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軽くて使える超広角単焦点!AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G EDの魅力を語ってみる。

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超広角レンズでダイナミックな1枚を撮るのが好きで、単焦点レンズでキレキレの描写や背景ボケを楽しむのも大好きな私。そんな私のドストライクを突いてきたレンズが、AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G EDです。

超広角単焦点レンズと聞くとなんだか使い勝手が悪そうな印象を持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、実はすっごく使い勝手の良い優等生で、私の大のお気に入りな1本。

というわけで!今回は私が愛してやまないこのレンズの魅力を存分に語ってみたいと思います(*’▽’)作例マシマシでいきますよーう!

目次

AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G EDの魅力を語ってみる!

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AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G EDは重さが355gととってもコンパクトなレンズ。

超広角ですがレンズは出っ張っておらず、77mm径のフィルターを着けることができます。

私の相棒・Nikon D750に装着するとこんな感じ。ボディとのバランスもぴったりです。

実は私がこのレンズを買おうと思った最初のきっかけは、D5500で換算35mm前後で使える単焦点が欲しかったから。そしてフルサイズ移行後は超広角単焦点レンズとして大活躍してくれています。

この記事では、このレンズをD750で使った時と、D5500で撮った時のそれぞれの魅力についてあれこれ語っていきたいと思います(*’▽’)

D750で楽しむAF-S NIKKOR 20mmf/1.8G EDの世界

やっぱり単焦点はすごいと感じる描写

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標準ズームレンズとしてAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G EDを使っている私。

『単焦点並み』とも例えられることもある高い描写力が評判なんですが、そんなレンズを使っていてもやっぱり単焦点はすごいとはっきり感じるくらい、この20mm f/1.8はキレッキレの写りを魅せてくれます。

一見なんてことないようなシンプルな構図でも、なんとなく『それっぽく写る』というか。

このレンズで撮っていると、『私ちょっと写真上手くなった?』と錯覚してしまうほどです。

ナノクリスタルコートの恩恵がすごい

このレンズの高い描写力の秘密が、ナノクリスタルコートというニコン独自のレンズコーティング技術。

これによりゴースト・フレアの発生を抑えてクリアな1枚が撮影でき、またコントラストの高い豊かな階調表現が可能になるのだとか。このコーティングは、2016年12月現在32本のNIKKORレンズに採用されています。

そして肝心のナノクリスタルコートの効果なんですが、このレンズを使い始めてから強い光源を全く恐れなくなりました

上の写真のような街灯でガンガン照らされたジャンクションなんてフレア・ゴーストのオンパレードになってもおかしくないシチュエーションですが、このレンズだと全然出ないんですよね。

もちろんフレアやゴーストを完全に抑えられないときもあるんですが、このレンズで出るということはどんなレンズでも無理だろうなと思うくらいにはものすごく強い逆光耐性を持つレンズ。

ギラギラとした太陽を写すのが好きな私にとって、嬉しすぎるポイントです。

ちなみに、上の作例は私の標準レンズであるAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G EDで撮影したもの。

上の写真と先程までの作例を見比べると、いかに20mm f1.8が逆光に強いかがお分かりいただけるかと思います。24-70mmの逆光耐性も十分すぎるほど十分なんですけどね(*’▽’)

ここからはまたAF-S NIKKOR 20mm f/1.8G EDで撮影した写真に戻ります。

さっき『他のレンズとは一味違う透明感というか繊細な感じがする』と書いたんですが、私がそう感じるのもナノクリスタルコートの恩恵なのかなと思いますし、ニコンのカメラを使っていてよかったと思える1本です。

20mmがちょうどいい

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このレンズで一番気になるのは、20mm単焦点の使い勝手

超広角は使う場面を選ぶレンズという印象がありますし、ズームができないことから時に単焦点は不便であることも事実。

ゆえに、超広角単焦点なんていかにも使いにくそうな印象を受ける方も少なくないと思うんですが、20mmは広すぎない超広角としてめちゃくちゃ使い勝手が良いんです。

肉眼で見るよりも広いし、標準レンズよりもはるかに広い範囲が写せる。

でも広すぎなくて、被写体の存在感はしっかりと残せる。それが20mmのいいところだと思います。

D5500をメインで撮っていた頃、APS-C用超広角ズームレンズであるTAMRONの10-24mmを使っていたんですが、10mmで撮ると全てがとても小さく写ってしまって何が撮りたいのかわからない1枚になってしまうことも少なくなく、ちょっとズームして撮るということがよくありました。

