大は小を兼ねる』といいますが、レインカバーに関しては、あまり大きすぎると撮影しにくく使い勝手が悪くなってしまいます。また、使い方を誤れば水が浸入してくる可能性はあるので、『純正だから絶対安心』ということもないんですよね。


もうひとつはお値段。機能性や快適に使えるボディやレンズの範囲を考えると、お世辞にもコストパフォーマンスに優れているとはいえないかなと思います。レインカバーに3000円って決してお安くはないですからね(´・ω・`)

使用機会が限られている場合や、万が一の雨に備えてカメラバッグに忍ばせるのであれば、安くてコンパクトにたためるビニール製カバーの方が良いかもしれませんし、布製のカバーを選ぶにしても、他メーカーからもこのレインカバーにはない機能を持つようなレインカバーが発売されています。例えば、私が最近になって存在を知ったこのベルボンのレインカバー。

純正で気になるカバーの余った部分をしまえるポケットが付いていたり、収納ポーチやカメラの固定ベルトが付いていたりと何かとかなり充実。

またレンズ口はベルトではなく紐で固定するタイプで、手の差し込み口が両方の手に設けられているなど、純正レインカバーとはかなり違いがあります。で、お値段は純正よりもちょっぴり高いくらい。

こういった他メーカーの製品を見ていると、わざわざこの純正を選ぶメリットって小さいのかなと思ってしまうのが正直なところです(´・ω・`)


このブログにしては珍しくネガティブなことばかり書いてしまいましたが、私自身は純正レインカバーを買って後悔しているわけではありません。

その理由のひとつは、まず私がレインカバーを使っての撮影ではもっぱら70-200mm24-70mmしか使わないため、カバーの大きさと機材の大きさがピッタリだったから。

もうひとつは、以前使っていたビニール製よりも布製の方が私にとっては扱いやすかったから。

私自身毎年夏に必ずレインカバーを使うので、劣化や破れる心配の少ない布製の方が長く使えるのと、ビニールに比べて布の方が柔らかいので撮影中カメラを操作する時にゴワゴワしないんですね。

このレインカバーのおかげで撮影がグッと快適になったので、私はこのレインカバーを選んでよかったと思っています(*’▽’)
おわりに
三脚やフィルターなど写真の幅を広げてくれるアイテムは色々ありますが、レインカバーもその一つ。

大切な相棒であるカメラを守るためにも、自分の用途やスタイルに合うレインカバーを選び、正しく使って写真の幅をどんどん広げてくださいね(*’▽’)

最後まで読んでいただきありがとうございました!