私『講義の休みが重なって、金曜日大学休みになった。』
彼氏『有休消化することになって、金曜日仕事休みになった。』
私&彼『そうとなったら!!!行きますか!!!』
2泊3日で台湾に行ってきた!
今回の旅のスケジュール
…とこんな勢いで決まった台湾旅行。今回の旅程は、
【1日目】08:30…関空出発 10:50(台湾現地時間)…台湾到着
【2日目】終日滞在
【3日目】15:00…台北出発 18:30…飛行機搭乗
とこんな感じ。
写真を撮るのが趣味なので、いつも旅行は写真をメインに動いている私たちなんですが、天気予報を見ていると3日間とも雨。
また私は台湾行きが2年ぶり2回目で、2年前はまだカメラを持っていなかったんですが『あそこもう一回行って撮りたい!』という思う場所がほとんどなかったので、今回は写真控えめのグルメ旅とすることに。台湾といえばなんといっても美食ですからね(*’▽’)
というわけで、今回はこのブログが写真ブログだということには目をつむって、ひたすらに食べ続けるだけの台湾旅行記をお届けしたいと思います!
1日目:有名店を狙い撃ち!夜は活気溢れる士林市場を散策
朝8時半に関空を出発し、約2時間40分の空の旅。お昼前に台湾桃園国際空港に到着した私たち。
お昼ご飯を台湾で食べるため朝ごはんも控えめにしていたため、ハラペコのお腹を抱えながら高速バスに乗り込み、1時間かけて空港から台北駅まで移動。
チェックイン時間はまだ先なので荷物だけ預け、いざ台湾グルメ旅!!!
鼎泰豊 南西店
『台湾 グルメ』と検索すると真っ先に出てくるお店、鼎泰豊(ディンタイフォン)。
日本にも進出している有名店で、観光客がひっきりなしに訪れるため整理券が配布されていました。
台北市内にも何店舗かあるんですが、私たちが向かったのは比較的空いていると聞いた三越の中にある南西店。2015年に出来た新しい店舗のようです。
ちなみに旅行3日目に本店の前を通ったら120分待ちでした(;・∀・)
エビとヘチマの小籠包。普通の小籠包も食べたんですが、まさかの写真撮り忘れ(;・∀・)あちゃー
日本人には馴染みのない食用ヘチマですが、味もにおいもそんなになくて、味付けしてシャキシャキとした食感を楽しむ野菜というイメージ。
どんどん行きますよ!続いては蟹みその小籠包。
2年前に台湾に来た時もその美味しさにビビったんですが、やっぱり美味しい。私は豚肉の小籠包よりもこっちの方が好きです(*’▽’)
こちらは鶏肉をじっくりと煮込んだスープ。
台湾のレストランでは割とよくあるメニューだそうで、2日目に行ったレストランにもありました。あっさりとしつつ、コクがあって体にしみる味。
続いてはエビチャーハン。色んな方の旅行記を拝見していると『美味しい!』と書かれていたんでオーダー。美味しいけれどこれは日本でも食べられるなー…。
豚肉のスペアリブ麺。同行者が気になっていたようなのでオーダー。
台湾のご飯は甘めの味付けのものが多いんですが、これも例に漏れずかなり甘めでした。いやぁ朝ごはん控えめにして日本出発した甲斐がありました(*’▽’)満足
晶華冠軍牛肉麺坊
かなりお腹が空いていたので鼎泰豊で予想以上にガッツリ食べてしまった私たち。しかし!まだこれでは終わりません。次行くで、次。
小籠包と並ぶ台湾グルメの王様、牛肉麺。
本当にいろんなお店があるんですが、アメリカのテレビ局CNNの取材で第一位になったお店が微風(Breeze)という百貨店の中にあります。それが晶華冠軍牛肉麵坊。
Champion Beef Noodleと大々的に書かれた、王者アピールがすごい店構え。
軟らかく煮込まれた牛肉と味玉、揚げワンタンと揚げ餅、そしてパクチーとチンゲン菜がトッピングされた一杯。
しっかりコシのある平打ち麺で、スープが台湾らしいかなり甘めのお味。チンゲン菜と一緒に食べると苦みが甘みをうまく調和してくれます。
普通に美味しいんですが、百貨店内にあることもあって値段が高い。それを考えると人にオススメするかといえば微妙です(´・ω・`)美味しいんだけどね!
