夏といえば欠かせない花火。
お酒と屋台飯片手に楽しむもよし、浴衣を着て楽しむもよし、写真撮影に勤しむもよし。
写真を始めて1年経ったものの、実はちゃんと花火を撮ったことが無かった私。というわけで今年はみなとこうべ海上花火大会を撮りに行ってみました(*’▽’)
みなとこうべ花火大会を撮ってきた!
向かうはポーアイしおさい公園
みなとこうべ海上花火大会は、その名の通り海上で行われるため、打ち上げ場所の周りにかなり多くの観賞場所があるんですが、私たちが向かったポーアイしおさい公園でのみ三脚の使用が認められています。
三脚可能エリアはしおさい公園内に2箇所設けられているということで、浴衣はあきらめて三脚とレンズ片手に会場へ向かいました。
ポツポツ雨が降ったり、分厚い雲がギリギリまで覆い、なんとも不安になる空模様だったこの日。なんとなく夕焼けも穏やかじゃない印象でした。
夏の神戸の空に花開く!
夕焼けを見ながら空模様を心配して、カメラの設定が上手くいくか心配して…とそわそわしてるうちにあっという間に時間は19:30に。
いよいよ、2016年のみなとこうべ海上花火大会が始まります。
夏の神戸の空に、色とりどりの光の花が咲き始めました。
ポートタワーの前と、オリエンタルホテルの前の2箇所から次々と打ち上げられます。
ポートタワーなどの神戸のシンボルは花火大会開始後10分間だけは点灯されていますが、それ以降は消灯されていました。
ポートタワーなどと絡めた『神戸らしい花火写真』を狙うのであれば、比較明合成か最初の10分間に賭ける必要があります。
花火撮影初心者にとって最大の難関が、『大きな一発が来る!』と分かった時に咄嗟に画角を変えること。
この1枚もあっさりフレームアウトしてしまいました(´・ω・)
お、ちょっとコツ掴めてきたかもしれない(*’▽’)
やっぱり左右両方から打ち上げられている方が、構図としてはいい出来になるように思います。
大輪をしっかり収めることが出来て、すっかり花火撮影に慣れてきたんですが、もう今年のみなとこうべ花火もクライマックスに突入します。
光の花が神戸の空を埋め尽くす。
シャッターを押すのを忘れそうになるほど、幻想的で迫力満点の花火。神戸が誇る夏の光の祭典に、心奪われるひと時。
最後はこれでもかと連発して2016年のみなとこうべ海上花火大会は終わりを迎えました。
感想:ポーアイしおさい公園は観賞場所としてどうだった?
最後に今回撮影したポーアイしおさい公園についての感想を書き留めておこうと思います。
来年以降撮影を考える方の少しでも参考になれば幸いです(*’▽’)
さて、海の周りだと唯一三脚の使用が認められているしおさい公園。
エリア内には段差があり、その段差を利用することで、前の人の頭の写り込みを避けることが可能です。
ただ、エリアが比較的広いとはいえ、3段4列の各列最前でないとまともに撮ることができないため、入れる人数は限られています。また、ポーアイしおさい公園では全域において14時以降の場所取りが禁止されている点にも注意が必要。
14時から5時間半炎天下で待てる自信がなかった軟弱な私たちは、現地に15:45くらいに到着。場所選び放題!というほどは空いていませんでしたが、場所の確保はスムーズにできました(*’▽’)
とはいっても、確実に良い場所を確保するには15時には着いておく必要がありそうです。
また、この場所で撮影するにあたっての注意点が2つ。
まず、この場所の正面には花火観覧のための船が数多く泊まっているため、かなり写真に写り込みます。赤いライトが軌跡として写り込んでしまうことが多々あり、気にする人にとってはネックかなと思います(;・∀・)
もう一点が、目線の高さです。先ほど『三脚可能エリアには段差がある』と書いたのですが、段差があっても1段上にある2列目以降に場所取りした場合、その目線のままでは1列目の人の頭が写り込んでしまいます。私は162cmですが、自分の目線のままだと完全に写真として成立しませんでした。
自身の頭の高さを著しく超える三脚は周りの迷惑になるかなと思う部分もありますが、自身の頭のてっぺんと同じ高さにカメラがセットできるくらいの、高さのある三脚の使用をオススメします。
おわりに
初めての花火撮影の割には、それなりにカタチになったかなぁと感じる2016年のみなとこうべ海上花火大会。
また機会があれば、花火撮影にリベンジしてみたいなと思います(*’▽’)
最後まで読んでいただきありがとうございました!