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絶景は砂丘だけじゃない!カメラ片手に鳥取県に行ってきた話。

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大学生のうちに行っておきたい場所・関西に住んでいる間に行っておきたい場所。

カメラを手にして写真を始めたことがきっかけで、『今のうちに行っておきたい』という場所にいくつも足を運ぶことができたんですが、まだ行けていないところがあります。そのひとつが鳥取県です。

小学校低学年の頃に家族旅行で来た記憶はあるんですが、鳥取砂丘撮ってみたいよねということで、10月の三連休を活用して行ってきました(*’▽’)

目次

絶景は砂丘だけじゃない!カメラ片手に鳥取県に行ってきた話

まずは県のシンボル・鳥取砂丘へ!

家から車で約3時間。三連休の中日ということで砂丘の駐車場に入るのも一苦労だったんですが、タイミングよく滑り込むことができ、鳥取砂丘に到着です。

正直なところ『砂丘って言ってもそんなに大した規模じゃないんじゃないの?』と、残念スポットなのではないかと疑っていたんですが、一歩足を踏み入れてびっくり。思っていたよりもデカい!!!広い!!!!!すごい!!!!!!!

あと勝手に砂丘は電波入らないと思っていたんですが、携帯の電波どころかフリーWi-Fiまで飛んでました。鳥取砂丘すげー!!!

砂丘の奥へと足を進めると、目の前に立ちはだかるのが『馬の背』と呼ばれる急斜面。

斜面というより壁に近くて、若干絶望感すら覚えるんですが、せっかくなので一度はここから上に上がってみることに。ちなみにこのすぐ横に比較的緩やかな坂があるので、そちらから登る方が無難です。

無謀にもこの砂の壁に挑戦した私は、後ろから来た元気なキッズたちにどんどん追い抜かれ、涙目になりました。ちなみに登った先には日本海が一望できるんですが、疲労感のあまり撮るの忘れてました。私も歳をとったなァ。

馬の背を登った先には人があまり足を踏み入れていないポイントもいくつかあって、風紋と呼ばれる砂の模様が綺麗に残っている場所も。

この風紋は①適度な風が吹いていること②砂が乾燥していること③砂が固まっていないこと④砂の粒の大きさが一定であることという4つの条件が満たされてはじめて現れる、自然が生み出し神秘的な模様。

真上から撮ると人の足跡が写り込んでしまったんですが、地面スレスレから撮るとそれっぽくなりました。こういうとき可動式液晶があってよかったなあと思います(*’▽’)

小学生の頃の家族旅行での記憶はラクダくらいしかなくて、その当時はきっと『すっごく広い砂場だな』くらいにしか感じていなかったと思うんですが、今この歳になってカメラ片手に見てみるととにかく神秘的に感じられて。

果てしなく続く砂の世界、自然が生み出す美しい風紋、いつもよりも広く青く感じられる空。日本とは思えないような絶景がそこにはありました。

風紋の他に『鳥取砂丘に来たら撮りたい!』と思っていたのが夕焼け。昼間お天気がよかったので期待していたんですが、それを上回る焼け具合に思わず感動。鳥取に着いてから期待を超えられまくりです。

馬の背に立つ人々のシルエットと、幻想的な色に染まる空。イメージしていた以上のドラマチックな1枚が撮れて大満足でした。

鳥取砂丘は自然の一部として位置付けられており、夜も自由に出入りすることができるので、雲がなくなってくれたら星の軌跡にチャレンジしようかなと思っていたんですが、星はたくさん見えたものの雲がかなり多く軌跡はおあずけに。

それでも奇跡のようなたくさんの絶景を見ることができて大満足でした(*’▽’)

鳥取の砂丘以外の魅力に迫る!

朝5時に目覚ましが鳴り響いた2日目の朝。

どこでアサカツ!するか直前まで迷っていたんですが、この時期砂丘だと日の出の方向が少し微妙ということで、宿泊先近くの湖山池でNDフィルターとともにアサカツ!することに。

現像で盛ったわけではなく、肉眼で見てもこれくらいの濃い橙色に空が染まり、長時間露光でつるんとなめらかに写った水面が最高に幻想的。

朝焼けと長時間露光は最高の組み合わせ。ひんやりとした朝の空気を感じながら、写真を撮っていると心が落ち着くというか、大きな満足感・幸福感のようなものに包まれます。

ちなみにこの湖山池は昔とある事件が起こった場所だそうで、鳥取の有名な心霊スポットなんだとか。ひえー。

何事もなく美しい朝焼けとシャカツ!のひとときが過ごせてよかったです(*’▽’)