ホテルにチェックイン!
13時過ぎから一気に2食制覇し、お腹が大きくなったところでホテルにチェックイン。
今回滞在先に選んだのはCityInn Hotelです。
お値段も手頃ですし、位置付けはビジネスホテルなのであまり期待してなかったんですが、予想以上に広々とした室内とデザイナーズマンションのようなスタイリッシュな内装。
接客もすごく丁寧で好印象でした(*’▽’)
部屋番号の書き方がURL風になってるのが個人的にはツボでした(*’▽’)
永康牛肉麵
チェックインを済ませ、少し体を休めて再度夜の台北の街へ。
私たちが向かったのは、台湾グルメのメインストリートである永康街の有名店・永康牛肉麵。
昼に牛肉麵を食べたので行くべきか迷ったんですが、味を覚えているうちに食べ比べてみることに(*’▽’)
ここの名物はお店の名前の通り牛肉麺なんですが、お芋ともち米を蒸したサブメニューも美味しいと聞き一緒に注文。
見た目はお世辞にも華やかではないんですが、これがもうめっちゃ美味しい。日本で食べたことのない味なんだけど、なんで日本に無いのか不思議なくらい美味しい。
上手く味を言葉で表現できないんですが、一言でいうと最高の酒のつまみって感じの味です。
イモおこわを食べていると、主役がきましたー!牛☆肉☆麺!
これでもかとゴロゴロ入ったお肉は口の中でほどける柔らかさで、ちょっと辛いけれど後を引く絶妙な醤油ベースのスープ。
昼に食べたCNNに1位に選ばれた牛肉麺よりもこっちの方がはるかに美味しかったです(*’▽’)値段も安いしね!
活気あふれる士林夜市を散策!
台湾観光で欠かせないのが夜市散策ですよね。
牛肉麺で満足しきったお腹を抱えて向かったのは、台北で最も大きな夜市である士林(しーりん)夜市。
食べ物から服やアクセサリーさらには射的など、屋台やお店がずらりと並んでいて毎日が夏祭りみたい。台湾の活気がギュッと濃縮されている場所です。
気になったものがあれば何か食べようかなと思っていたんですが、現地時間14時に着いてから既に3食食べていたのでさすがにお腹に余裕がなく。
そんな時見つけたのが、注文してから1本ずつ手作りしてくれるフルーツジュースのお店。
果肉感がすごくて、蒸し暑い台湾の夜にはピッタリでした。
2日目:九份で異世界感を満喫!夜はまたまた小籠包!
