撮影とディズニーのショーパレードで四季の移ろいを把握してきた人間なので、この状況下になってから本当に季節感がなくなりました。このブログも約3ヶ月ぶりの更新ですよ、ご無沙汰してます。
さて、そんなこんなで気付けば6月ということで、紫陽花を撮りに鎌倉に行ってまいりました。
カメラ片手に鎌倉であじさい散歩
明月院
まずは、『鎌倉のあじさいといえばここ』と言っても過言ではない明月院へ。
2021年は密を避けるため、開門は平日のみ。とはいえ、日本有数の名所なので、混雑を予想して開門時刻の30分前に到着したのですが、既に6,7組待機されていました。
境内に一歩足を踏み入れると、目の前に広がるのは一面に咲き誇る青。
『明月院ブルー』と呼ばれるくらい、明月院の紫陽花の青色はとにかく美しいと聞いていましたが、想像を超える美しさ。深く濃く、それでいて暗さのない澄み切った青といったところでしょうか。
ちなみにこの階段は普通に人が通ります。極力他の方の邪魔にならず、かつ人がいない状態で落ち着いて撮りたい方は開門30分前には到着しておくのが無難な気がします。
完成された色だからか、地味にレタッチに苦戦した明月院ブルー。ここ半年くらいで一番レタッチで手を加えなかったような気がします。でも良い被写体ってそんなもんですよね。
手前味噌でアレですが、以前作ったLightroomプリセットの『BlueGreen』がドンピシャで、これ作った人天才だな〜と思いました。…というのは調子に乗りすぎですが、Lightroomでぱぱっと微調整するだけで写真が完成するくらい、本当にどこを撮っても絵になる素敵な場所でした。
長谷寺
次に向かったのは、これまた鎌倉のあじさい名所の代表格・長谷寺。
来るまで知らなかったのですが、結構な階段を昇ることになるので女性はヒールは避けた方が無難だと思います。下調べを一切していなかった私は無事沈没しました。
息を切らしながら階段を登った先で目に入るのは、山肌全体に咲き誇る色とりどりの紫陽花。
その数なんと40種類・2500株とのことで、お寺の敷地内とは思えない、群生地に迷い込んだような景色が広がります。
『鎌倉 あじさい』で検索すると必ず出てくる定番構図でも1枚。これだけ数が多いと早咲き遅咲きで開花具合・色づき具合に差が出てしまうので、写真にする見たままの美しさが上手く再現できないのがもどかしい。。
ちなみに私が到着したのは10:30過ぎだったのですが、平日にも関わらず撮影で少し立ち止まるのすらを躊躇するくらい賑わっていました。あじさいシーズンの鎌倉おそるべし。
下から見上げる構図だと『山肌全体に紫陽花が咲き誇っている』のがよく分かります。
緑と色とりどりの紫陽花に、普段コンクリートジャングルで生活している身も心もがすっかり癒やされました。次は朝早い時間にゆっくり花を愛でたいなあ。
一条恵観山荘
お昼を食べた後、鎌倉駅からバスに乗り込み向かったのは一条恵観山荘。
前もって行くと決めていた明月院と長谷寺とは異なり、ここは当日急に思い立って訪れた場所なのですが、結果一番のお気に入りスポットになりました。
一条恵観山荘の見どころは、丁寧に整えられた庭園と、季節の花で満たされた花手水(はなちょうず)。これがもう本当に素敵で素敵で。
上の花手水を見たとき、一瞬造花と間違えてしまいました。ずっと見ていられます。
季節の花の華やかさ、センスの良さ、手入れの丁寧さ…どれかひとつでも欠けたら成り立たない美しさだからこそ、ここまで心惹かれるのかもしれません。いやもう本当にずっと見ていられる(二回目)
花手水だけでなく、庭園全体も本当に美しくて。
川のせせらぎを聞きながら、ベンチに腰掛けてぼーっとする時間がこんなにも癒やされるなんて、私も大人になったなあと思います。
入り口の門の隣にあった花手水も見事。
次鎌倉に来る機会があったら必ず訪れたいと思ったくらい、本当に素敵な場所でした。
おわりに
ということで、インスタでよく見る紫陽花花手水の王道・鶴岡八幡宮に行くのを忘れたまま帰ってきてしまいましたが、まあそれだけ充実していたということで。
むしろ再訪する口実が出来てよかったと感じてしまうくらい、本当に楽しいあじさい散歩になりました。次は雨の日に来たいなあ(*’▽’)
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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