今年もこの言葉を口にする季節がやってきました。せーの、紅葉を見にいこうよう。
というわけで、関西にいる頃からいつかは行ってみたいと思っていた秋の栃木・日光にGoでToしてトラべってきました。
久々のがっつり写活だったのですが、思っていた以上に撮れ高に恵まれたので、スポット別に写真を載せていこうと思います。
なお、今回見頃と撮影時期を見極めるのに結構苦労したので、10/22-10/24で行った際の見頃メモも最後に書き留めておきます(*’▽’)
【10月下旬】栃木・日光で秋の絶景を満喫してきた!
英国大使館別荘記念公園
最初の写真がいろは坂とか中禅寺湖とか、『THE・日光』な感じの写真じゃなくてアレなのですが、今回の紅葉巡りを振り返ってとても印象的だったのがこの英国大使館別荘記念公園。
今回は2泊3日で行ってきたのですが、雨女の本領を発揮しすぎて1日目は大雨。
せっかくなのにとしょんぼりしかけていたのですが、建物と絡めるなら雨でもむしろ楽しめるんじゃないかと思い、行ってきたところこれが大当たりで。
雨に濡れた紅葉はいつもより赤く濃く、そして色っぽく感じられて。
彩度を上げて盛っているのではなく、肉眼で見てもこんな色で、本当に綺麗でした。
雨に濡れる石畳って素敵ですよね。
平日かつ雨ということで人も全然いなくて、雨に濡れた草木の香りとひんやりとした空気と静けさの中、紅葉を満喫する。今までにない秋の楽しみ方を見つけられました。
イタリア大使館別荘記念公園
英国大使館別荘記念公園からさらに歩くこと約10分、イタリア大使館別荘記念公園にも足を運んできました。
こちらは黄色く染まるタイプの紅葉。小学校にあるような石油ストーブが置かれていて、初めてきたのにどこか懐かしさを感じられる場所でした。
いろは坂(黒髪平展望台)
というわけで、ここからは定番中の定番。1日目雨が降り切ったのか、2日目以降は晴れてくれました。やったぜ。
『紅葉シーズンのいろは坂の混雑はヤバイ』と聞いていたので、混雑回避のため朝5時にはホテルを出発・6時手前からいろは坂を上がりはじめるというタイムテーブルで動いていたのですが、それでも結構混んでいたので本当に驚きました。
ちなみにこの写真の撮影時間は7:30。朝日に照らされて浮かび上がる山並みの陰影が本当に綺麗でした。
湯滝
華厳の滝・竜頭の滝・霧降の滝などなど、日光には紅葉と一緒に楽しめる滝スポットがたくさんありますが、私が一番楽しみにしていたのがこの湯滝。
写真だと伝わらないと思うのですが、想像の3倍くらい大きくてただただ圧倒されました。
湯滝周辺のハイキングコースもとても綺麗で、階段にヒィヒィ言いながら、綺麗綺麗とシャッターをパシャパシャ言わせてました。
湯滝のすぐ近くにある売店で食べた鮎の塩焼きがとても美味しかったです(*’▽’)
中禅寺湖展望台
中禅寺湖、上から見るか下から見るか。私は上から派です。
展望台すぐ手前に木々が生い茂っているので、撮影は少し難しいように感じましたが、ここからの景色は写真より肉眼で見た方が綺麗でした。
半月山駐車場
ゆるカメライフ一押しのスポット・半月山駐車場。気に入りすぎて2日連続行きました。
連なる山々と、秋色に染まる木々。身近では絶対に見ることのできない、ダイナミックでドラマチックな秋の絶景が目の前に広がっていました。
さっきの写真は2回目に訪れた時に撮ったものなのですが、実は大雨だった1日目にもロケハンとして来てまして。
ただ、標高が高いので当たり前に一面霧だらけ。…と思いきや…
なんと私たちが車を降りた瞬間だけ、雲間から秋色の山肌が姿を見せてくれました。
その間なんと7分。7分後に撮ったのが、さっきの真っ白な写真です。
実は今回の写活遠征の前、写真へのモチベーションが消え失せていて。
色々バタバタしていて、ここ1年くらいまともに撮りに行けなかったんですが、その間に皆めっちゃ上手くなってるし、自分は前以上に下手になった気すらするし、久々カメラ持ったら重すぎてやんなっちゃうし。
この前から記事やらTwitterやらで話している機材軽量化計画も、きっかけはカメラを変えればモチベ復活するかなと思ったからでした。
でも、写真をやってなかったら、こんな大雨の中絶対こんな場所来なかった。
