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ホテル雅叙園東京『和のあかり×百段階段2021』を撮ってきた話

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突然ですが、『目黒』と聞いて真っ先に思い浮かぶものは何でしょうか。目黒川の桜ですか?それともラーメン二郎ですか?私は雅叙園の百段階段です。

今回のお目当ては、毎年夏に開催されている『和のあかり』という企画展。浴衣での撮影プランや、ゆっくり撮影したい人向けのスペシャルチケットが販売されているくらい、写真映えへのこだわりが前面に出されているイベントです。

そこまで『映え』をアピールされると、こちらも思いっきり『映え写真』を撮らねば無作法というもの。新しくお迎えしたα7Ⅲと一緒に日本の美を撮ってきました。

目次

ホテル雅叙園東京『和のあかり×百段階段2021』

目黒駅から急な坂を下ること5分、都心の一頭地とは思えない広さを誇るホテル雅叙園に到着。

百段階段に向かう通路が既にシャレオツでテンションが上がってきます。ちなみに靴を脱いでの見学になりますので、靴下は履いていきましょう。

というわけで、ここからが百段階段です。実際は99段しかないのですが、その理由は『昔は数が多いものは全て百と言っていたから』とか『奇数が陽数で縁起が良いから』とか『発展の願いを込めてあえて99で未完にした』とか諸説あるそう。

途中にある部屋の展示を巡りながら、階段を上っていきます。

こういう展示って少し控えめから始めて徐々に派手にしていく構成が多いと思うのですが、最初の部屋からこれです。

文化財らしい厳かな美しさの天井と、近代的なポップさがありながら和の繊細さも持つ光の演出。部屋全体がアート作品と言っても過言ではないくらい、カッコいい空間です。

ワクワクしながら次の部屋に進むと、そこには私がこの企画展を知るきっかけになった空間が。

天井だけでなく壁・柱にまで豪華絢爛な装飾が施された部屋のインパクトに負けないくらい、ダイナミックな展示。

写真映えをしっかり計算してライティングされているのか、電子ファインダーを覗いた瞬間の感動が凄まじくて。家電量販店のめちゃくちゃ大きい液晶テレビに表示されている解像感マシマシのデモ映像みたいでした(伝われ)

アップで撮ると金色の面積が広くなってさらに華やか。

この日は新調したばかりのSIGMA 28-70mm F2.8 DG DNの本格デビューの日でもあったのですが、この遅筆の私が早くレビュー記事を書きたくなったくらい良い写りで。展示とレンズの2つにテンションが上がり、同じような写真を何枚も何枚も撮ってしまっていました。

こちらは『紙のあかり』のお部屋。

ランプは勿論、その下に敷かれているクロスまで全て和紙で出来ています。和紙が重なって少し暗く見えるあたりがクレーターにも見えて、お月さまのよう。

『このガラス、つるんとしてて美味しそう』と感想を述べたら、夫氏が若干引いていました。

※この先の写真、集合体がダメな方はちょっと苦手かもしれません。読み飛ばしていただくか、ブラウザバックいただくなど自衛をお願いいたします。念のため。

さて、ここまでは『光』の美しさを楽しむ展示でしたが、ここは『影』を愛でる空間。

正直今まで影に対して『美しい・綺麗』と感じた経験がほとんどなかったのですが、この日はじめて私の中で『影フェチ』が目覚めた気がしました。

見方によっては少し不気味というか怖い感じもするのですが、ランプにあかりを点けた時に影がどう見えるか計算し尽くして生み出された繊細さはただただ感動モノです。

入場前は気付かなかったのですが、エレベーター下り口にもこんな美しい影を愛でるランプがありました。

過去写真を見るに百段階段内の中に配置されていたこともあったようです。少し高い位置に飾られていたのですが、真上から見ると影が花のように見えてさらに美しそうです。

なんだかレースの刺繍を見ているみたい。最初から最後まで色んなあかりに癒やされる、素敵な時間を過ごせました。

おわりに

展示エリアは決して広くないのですが、気付けば1時間ちょっと滞在していたくらい満足度の高い企画展でした。毎年内容が変わるそうなので、来年以降も追いかけたいなと思います(*’▽’)

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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