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オールドレンズで撮る川越氷川神社の縁むすび風鈴

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どうもこんにちは、この夏の電気代が怖すぎて請求額を見ないことにした人です。知らない方がいいこともあるのよ、たぶん。

基本屋内に引きこもっているのですが、一回くらいは外でうんと夏を感じたいなということで、以前から気になっていた埼玉県川越市の川越氷川神社 縁むすび風鈴を見に行ってきました。

最近オールドレンズがマイブームでして、この日は購入したばかりのFUJINON 55mm F2.2メインで撮ってみました。

オールドレンズで撮る川越氷川神社の縁むすび風鈴

いきなりバリバリ現代レンズ(24-70mm F4)の写真ですみません。こちらが川越氷川神社の風鈴トンネルの入口です。

青空に映えるカラフルな風鈴と緑のコントラストは肉眼で見ても十分美しかったのですが、オールドレンズを着けてファインダーを覗くと…

木漏れ日がキラキラボケる幻想的な世界が。そう、こういうのが撮りたかったんですよ。

落ち着いた色味、ピント面の描写もゆるやか。光が差し込むとフレアで写真が白くなる。夏の暑さの中で肉眼で見る景色って、眩しくて視界が白っぽく淡く見えることもあるじゃないですか。そういう「夏の空気感」が再現されている気がします。

相変わらずレタッチ面倒くさいマンなので、今回も以前作ったプリセットを活用しながらサクサク仕上げました。

BlueGreenをベースに、①緑の彩度を0にして②不自然にならないよう緑の色相を調整して③風鈴と緑が映えるように柵の色=オレンジ・イエローの彩度と色相を調整、みたいな感じです。(設定や機材によって異なるかもしれないので参考程度に)

今回感じた「風鈴を撮るときのポイント」

風鈴撮影はこれで二回目で、前回のおふさ観音風鈴まつりの際も思っていたよりも苦戦したのですが、今回改めて風鈴撮影って結構難しいなと思いました。

ただ撮るなら簡単ですが「いい感じに撮る」にはいくつかポイントがあると個人的に感じていて。青空や緑を背景にする・明るいレンズで玉ボケを作るという初歩的なことに加え、以下のことも意識した方がいいかなというのが持論です。

  1. 太陽の光があること
  2. 風鈴が風にあおられていること
  3. 前ボケはちゃんと「考える」こと

まず①②について。風鈴がなぜ「涼しげ」に感じられるかを考えてみると、私は

  • ガラスの透明感が、水のような冷たさを連想させるから
  • 風鈴が音を鳴らす=風が吹いて涼しい時だと覚えているから

だと思っています。

上の写真は太陽が雲で遮られ、無風の時に撮ったもの。被写体が可愛いのでこれも全く悪くないのですが、「涼しさ」を感じられるかと聞かれると個人的にはNOです。

また、風がないと動きがなく「ただ吊るされているだけ」に見えてしまうのも気になるところ。できれば風が吹いている時を狙いたいところです。その時は被写体ブレには気を付けて、日陰で撮る場合は必要に応じてISOを上げましょう。

③の「前ボケはちゃんと考える」とは、主に短冊のこと。

前ボケを作ることで写真に奥行きが出るのですが、短冊だけを大きく前ボケさせてしまうとちょっと微妙かなと感じる場面が多かったです。特に川越氷川神社の場合短冊が木製なので、暗く写ってしまうのも理由のひとつのような気がします。

個人的には、前ボケを作る場合短冊だけでなく「外見(そとみ)」と呼ばれるガラス部分まで意識的に写すと良いのかなと感じました。短冊がドンと写り込んでいるように感じさせず、かつ風鈴が密度高く並べられているのが明確に分かるからです。

これらはあくまでも個人的な意見ですが、撮り方に迷われた際は参考にしてみてください。

おわりに

夏らしさとオールドレンズの深い沼の気配を感じられたひとときでした。お盆明けるか明けないかのギリギリのタイミングだったこともあり休業中のお店が多かったので、次川越に来る機会があればお盆を外して鰻を食べに行きたいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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