雨が続く今日この頃。湿気でジメジメ天気はグズグズ、お出かけしたいけれど行くところがない!
そんな時、私たちに救いの手を差し伸べてくれるのが、そう水族館です(*’▽’)
『NIFREL(ニフレル)』に行ってきた!
大阪府吹田市に昨年11月にオープンした新しい水族館、その名もNIFREL(ニフレル)。
海遊館が初めてプロデュースした水族館で、『生きているミュージアム』をテーマに、美術館のようなアートに満ち溢れた全く新しいタイプの水族館です。
ニフレル、に触れる。
ニフレルのコンセプトは『感性にふれる』。『~に触れる』から『ニフレル』という名前が付けられたんですね。
海遊館は大水槽を目の前に、まるで自分自身が海の中に入ったような感覚で生き物に近づくタイプのダイナミックな水族館。
それに対してこのニフレルは、水槽を生き物ごとに分けることでより人々が生き物を身近に触れることができ、それら水槽をアーティスティックに展示することで、感性で生き物に触れるよう工夫されているんですね。
例えば最近人気のチンアナゴ。今までの水族館だと水槽には普通の砂が用いられていたため、地中のチンアナゴがどんな風になっているのか見ることはできませんでしたが、ニフレルだと見られるんです。
ここは水族館なのか、それとも美術館なのか分からなくなるような、幻想的でおしゃれな空間。
私たちの感性を刺激してくる展示の数々が、よりその生き物への関心を引き付けているようにも感じられました。
WONDER MOMENTS
ニフレルにはたくさんの独創的な展示がありますが、私が訪れる前から気になっていたのがこの地球儀をモチーフとしたバルーンの展示。
帰ってきてから知ったのですが、『WONDER MOMENTS』というタイトルだそうで、自然現象の美しい瞬間を切り取り、映像と音楽によってそれを迫力満点に表現した光のアート。
生き物に触れ、次の部屋に進むと前触れもなく現れる直径5mの球体にビックリしつつも、その光のマジックにすっかり引き込まれた私たち。
映像と音楽は全部で16パターンあるそうなので、是非ゆっくり時間を取って見てみてくださいね(*’▽’)
ニフレルの特徴はこれらのアートな展示だけじゃありません。ニフレルはできる限り生き物に触れるため、柵を設けず鳥が放し飼いされているブースがあるんです。
この室内では普通に鳥がバッサバッサ飛んでいるため、部屋の前には『頭上のフンにご注意ください』の文字が。
上の写真の美しい鳥さんも、これを撮った後ものすごい勢いで羽ばたいていました。怖くて軽く悲鳴を上げたのは内緒です。
ペンギンも水槽はあるのですが高さがとても低くされているため、ガラス越しではなく直接見ることができます。これも海遊館にはなかった展示方法。
ちなみにニフレルの目玉はホワイトタイガーの展示なのですが、残念ながら見ることはできませんでした。一緒に来ていた彼さん曰く『2階の奥の方にいた』とのことだったのですが、それでもバッチリ姿を確認できるほどではなかったようで。残念(´・ω・`)
ニフレルの感想は?
元々水族館が好きな私。大水槽もいいけれど、こういった生き物との距離が近い展示もいいなぁと思いました。
ただ開業当時に一部で指摘されていた『水槽が小さくて生き物が少しかわいそう』の意味はなんとなく分かった気がします。海遊館の方が生き物が動く姿はよく見られるように感じられました(´・ω・`)
また、水族館の規模としてはそこまで大きくないように感じました。
この日私たちはニフレルの裏にある吹田スタジアムでサッカー観戦を控えていたので、2時間弱の滞在となったのですが、それでもゆっくり写真を撮って回ってもほとんど駆け足になることなく終わったので、1日潰せる場所とは言えない印象です。
とはいえニフレルはエキスポシティという大型商業施設の一つとして作られているため、水族館の後はショッピング…と周辺施設で別のことも楽しめそうですし、ちょうどいいボリュームかもしれませんね(*’▽’)
おわりに
展示は水族館っぽくないけれど、中身はしっかり水族館。そんな印象を受けました。
このバルーン展示『WONDER MOMENTS』を見れただけでも、吹田まで行った価値はあったなぁと思います。
もう少し梅雨が続きそうですが、お出かけ先に迷ったら是非候補に入れてほしい、そんなオススメできるスポットでした(*’▽’)
最後まで読んでいただきありがとうございました!
【NIFREL(ニフレル)】
営業時間:10:00~20:00
入場料:大人1900円・小中学生1000円・幼児600円