一眼レフをメインで使う私が考える、『ミラーレスの魅力』をまとめてみた!

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オリンパスのミラーレス一眼から始まった私のカメラライフ。

カメラを手にして写真の楽しさに目覚め、やがて一眼レフをメインで使うようになったんですが、両方使ってみて初めて気付く・知るそれぞれの良さがありました。

というわけで、今回は一眼レフをメインで使う立場からミラーレスの魅力をまとめてみたいと思います(*’▽’)

一眼レフをメインで使う私が感じるミラーレスの魅力を語ってみる!

そもそも『一眼レフ』『ミラーレス』ってなんだっけ?


ざっくりとおさらいすると、一眼レフとはミラーという部品を持っているカメラのことで、ミラーレス一眼ミラーを持たないカメラのこと。

そしてミラーの有無によって、ファインダーの構造が変わります。

ミラーがあると、レンズの向こう側の景色を反射することができます。よって、ミラーのある一眼レフのファインダーを覗くと、レンズの向こう側にある景色をそのまま見ることができ、こういうファインダーを光学ファインダーと言います。

余談ですが、反射って英語で『レフ』って言いますよね。鏡で反射(レフ)する構造を持つから一眼『レフ』なわけです。つまり、ミラーレス一眼『レフ』とは言わないんですね。ここテストに出ます(*’▽’)


ミラーがないと、その反射する構造を持たないので、映像を用いるファインダーで撮影することになります。ミラーレスに採用されているファインダーを電子ファインダーと言います。
ミラーがないとカメラは軽くなる

ミラーを省くことの最大のメリットは、カメラが小さく軽くなること。そして一眼レフをメインで使う私が感じるミラーレスの一番の魅力はここです。

一眼レフは大きい・重いというイメージがかなり強いですが、最近は各メーカー本当に頑張っていて、一眼レフもどんどん小型軽量化が進んでいます。

実際私がはじめて手にした一眼レフ・Nikon D5500は420gでしたし、初めて持った時『えっ、こんなに軽いものなのか』と驚いたものです。

でもやっぱりミラーレスの方が圧倒的に軽い。一眼レフを持ち慣れていると余計にそう感じる気がします。


カメラを買おう!と思うきっかけは人それぞれだと思いますし、撮りたいものも様々だと思うんですが、『カメラを買ったら写真が上手くなりたい!』とほとんどの方が思うはず。

そして、写真が上手くなるためには、知識やテクニックよりもまずカメラを持ち出すことが大事

どうしても大きさのある一眼レフだと『今日は持っていくぞ!』という時にしか持ち出さなかったりしますが、小型軽量のミラーレスなら『とりあえずカバンに入れておこうかな』という感覚で気軽に持ち出せる。これは一眼レフにはないミラーレスの最大の魅力だと思います。
光学ファインダーにはない、電子ファインダーのメリット

先に述べたように、ミラーレスはミラーを持たないので、液晶画面もしくは電子ファインダーという映像を用いたファインダーを使って撮影することになります。

私が使っていたOLYMPUS PEN Lite E-PL6は電子ファインダーが付いておらず、カメラ背面の液晶画面を見ながら撮影するミラーレスでした。(※別売の外付けファインダーを購入すればPEN Liteで電子ファインダーを使うことが可能です)

テレビの画面で見る風景と、実際に肉眼で見る風景って、見え方も印象も全然違いますよね。それと同じで光学ファインダーと電子ファインダーでは見え方が全然違います


例えば、太陽が眩しい逆光の場面。肉眼で太陽の方向を見ようとすると眩しすぎてまともに目が開けられなくなりますし、目がチカチカしますよね。

でも、テレビで太陽がギラギラ輝く映像を見ても『すごく眩しそうだな』と思うことはあっても、ムスカのように『目がァァァ』とはならないはずです。

つまり、レンズの向こう側の光景をミラーで反射したまま見る光学ファインダーとは異なり、ファインダーをのぞいてレンズの向こう側を映した映像を見る電子ファインダーは逆光でも眩しさを感じずに撮影することができるんです。


他にも、設定を変更した時に、その設定だとどんな明るさの写真が撮れるかどうかのイメージをファインダー内に表示できたり、ファインダーを覗きながら一部を拡大してピントなどのチェックができたりなどなど、一眼レフの光学ファインダーにはできなくてミラーレスの電子ファインダーにできることが色々ある。

