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雨や水を味方に!カメラの防水対策を全部まとめてみる

一眼の水対策・雨対策を全部まとめてみる

雨や水はカメラの大敵。でも、だからこそ撮れる写真がある。そんな一枚を追い求める時に考えなければならないのが水対策です。

というわけで!今回は毎年夏のディズニーでウォーターイベントを撮っている私の目線で、カメラの防塵防滴の基本から、レインカバーはじめ具体的な対策方法まで全部まとめてみたいと思います(*’▽’)

目次

一眼の水対策・雨対策を全部まとめてみる【ディズニー夏イベにも】

防塵・防滴・防水ってどういう意味?

対策を考える前に、まずは敵を知る。つまり用語の意味をしっかりと整理しておきましょう。

  • 防塵:チリやホコリが入ることを防ぐこと
  • 防滴:カメラを水から守ること
  • 防水:カメラを水から守ること

ここで気になるのが防滴と防水の違いについて。上の説明だと同じような意味にも見えますが、実はちゃんと違いがあります。

防滴と防水の違いはJIS規格という数字が基準になっていて、0から8という数字でランク付けされています。そのうち1-3が防滴・4-8が防水。…と言われてもピンとこないと思うんですが、簡単に言うとこんな感じ。

  • 防水:全方向からの水の攻撃に耐えられる
  • 防滴:一方向からの水の攻撃には耐えられる

『防水』であれば、水中などでカメラがまるっと水に入っても大丈夫。対して『防滴』は、空から一方向に降ってくる雨程度なら問題ないというイメージ。

つまり、『防塵防滴』と書かれているボディやレンズは、どんな水攻撃にさらされても平気というわけではないということを覚えておきましょう。

自作?市販?レインカバーは何を使えば良い?

防塵防滴でないカメラを使っている場合はもちろん、防塵防滴仕様のカメラを使っていても、激しい雨や水を伴う場面での撮影ではカメラの水対策は必須。

例えば私が毎年撮っている、夏のディズニーのウォーターイベント。どれくらい水がかかるのか、わかりやすい参考写真をご覧いただきましょう。

こんな感じ。ゲリラ豪雨かな?

ここまで激しい水攻撃の場にカメラを持っていくなという話なんですが、そうは言われても持っていきたいのがオトメゴコロってやつなんです。

というわけで、ここからは具体的なカメラの水対策について考えていきましょう。

対策①レジ袋でレインカバーを自作する

DSC_6116

最も安くて手軽なのが、レジ袋などでレインカバーを自作する方法。

先に断っておくと、この方法は急な雨など応急措置的な対策としては有用ですが、ウォーターイベントなど最初からズブ濡れになることが分かっている場面ではお勧めしません。あくまで自己責任でお願いします。

まず、カメラが収まる大きさのビニール袋を用意し、上写真の赤い線で示している感じで切り取ります。この時少し小さめに切り取るのがコツです。

レンズフードを外し、カメラを袋の中に入れて、切り取った穴を少しずつ広げながらレンズの先が数mm出るくらいまでレンズを差し込みます。

レンズとカバーの間に隙間があると、そこから水が侵入してしまうので、レンズの太さにぴったり合わせるために『小さく切って少しずつ広げるのがコツ』というわけです。

必要に応じてレンズと袋をゴムや防水テープなどで固定し、最後にレンズフードを装着すれば完成です。

DSC_6120

裏から見るとこんな感じ。

このお手軽レジ袋カバーの場合、ファインダーやモニターを使って撮影するためには上の写真のように袋をめくり上げることになるので、水の浸入を完全に防ぐことはできません。

また、袋が小さいと、本体やズームリングなどの操作がしづらくなるので、一回り大きめの袋を使うと良いと思います(*’▽’)

対策②市販のレインカバーを使う

確実かつ快適にカメラを水から守れるアイテムが、市販のカメラ用レインカバー。定期的に雨の中で撮影する機会があるのであれば、一枚買っておいた方が無難です。

レインカバーにはビニール製と布製があり、どちらも使ったことがあるので、それぞれのメリット・デメリットを書き出してみます。

ビニール製

私が初めて使ったレインカバーは、エツミのビニール製カバーでした。

ビニール製のメリットは、値段が安く、畳むとコンパクトになること。万が一の雨に備えてカメラバッグに忍ばせておくのに適しています。

デメリットは、ビニールには伸縮性や柔軟性がないため、ゴワゴワして操作がしづらいこと。

またすぐ後に述べますが、布製とは異なり、機材の大きさに応じてカバーを微調整するのが難しいのも、操作性の意味ではマイナスです。

布製

布製のメリットは、まずビニールに比べてカバーを装着した状態での操作がしやすいこと。

また、レンズがズレないように固定ベルトが付いていたり、カバーを伸縮させて色んなレンズに対応できるなど、機能性が優れたカバーがあるのも布製のメリットです。ビニールに比べて破れる心配も少ないので、長く使えるのもいいですね。

デメリットは、ビニール製に比べて高いこと。ビニール製は1000円〜1500円でしたが、布製は3000円以上するものがほとんどです。

おすすめのレインカバーは?