超広角はとにかく広ければ良いというわけではありませんし、むしろがっつり広い画角がピタッとハマることの方が稀なような気もします。

写真に広さというインパクトを与えつつも、肉眼で見るのとはかけ離れているような広さではない。この『程よい広さ』が20mmの使い勝手の良さの理由だと思います。

しっかりボケる・しっかり寄れる

超広角レンズはあまりボケる印象がないと思うんですが、このレンズはすっごく綺麗にボケるんです。

また、最短撮影距離20mmとかなり寄れるレンズなので、片手にスマホを持って『iPhone越しの私の世界』みたいな女子力マシマシの写真もお手の物。

上の写真はf2.2で撮影したものなんですが、丸ボケもすごく綺麗です。

軽い・小さいはやっぱり正義

Nikon明るい超広角レンズといわれて真っ先に思いつくのが、いわゆる大三元レンズのひとつであるAF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED

これ以外にも、20mm f/1.8よりもより広い範囲を写せるレンズや、明るくてズームまでできるレンズもあるんですが、そのほとんどがかなり重いのがネック。

その点において、AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G EDは、明るい超広角でありながら抜群に軽くて小さい。このレンズの最大の魅力はやっぱりこのサイズ感だと思います。

『とりあえず持って行っとくか』と気軽に持ち出せる明るい超広角という唯一無二の存在で、その軽さ・小ささ・明るさには今まで何度も助けられてきました。

徒歩移動や旅行などでカメラを使うことがほとんどな私にとって軽くて小さいは最も大切なポイント。いくら良いレンズでも、持ち出してあげないと意味がありませんしね。

20mmの程よい広さ、期待を超える描写力、気軽に持ち運べるコンパクトさ。ニコンのフルサイズを使っていてよかったと思える1本だと感じます。

D5500で楽しむAF-S NIKKOR 20mm f/1.8G EDの世界

使い勝手の良い30mm

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さてさて、お次はAPS-CでAF-S NIKKOR 20mm f/1.8G EDを使ったときのお話。

APS-Cで使うと換算30mmになるこのレンズ。

30mmはちょうど人がボーっとしている時の視野と同じくらいの広さなので、目で見たままをそのまま切り取ることができます。

元々はニコンのAPS-C用単焦点レンズとして最もメジャーなAF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8Gを使っていたんですが、換算52.5mmがかなり狭く感じられていた私にとってはまさに理想の単焦点でした。

このレンズを手にするまでは『レンズなんてどれも似たようなものだろうし、写る範囲が変わるだけだろう』なんて思っていたんですが、初めて使ってみたときのあの感動は今でも忘れられません。

標準ズームレンズで撮った写真と写りがクオリティが全然違って、『レンズを変えると写真が変わる』ということを実感しました。

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50mm単焦点だと狭くて建物などを全て写すのが難しいことも多かったんですが、見たままを写せる換算30mmのこのレンズがあると、三脚が使えない場面での夜景撮影もグッと楽に

背景をボカすにしても、シャッタースピードを稼ぐにしても、やっぱり明るいは大正義ですからね。

フルサイズ対応なので、APS-C用と比べるとかなりお高いこのレンズ。

ただ、APS-C用レンズはもし将来的にフルサイズ移行すると使えなくなってしまいますが、このレンズはフルサイズ移行後も20mmの超広角単焦点として使えるので、『いつかはフルサイズ』と思われている方にとってはすごく良い選択肢

もちろん、フルサイズは今は考えていなくても、APS-Cで35mm近辺で使える単焦点をお探しの方にも自信を持っておすすめできる1本です(*’▽’)

おわりに

一見尖ったレンズのようにも見えるんですが、実際に使ってみると、ダイナミックな風景や夜景のみならず様々なシチュエーションで使える優等生

今ではこのレンズがないなんて考えられないくらい、私のカメラライフに欠かせない1本です。

拙い作例ではありましたが、少しでもこのレンズの魅力が伝われば幸いです(*’▽’)

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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