OLYMPUS PEN Liteシリーズのように、ミラーレス機の中には電子ファインダーを持たないモデルも多くあるのですが、ミラーレスのファインダーは多機能なので撮影がより快適になったりします(*’▽’)

私が勘違いしていた一眼レフとミラーレスの違い


初めてのカメラ選びのときから、ミラーレスは一眼よりも軽いということは知っていて、ファインダーの構造のことまでは知らなかったんですが、当時私の中ではもうひとつ一眼レフとミラーレスには違いがあると思っていました。

それが一眼レフの方がいい写真が撮れて、ミラーレスは写真のクオリティにおいて一眼レフに劣るというイメージです。


大きくて重いカメラの方がいい写真・すごい写真が撮れそうというか、ミラーレスは小型軽量の代わりに画質などを犠牲にしているという勝手なイメージを抱いていて、そこから『一眼レフだからより綺麗な写真が撮れる・ミラーレスだから一眼レフよりは劣る』と思い込んでしまっていた私。

でも、もしかしたらこういうイメージを持っているのは、実はかつての私だけじゃないんじゃないかななんて思うんです。
撮れる写真のクオリティを決めるのは『一眼レフかミラーレスか』じゃない

一眼レフかミラーレスかという基準で撮れる写真のクオリティが決まるわけじゃない。となると、じゃあどんな要素が影響してるの?という疑問が出てきます。

画質や高感度耐性などは色んな要素によって決まるんですが、その中でも特に重要なのがカメラの搭載するセンサーのサイズです。

センサーとは撮像素子とも言われるんですが、光を感知するカメラ内の部品のこと。写真は光がないと撮ることができないので、センサーはカメラの心臓部分といっても過言ではないんですね。

このセンサーには色んな大きさのものがあり、よりサイズが大きい方がより高画質な写真や、高感度ノイズの少ない写真が期待できます。ただ、センサーサイズが大きいと、カメラのボディの大きさや重さも増してしまう傾向にあるため、センサーが大きければ大きいほど良いというわけでもないんですね。


例えば、私が初めて買ったカメラであるOLYMPUS PEN Lite E-PL6フォーサーズというサイズのセンサーを採用しています、OLYMPUSやPanasonicのミラーレスはこのセンサーサイズです。

そして、私が初めて買った一眼レフであるNikon D5500が採用しているのがAPS-Cと呼ばれるセンサーサイズ。

APS-Cはフォーサーズよりセンサーサイズが大きいので、より高画質な写真背景ボケを期待することができます。

こうやって書いてしまうと、『一眼レフのセンサーサイズ=APS-C』『ミラーレスのセンサーサイズ=フォーサーズ』なの?と思われてしまうかもしれないんですが、実はそうではなく、ミラーレスにもAPS-Cを採用しているカメラが数多くあるんです。

SONYや富士フイルム、Canonのミラーレスがこれに該当します。


もちろん、センサーサイズ以外にも画素数や画像処理エンジンの性能、レンズなどによっても写真のクオリティは変わってくるんですが、一眼レフでもミラーレスでも、センサーサイズが同じであればそれで撮れる写真のクオリティに大きな差はない

つまり、『ミラーレスだから』一眼レフよりも劣る、なんてことはないというわけです。

私は初めてのカメラ選びのときにこのセンサーの違いなんてことは全く知らなかったので勘違いしてしまっていたんですね。いやー、お恥ずかしい。


もしかしたら『やっぱ綺麗な写真が撮りたいからミラーレスより一眼レフかな』という風にカメラ選びを迷われている方もいらっしゃるかもしれません。昔の私もそうだったと思います。

でも、ここまで読むとすんなりわかる通り、より画質などにこだわりたいなら『一眼レフかミラーレスか』という区別ではなく、『センサーサイズ』に着目して選ぶべきなんですね(*’▽’)

それでも一眼レフを選ぶ理由

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一眼レフとミラーレスの一番の違いは、ミラーの有無によるファインダーの違い

一眼レフだから・ミラーレスだからという基準で撮れる写真のクオリティが変わるわけではないし、一眼レフと同じセンサーサイズなのに、一眼レフよりも小型軽量ってことはもうこれわざわざ一眼レフを選ぶ必要ってあるの?ってなりますよね。