レインカバーを繰り返し使う可能性がありそうな方は布製、滅多に使わない・お守り代わりにカメラバッグに入れておきたいという方はビニール製が私の個人的なおすすめです。

どちらかというと、レインカバーは素材よりもサイズ感の方が大切だと感じていて。

大きすぎたり小さすぎたりすると操作性が悪くなりますし、大きすぎると隙間から水が浸入してしまう可能性があります。よく『大は小を兼ねる』なんて言いますが、レインカバーに関してはそうとも言えないんですね。

私は今Nikon純正の布製レインカバーを使っているんですが、大きすぎて水が入ってこないか心配になることもたまにあって。

今選び直すとしたら、余ったカバーをしまえたりレンズ口を紐で絞れたりと、様々な大きさの機材に対応できるベルボンのレインカバーを買うと思います。

レインカバー以外の対策も忘れずに

カメラの水対策はレインカバーだけでなくレンズ前面の水対策も大切。

レンズ前面に水滴が付いてしまうと、写真のクオリティに影響するだけでなく、レンズの故障の原因にもなりかねないので、この部分もしっかり対策しましょう。

レンズフード

フレアやゴーストを防いだり、万が一カメラを落下させてしまった時にダメージを和らげる役割も持つレンズフード。実はこれ雨よけにもなるんです。

レンズフードの使用を前提とした作りのレインカバーも多いので、カメラの水対策においては必ず着けるようにしましょう。

プロテクター着けるか着けないか問題

レンズフードは雨避けとしてある程度効果がありますが、レンズ表面に水滴が付くことを100%防いでくれるわけではありません。

水滴が付いてしまった場合、表面を直接拭くのはキズの原因になるので避けたいもの。

じゃあプロテクターを着ければ解決するかというとそうでもなくて。というのも、レインカバーに大量の冷たい水がかかると、レンズとの温度差でプロテクターが曇ってしまうことがあるんです。

特に私が撮りたいと考えているディズニーの散水ショーの場合、気温が高い中で冷たい水がじゃんじゃんレインカバーにかかるので、しょっちゅうプロテクターが曇ります。

一度曇ってしまうと写真が白っぽくなったり、ピントやAFが合わなくなり、レンズそのものの故障の原因になる可能性も否定できません。

このあたりはかなり悩ましいのですが、今は長さのあるフードを使う場合はプロテクターを外す・短いフードのレンズを使う場合は装着しています。

フードが長ければ、レンズ前面まで水滴が飛んでくる可能性が多少下がるので、曇らないことを優先。そうでない場合は、表面の水濡れリスク低減を優先しています。

ちなみにプロテクターに曇り止めを塗ると良いという情報もあるので、安価なプロテクタで試してみるのもアリかもしれません。なお、ディズニーの散水ショーの撮影においては、水が真正面から来そうになったらレンズを下に向けて、できる限りレンズ前面に水がつかないように心がけています。

レインカバー内の湿気にご用心!

最後にもう一つ忘れてはならないのが、レインカバー内の湿気問題

今まで何度もレインカバーを使って撮影してきましたが、撮影が終わった頃にはカバー内の湿度はいつもとんでもないことになっています。

ただ、カメラは湿気に非常に弱いもの。私たちが普段生活している部屋の湿気ですらカビリスクがあるのに、レインカバー内部の湿気にダメージを受けないはずがありません。

レインカバーで水濡れ対策をしても、湿度の高いカバーに長時間入れていたら意味がないので、撮影が終わったら長時間放置せず、すぐにカメラをカバーから出してあげるようにしましょう。

ディズニーの散水ショー撮影では、ショーが始まるずっと前からレインカバーに密封するのは避け、開始直前に装着するのがベターです。

また、帰宅後すぐにカメラをドライボックスにしまうこと・乾燥剤の期限が切れていないかのチェックも忘れずに(*’▽’)

おわりに

色々紹介してきましたが、カメラの防塵防滴性能やレインカバー等は100%カメラを水から守れるというものではないので、細心の注意を払いましょうね(*’▽’)

この記事がみなさんのカメラライフにとって少しでもヒントになれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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