湖山池を後にした私たちは再び鳥取砂丘へ。

朝のまだ人が少ない砂丘で何か撮れないかなと思い、勢いで来てみたんですが、昨日予想以上の撮れ高があったのと、馬の背を登るのが少し面倒だったので、カバンに忍ばせていたダンボーで遊ぶことに。

大小2つのダンボーを持ってきていたので、大きいダンボーを土台にしようと思い付いたところまではよかったんですが、バランスを取るのが難しくて、大の大人が2人がかりでフィギュアを立たせるのに必死になってました。立ってよかった(*’▽’)

鳥取砂丘を後にし、チェックアウトギリギリまで仮眠を取った後、鳥取に来たら行ってみたいと思っていた場所に向かいました。それがすなばコーヒーです。

『スタバはないけどスナバはある』という鳥取県知事の名言がきっかけで地元企業が出店し、鳥取県内に8店舗を構えているのだとか。『月曜から夜ふかし』で島根と鳥取にスタバがないといじられていたのも記憶に新しいですが、今では2県ともスタバがオープンしています。

ドリンクよりもご飯メニューが豊富で、鳥取ならではの大満足のお昼ご飯でした(*’▽’)

浦富海岸

お腹が満たされたところで私たちが次に向かったのは浦富(うらどめ)海岸

鳥取県・兵庫県・京都府の山陰海岸国立公園とその周辺は、大地の遺産を保全するとともに、教育・経済活動に役立てるジオパークに指定されていて、この浦富海岸も山陰海岸ジオパークの一部。このエリアにいくつか絶景ポイントがあると聞き、車で巡ってきました(*’▽’)

砂丘同様正直あまり期待していなかったんですが、めっっっっちゃ綺麗

水の透明感が本当にすごくて、その美しさは今年2月のハワイでの絶景巡りを思い起こさせるほど。鳥取の海がこんなに綺麗だなんて知りませんでした。

このあたりはいくつも無料駐車場があって、公衆トイレもしっかり整備されているのも嬉しいポイントです(*’▽’)

道路を歩いて角度を変えて見てみると、岩の横顔がなんだかハリネズミみたいに見えてきたり。え?そんな風には見えないって?

写真の彩度を上げずしてこの鮮やかさ。今まで鳥取の観光スポットは鳥取砂丘だけだと思い込んでいたことを謝りたくなるような素晴らしい絶景がそこにはありました。

浦富海岸エリアの絶景スポットのほとんどは階段や坂などの上り下りが多い場所にあるので、休みながらのんびりと巡ります。

ちょっと不便なところにあるからこその『秘境感』みたいなものがあって、どの場所も静かで本当に美しい。都会の喧騒から離れて海を眺める時間は最高の贅沢です。

子供達が岩場で遊んでいるのを見ていたら、ただ眺めているだけなのもちょっともったいないように思えてきたので足だけ入ることに。めっちゃ綺麗。

10月といってもまだまだ暑さを感じる日だったので、水の冷たさが心地よかったです。

写真で見るとどの場所も同じように見えるかもしれないんですが、岩の大きさや位置、さらには陽の当たり方によって印象が全然違うので、巡っていて全然飽きない。

自然を全身で感じられ、身も心もすっかりリフレッシュできました。

レンタカーの時間の関係で午後6時前には鳥取県を出発しなければならなかったので、最後少しでも夕焼けが撮れればと思い、1番のお気に入りスポットだった海岸へ移動。お昼に水遊びしていた場所です。

存在感たっぷりの岩とか、こういう大きな石がごろごろ転がっているところとかNDフィルターを使っての長時間露光映えしそうだななんて思っていたんですが、これが構図のセンスが問われて結構難しい。

撮っているときは『最高の一枚が撮れた!わたしてんさい!』ってテンションだったんですが、家に帰って見返してみると色々と反省点だらけでした。むずかしやー。

聞こえるのは波の音だけという、静かな場所で見る夕空は心にしみて格別。

最近溜まりに溜まっていた『NDフィルター使いたい欲』も爆発できましたし、鳥取砂丘そして浦富海岸ともに普段撮れないような写真を思いっきり楽しむことができて本当に充実した2日間でした(*’▽’)

おわりに

かなり勢いで決めた鳥取行きだったんですが、帰ってきた感想としては『今まで「鳥取は鳥取砂丘しかないんでしょ?」なんて思っててごめんなさい』でした。絶景は砂丘だけじゃなかったです。

今まで中国地方に行く機会がほとんどなかったんですが、私の知らない素晴らしい景色がたくさんありそうなので、他の県にも行ってみたくなりました(*’▽’)ありがとう鳥取!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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