フルサイズ魚眼ならこれ!SIGMA 15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYEの魅力を語ってみる


普段写真を撮っていて楽しいけれど、何かもうひとつスパイスが欲しい。そんな時に選択肢として上がってくるのが魚眼レンズではないでしょうか。

今回は魚眼愛好家な私の相棒、SIGMA 15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYEの魅力を語ってみたいと思います(*’▽’)

SIGMA 15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYEの魅力を語ってみる!

安価なレンズとは思えないほどの描写力

私はNikon D750をメインで使っているんですが、Nikon純正の魚眼レンズ・Ai AF Fisheye-Nikkor 16mm 2.8D約9万円、円周・対角両方を楽しむことができる魚眼ズームレンズ・AF-S Fisheye NIKKOR 8-15mm f/3.5-4.5E ED約13万円とどれもお高め。

それに対し、約5万円で魚眼の世界を思いっきり楽しむことができるのが、このSIGMA 15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYEなんです。

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どうしても私の中で『安いレンズ=写りがイマイチ』みたいなイメージがあって、この魚眼レンズも『魚眼はそんなに使用頻度の高いものじゃないだろうし、純正じゃなくていいかな』というような考えでこのシグマのレンズを選びました。

そんな感じで写りには全く期待していなかったので、実際に手にしてみてその隅々までパキっと写る高い描写力に驚きました。

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ブログ用に圧縮しているので分かりにくいかもしれないんですが、すごく繊細な写りをしてくれるこのレンズ。

四隅が流れや描写の甘さなども特に感じられず、天井の細やかな彫刻をしっかりと写し取ってくれます。
逆光にかなり強い!

このレンズを使っていて一番驚いたのがカメラを太陽に向けた時

『純正の半額近いお値段で魚眼の世界に足を踏み入れられるから』という理由でこのレンズを選んだ私は、先に述べた通り描写力にも期待してなかったので、当然逆光耐性にも全く期待していませんでした。

だから、太陽にカメラを向けてもフレアやゴーストがほとんど出ず、綺麗な光条が写ったときはものすごく驚きました。


黄色い街灯が眩しく照らす夜の阿波座ジャンクション。

逆光耐性のないレンズで撮ろうとするとフレア・ゴーストのオンパレードになる可能性が著しく高いシチュエーションですが、目立ったフレアなどは見当たりません。


ギラギラと光る太陽を写した1枚が好きな私にとってはかなり嬉しい逆光耐性。

このレンズを使い始めてから太陽や強い光源を恐れなくなりましたし、表現の幅が広がったように感じます。何気ない1枚も太陽を入れると良いアクセントになることもありますしね(*’▽’)
安心のオートフォーカス性能

サードパーティ製のニコン用魚眼レンズはこのSIGMA 15mm F2.8とSAMYANG 12mm F2.8 ED AS NCS FISH-EYEという選択肢がメジャー。そして私がSIGMAを選んだのは、オートフォーカスが使えるからでした。

SAMYANGの魚眼レンズはマニュアルフォーカスのみでの撮影になります。

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普段三脚を使って撮影されている方であれば、マニュアルのみでの撮影でも問題ないと思うんですが、でもやっぱりオートフォーカスはあったら便利じゃないですか。

私の場合はディズニーや旅先など、三脚が使えない場面で撮影することも多いので、オートフォーカスが使えるかどうかはとても大事なポイントでしたし、このSIGMA 15mm F2.8の魅力と言えると思います。


ここで気になるのが、このオートフォーカスの速さや精度

魚眼レンズで撮影する場面で、オートフォーカスの速さが重要になることがどれだけあるかはわかりませんが、速くて正確な方が撮影時にストレスを感じなくて済みますし、速いに越したことはありません。

テーマパークのショーパレードなどの動体撮影で使った感触としては、爆速ではないものの十分に速いと感じます。上の2枚のような一瞬のシャッターチャンスでもしっかりと捉えることができましたしね(*’▽’)
魚眼の世界を身近にしてくれる1本

『何を撮ってもワンパターンになる』とか『飛び道具』のようなイメージが持たれがちな魚眼レンズ。使い始めるまでは私もそんな印象を持っていましたし、『無くても困らないけど、あったら嬉しいレンズ』なんだろうなと思っていました。