2日目はゆっくりホテルを出発。この日はバスで台北を離れ、九份へ向かいます。セブンイレブンの看板の存在感…w
九份といえばジブリ映画『千と千尋の神隠し』のモデルになったと言われている場所。
監督はこれを完全否定しているそうですが、九份のお店にとってはそんなことは関係ない様子。ジブリ映画の曲が流れ、『湯婆婆』『千と千尋の神隠し』の文字があちらこちらで見かけられます。
でも否定されているとはいえ、本当にあの世界観に似ています。
さて、この『神々の世界』にはいったいどんなグルメがあるんでしょうか!早速散策してみます。
タロイモアイスとピーナッツ粉のクレープ
私が2年前に来た時も食べたタロイモのアイスのクレープ。写真の黄色い粉はピーナッツを砕いたもの。ピーナッツの香ばしさがタロイモの優しい風味と合わさってたまりません。
香腸
香腸とは、ソーセージのこと。
台湾にソーセージのイメージはあまりありませんが、実は国民食のようで、日本とはちょっと違う味付けなんだとか。九份でも至る所に香腸の屋台があります。
どでかくイモトアヤコの写真が貼ってあるお店に人だかりができていたので食べてみることに。すごく…大きいです…。
こちらはタコスミを練り込んだソーセージ。
磯の風味がする!…というわけではありませんでしたが、台湾ならではの甘めのソーセージ。かなり好みが分かれそうですが、私は結構好きな味でした(*’▽’)
タピオカミルクティー
こちらは台湾の定番スイーツ、タピオカ。1日目の夜に飲もうと思ったらお店が閉まっていたので念願のタピオカミルクティー(*’▽’)
こっちのタピオカは日本のものよりかなり大きくて弾力がすごい。また味も濃く、かなり黒糖の風味がしっかり。大量に入れてくれるので、小食の人だとこれだけでお腹いっぱいになりそう。私はならなかったけどね(*’▽’)
肉圓(バーワン)
紅麹という天然の着色料で赤く染められ、香辛料で味付けされたお肉をゼラチンのようなプニプニとした皮で包んだ食べ物、肉圓(バーワン)。
『千と千尋の神隠し』の冒頭でお父さんが無人の屋台で勢いよく食べている、謎のプニプニの食べ物の正体がコレです。
プニプニの原材料はサツマイモの粉だったり片栗粉だったりとお店によって違うんだとか。台湾人にはポピュラーなB級グルメだそうですよ(*’▽’)
これを食べたらブタに姿を変えられるんじゃないかと不安でしたが、ブタにはなりませんでした。元からブタとかそういうこと言わない
茶屋で少し休憩
九份は夜が最高に美しいんですが、日が落ちるまで時間があったので茶屋に入って時間を潰すことに。雰囲気のあるレトロな店内も、なんとなく千と千尋っぽい。
オーダーしたのは金木犀の香りの付いた烏龍茶。フワッと香る金木犀の香りと、お茶の甘みがリラックスできる一杯でした。
夜の九份を撮る!
今回の旅行記で唯一のカメラブログ要素。
お茶をゆっくり堪能し、夜の九份を撮ろう…とした時。なんと!なんと!突然の雷雨!!!ええええええええ
2年前はこの建物の向かいにあるお店の非常階段に自由に出入り可能で、誰でもこれと同じ写真が撮ることが出来ていたんですが、今年来てみたらお店に入ったお客さんのみがここから撮影できるようになっていました。
一番良い場所はツアーの団体客以外立ち入れないのが何ともいえない気持ちになりますが、せっかく来たので席が空くのを待ち、お茶を注文し撮影に成功。
たまに雷も鳴るほどの激しい雨で、雨が線となって写り込んでしまったんですが、これはこれで雰囲気があって良いかもしれません。
ゆっくり撮影したかったんですが、私の気持ちを無視してどんどん強くなる雨と風。
夜の九份からの帰りはバスにしてもタクシーにしても戦争なので、日本人カップルとタクシーを相乗りして足早に九份を去りました。
杭州小籠包でガッツリ夜ご飯!
九份から台北まで戻ってきて、時間は19:30。
九份で思う存分撮れなかったモヤモヤは食べることで解消しましょう!ということで、私たちが向かったのは杭州小籠包。こちらも有名店です。
まずはシンプルな小籠包から。
1日目に食べた鼎泰豊のものに比べて薄皮。お肉の存在感がしっかりした小籠包です。
杭州小籠包といえばカニみそ小籠包。
もうこれがね、美味すぎる。カニの身も入ってて、口に入れた瞬間にもう蟹以外のことが考えられなくなります。
エビとヘチマの小籠包。ヘチマがかなり主張していた鼎泰豊のものに比べると、エビ要素が強いお味。美味しい。
こちらはカニみそのお豆腐。
日本で見るカニみそは緑のものが多いですが、台湾で出されるものは黄色がほとんど。こちらは日本人にとっては好き嫌いがハッキリ分かれそうなお味。
こちらは予想外に美味しかった餃子。この味噌ダレが美味いのなんのって。ニンニクのパンチがかなり強く、台湾の暑さに早くもバテ気味だった私たちにとって嬉しい一品でした。
小籠包を中心に、鼎泰豊よりもこちらの杭州小籠包の方が美味しかったように感じました。2泊3日でピンポイントで回るなら是非鼎泰豊ではなくこっちをお勧めしたいです。あー美味しかった…!