今までも写真という趣味のおかげで出会えた景色がたくさんありましたが、この一瞬を目にしたとき、まだ見てない景色がいっぱいあるんだなと思ったと同時に、私はまだまだ写真楽しめると確信しました。
夕日に照らされているのもすっごく素敵。こういうのが撮りたかったんですよ。
なお、この時期の日の入りは17時前ですが、ここに行くまでの道路・中禅寺湖スカイラインのゲートが17時に閉まってしまうので、夕暮れ〜マジックアワーを狙いたい場合は注意が必要です。
金精峠手前の駐車場
3日目のはじまりは朝活から。
金精峠で日の出を狙おうかと考えていたのですが、行ってみると終わりかけで、かつ三脚が安全に立てられる場所が確保できなさそうだったため、金精峠手前にある駐車場で撮影しました。
ゴーストが盛大に入ってしまったのですが、これはこれで雰囲気があるので気に入ってます。
川俣ダム
これまたゆるカメライフ一押しポイント。撮影スポットを探しの段階から心惹かれていた川俣ダムです。
ダムに架かる『渡らっしゃい吊り橋』と断崖絶壁を彩る紅葉のコラボレーションが、私のツボにドストライク。
せっかくなので縦構図も。縦構図はいいぞ。
できる限り人が少ない時間に撮りたかったので、ゲートが開く9時に入りました。
ちなみにこの橋までの道のりは階段が400段あり、アップダウンがかなり激しいので注意しましょう。なめてかかった私は翌日筋肉痛で沈ヴォツしました。
画面奥に写り込んだお兄さんはレタッチで消そうかなと思っていたのですが、残しておいた方が橋と崖の大きさが伝わる気がしています。どうでしょう(*’▽’)
吊り橋下に広がるのは、モンスターハンターのフィールドにありそうな景色。ちなみに、私の好きだった武器はチャージアックスです。
人工物と自然のコラボレーションってなんだか萌えますね。
『ダム萌え』という新しい世界を切り拓いたところで、帰り道の混雑を避けるべく、お昼過ぎに栃木県を後にしました。たのしかったー!
私が行った時の各スポットの色づき具合
広くまた標高差があるので、スポットを限定しなければ10月上旬から11月下旬まで秋の風景を楽しめる日光エリア。
ただ、私の場合は10月に秋を感じたかった、かつ撮りたいスポットが決まっていて、加えて住んでいるのが神奈川なので宿泊が必須。
休み取得の都合上、前もって日にちを決めておかなければならなかったので、いつにするか本当に悩みに悩みました。
旅行サイトだと『例年の見頃:10月中旬〜下旬』とふわっとした表現になっていて決めづらかったので、Twitterでスポット名と『見頃・もう少し』などのワードで検索し、1,2年前のツイートから見頃を推測するという方法を採りました。
ぶっちゃけ結構めんどくさかったので、ここに書いて需要があるかは分からないのですが、今回私が実際に行った2020年10月22日から24日の色づき情報をまとめておこうと思います。でん!
- 日光東照宮:青葉
- 英国大使館別荘記念公園:見頃手前
- イタリア大使館別荘記念公園:見事
- 竜頭の滝:散り
- 湯滝:見頃〜やや散り始め
- 霧降の滝:色づき始め
- 華厳の滝:色づき始め
- 中禅寺湖展望台:ほぼ見頃
- 中禅寺湖:ほぼ見頃
- 金精峠:散り始め
- いろは坂:ほぼ見頃
- 半月山駐車場:見頃
- 川俣ダム:見頃
- 戦場ヶ原:見頃〜散り始め
私は散りはじめより少し緑が残っているくらいの方が好みのため、一般的な『見頃』の基準より少し早いかもしれません。参考程度にご活用いただければと思います。
ちなみに、明智平駐車場は入り口前の渋滞が朝8時の時点で凄かったので諦めました。
撮れ高が比較的多かったので、写真として惜しかったスポットは載せなかったのですが、結構回りましたね(*’▽’)秋をたっぷり摂取できて大満足です!
おわりに
『今年の秋は日光に行く』に話したら、友人たちから『本気で混むから覚悟しときなよw』と言われたのですが、実際行ってみて、私も今後友人と同じ返しをすると思います。
でも、それと同時に混雑を覚悟してでも行く価値があると心から感じて。またそう遠くないうちに、時期をずらして別のスポットも行ってみたいです(*’▽’)
最後まで読んでいただきありがとうございました!