でもこのレンズを手にしてから、私の中で魚眼レンズは『無いと困るもの』に変わったんです。


私たちが生きている世界には、意外と魚眼レンズがピタッとハマる光景がいくつもある。このレンズを手にするまでそんなこと全く知りませんでした。

今まで『自分には使いこなせないだろう』と思っていた魚眼の世界が一気に身近になって、このレンズのおかげで写真の幅を大きく広げることができました。
カメラバッグに忍ばせておけるコンパクトなサイズ

ここまで実際にこのレンズを使って写真についてあれこれ述べてきましたが、レンズの大きさや重さも大切なポイント。

レンズの長さはキャップを付けた状態で約8cmちょっと、重さは370g

カメラバッグの隅っこに忍ばせておけるコンパクトなサイズなので、『一応持って行こう』という感じで気軽に持ち出せるのもこのレンズの魅力のひとつだと思います。


D750に装着してみるとこんな感じ。

実際に手に取ってみると、大きさの割に重さを感じるかもしれないんですが、それくらいの方が重みのあるフルサイズのボディにちょうど良いように思いますし、素材感も高級感があって素敵。金色のリングがいい味出してます(*’▽’)
フルサイズ魚眼ならこれを選んでおけば間違いないと思う

フルサイズ用の魚眼レンズにはいくつか選択肢がありますが、迷ったらこのレンズを選んでおけば間違いないかなと思っていたりします。

魚眼が気になっていても、正直なところ使いこなせるかは使ってみないとよくわからないし、メインレンズではないからあんまり高いのはちょっと…と考える方は多いはず。私もそうでしたしね。


そんな悩ましい魚眼レンズ選びにおいて、純正の半額程度の価格なのはかなり嬉しいポイント。

それでいてそのお値段からは想像できないほどの描写力と逆光耐性があって、オートフォーカスも使えて、カメラバッグに忍ばせておけるサイズ感。

魚眼レンズに欲しいものが全て詰まった、コストパフォーマンス抜群の1本だと思います。


強いて言うなら、発売日が2005年と結構古めのレンズであるところは気になるポイントかもしれません。

一方、先ほど紹介したSAMYANGの魚眼レンズは2015年に発売された新しいレンズ。この魚眼レンズも作例やレビューを拝見しているとすごく良いレンズのようなので、ここは迷いどころだと思います。

ただ、私が使っている感覚ではSIGMA 15mm F2.8で特に古さやそれによる不便さみたいなものは特に感じたことがないので、このあたりは完全に好みの問題かなと思います。

なお、同じ魚眼でも歪みの雰囲気などがレンズによって異なるので、いろんな作例を見比べて選ばれることをオススメします(*’▽’)


超広角レンズでは撮れない・魚眼レンズだからこその1枚が撮れること、どう撮ろうか迷ったときの構図の選択肢が増えること・写真表現の幅が広がることなど、魚眼レンズの魅力は色々ありますが、一番はファインダーを覗くのが楽しくなることだと思います。

超広角レンズのように人間の視野よりも広い範囲が写るだけでなく、強烈な歪みを伴う魚眼レンズを着けて初めてファインダーを覗いた時、自分の想像とは全く違う景色が広がっていて、はじめてカメラを買ったあのときのような『カメラを構える楽しさ』が感じられたのを覚えています。


ある程度魚眼を使い慣れた今でも、レンズ交換をしてファインダーを覗くと予想外の世界に見るもの全てが新鮮に感じられることがよくあります。

魚眼レンズを手にしてなかったら、写真にここまでのめり込んでなかったかもしれませんし、SIGMA 15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYEはカメラライフを楽しくしてくれる素敵すぎる1本だと思います(*’▽’)
おわりに

さてさて、作例マシマシであれこれ語ってみましたがいかがでしたでしょうか。このレンズの魅力そして魚眼レンズの楽しさが少しでも伝わっていれば幸いです。

APS-C、フルサイズといろんなレンズを使ってみて、それぞれに良いところがあってどれも買ってよかったと思うものばかりだったんですが、今回紹介したこのレンズはその中でも特に『買ってよかった!!!』と思っている1本です。

この記事がみなさんのレンズ選びの少しでも参考になれば嬉しいです(*’▽’)

最後まで読んでいただきありがとうございました!