今回はグルメ中心の旅ということで、あまり観光地らしい観光地を巡っていなかったんですが、台北101だけは見に行っておくことに。
101はデパートになっているのでそこでお土産を物色し、雲でテッペンが見えない台北101と記念撮影し、強風にあおられながらホテルへ戻りました。
3日目:最終日は愛しのアレを食べ納め!
台湾滞在最終日。空港に向かうまで時間があったので、もうちょっと食べて帰ることに。
まずは胡椒餅。『餅』って付くとモチモチした食べ物を想像してしまいますが、胡椒をピリリと効かせた濃いめの味付けのお肉が包まれた、外はカリカリ中はじゅわっと肉汁が滴る一品。
1日目2日目とも歩くのがイヤになるような蒸し暑さだったんですが、この日は半袖では少し寒いくらいの過ごしやすいお天気に。
というわけで朝の中正紀念堂をお散歩。地元の高校のダンス部が広場で熱心に練習していました。
二回目の永康牛肉麺
15時には空港バスに乗り込むため、昼ごはんが最後のガッツリ飯。私たちの頭に浮かんだのは、1日目の夜に食べた永康牛肉麺のあの美味しさ。
小籠包は日本でも食べようと思えば食べられるけど、あの味は無理だよな…という話になり、来ちゃった(*’▽’)
麺のコシが無いことが指摘されてたりするんですが、この食べ物の主役は肉とスープだと思うので、麺はスープを絡めるものくらいでバランスがちょうどいいように感じます。
1日目の夜は誰も並んでなかったんですが、この日来た時はお昼時で長蛇の列が。お値段も手頃ですし店員のおばちゃんもすごくにこやか。食べ納めに来てよかったです。
日本にはない台湾のワイワイとした雰囲気に圧倒されているうちに、あっという間に空港に向かう時間に。
台湾烏龍茶と、おばちゃんから『目に良いお茶』と勧められた中国茶を飲みながら3日間を振り返り、桃園空港に戻りました。
台湾ラストご飯は桃園空港のフードコートで食べた揚げ鶏。小腹が空いていたので適当に選んだんですが、これが予想外にめっちゃ美味しかった。
最後の最後まで台湾の食を満腹に満喫できた3日間でした(*’▽’)
まとめ
2泊3日台湾グルメの旅、いかがでしたでしょうか。
食い意地が先行して写真を撮る前に食べてしまったものもあったので、本当はこの裏でもうちょっと食べてました(*’▽’)肉まんとか台湾風ホットドッグとか
台湾自体は初めてではないものの、『2泊3日で海外旅行』というのは初めてだったので満足のいく旅になるか不安だったんですが、終わってみると2泊3日で十分満足でした。
1回目の台湾旅行は3泊4日で主要観光地を回ったんですが、それを今回の旅程に組み込んだとしても2泊3日あれば余裕だと思います。ちなみに九份で出会った日本人カップルは1泊2日で来たと言ってました。強い。
もう『台湾気になるけど2泊3日で海外旅行って満足できるか不安…』と悩んでる方の背中をグイグイ押したいよワタシ。交通機関がかなり充実してますし、台北自体分かりやすくコンパクトな街ですし、思っている以上にスイスイ回れますからね。
勢いで決めた台湾旅行。コンパクトながらも大満足・満腹な3日間でした(*’▽’)
最後まで読んでいただきありがとうございました!