私は『やっぱミラーレスっていいよなあ』と魅力を感じつつも、一眼レフを使い続けているんですが、それにはちゃんと理由があります。

ここからは、これまで述べてきたミラーレスの魅力を踏まえた上で一眼レフを選ぶ理由を語ってみたいと思います(*’▽’)
光学ファインダーのクリアな視界が好き

光学ファインダーと電子ファインダーは見え方が違う、電子ファインダーの方が覗きながらできることが多いと紹介してきたんですが、光学ファインダーにもまた電子ファインダーにはない良さがあるんです。

電子ファインダーの場合、ファインダーを覗いた時に見えるのは映像でしたよね。その映像はカメラ内部で処理されているものなので、カメラの機種によっては、若干タイムラグを感じたり、映像独特のカクカク・チカチカ感が気になる場合があります。

その点、一眼レフの光学ファインダーは、ただレンズの向こう側を反射しただけなので、肉眼でそのまま見ているのと同じようなクリアな見え方

そして私はこの光学ファインダーのクリアな視界が好きだから一眼レフを使い続けているんですね(*’▽’)


このブログでは、ミラーレスにするか一眼レフにするかというテーマの記事をいくつか書いていて、『どっちにしようか迷っている』という相談を受けたことも何度もあるんですが、光学ファインダーで撮りたいかどうかを基準にするのがいいのかななんて思っていたりします。

ファインダーを覗くのってすごく『写真を撮ってる感』があると思いますし、カメラ選びにおいてファインダーの見え方はこれから写真を楽しむにあたってすごく大切な要素だと思います。そして見え方の好みってほんと人それぞれなんですね。

個人的には、一眼レフの光学ファインダーにこだわらないのであれば、一眼レフを選ばなくても良いかもなんて思っていたりしますし、逆に言えば、光学ファインダーならではの良さがあることが、ミラーレスがどんどん発展していっても一眼レフを選ぶ理由だと思います。

なので、ミラーレスにするか一眼レフにするか迷ったら、まずお店で実機を触ってみるのが一番の近道だと思います(*’▽’)
小型軽量化による操作性のデメリット

ミラーレスはボディが小さい分、どうしてもボタンの数が少なくなってしまうので、一眼レフのように『このボタンとこのボタンを同時押しでこの設定を変更』みたいに直感的な操作はしにくい面があります。

また、あまり小さすぎても今度はカメラが構えにくくなることもありますし、ボタンが小さいと押しにくかったり、操作しづらく感じてしまうことも。カメラは小さければ小さいほど良いというわけでもないんですね。難しい…。
バッテリーの持ち

ミラーレスと一眼レフの両方を使ってみましたが、バッテリーの持ちはかなり違いを感じます。

一眼レフとは異なり、ミラーレスは常に液晶画面を用いて撮影することになるため、バッテリーの消耗はかなり激しいです。

OLYMPUSのミラーレス一台で撮っていた頃は、旅行など一日中撮る場合、カメラに入れているものとは別に予備バッテリーを2つ持ち歩くようにしていましたし、絶対に途中でバッテリー交換していました。

新機種が出るたびにバッテリー性能もどんどん改良されているようには思うんですが、どうしても仕様上バッテリーの消耗は避けられません。ただ、一眼レフであっても旅行などの時は予備を一つ持っていないと不安なので、そこまで大きな差はないようにも思います(*’▽’)
レンズのバリエーションは現段階では一眼レフの方が多い
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そして最後にレンズの選択肢

どんどん新しいカメラやレンズが発売され、ぐんぐん成長しているミラーレス市場。ただ、今の段階では一眼レフの方がそのバリエーションは豊富です。

写真をもっと楽しく、もっと快適に撮るためにはレンズはすごく大切。レンズを変えると写真はガラッと変わりますし、交換レンズが豊富なことに越したことはありません。


特にCanonやNikonなどの一眼レフの場合、ミラーレスよりも歴史が長い分、色んなレンズが発売されていることに加え、タムロンやシグマといった純正メーカー以外が作るレンズも使えることが多いため、より選択肢が多いんですね。

ただ、ミラーレスでも一通り必要なレンズのラインナップは揃っているメーカーがほとんどなので、様々なレンズで写真を楽しむことができますし、これからさらに新しいレンズが発売されたらこの点における一眼レフとミラーレスの差は無くなっているかもしれませんね(*’▽’)
おわりに
私自身最初のカメラ選びは本当に右も左もわからなくて、色々勘違いしていた部分もあったことに後になって気がついたので、今回こうしてまとめてみました。

この記事がみなさんのカメラ選びの少しでもヒントになれば幸いです(*’▽’)

最後まで読んでいただきありがとうございました!