私がフルサイズを買った理由と、いつかはフルサイズ!と思っている人に伝えたいこと

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写真を趣味にして、写真の楽しさを知るにつれて憧れを抱く人も多いフルサイズ一眼。

はじめて買った一眼レフやミラーレスで撮り続けているうちに『いつかはフルサイズ!』と考え始める人は多いはず。

というわけで、今回は私がフルサイズを買った理由と、いつかはフルサイズ!と思っている人に伝えたいことをまとめてみたいと思います(*’▽’)

私がフルサイズを買った理由と、いつかはフルサイズ!と思っている人に伝えたいことをまとめてみる!

そもそもフルサイズって何?

いきなりフルサイズが!フルサイズが!と書き始めましたが、まず最初に簡単にフルサイズとは何かということについておさらいしておきましょう(*’▽’)

カメラはいろんな部品が組み合わさってできているんですが、レンズを通ってきた光を電気信号に変換する部品があります。これを撮像素子またはセンサーと呼びます。

このセンサーにはいろんなサイズのものがあって、大きさごとに名称が変わります。

例えば、私が最初に手にしたカメラであるOLYMPUS PEN Lite E-PL6はフォーサーズというセンサーが、Canon kissシリーズやNikonのD3000・D5000・D7000シリーズにはAPS-Cというまた違った大きさのセンサーが搭載されています。

そして、フルサイズはフォーサーズやAPS-Cよりも大きいサイズのセンサーなんです。

光がないと写真を撮ることはできませんし、センサーはいわばカメラの心臓のようなものであり、この心臓つまりセンサーの大きさによって写真のクオリティが変わります。
私が最初に選んだ一眼レフ
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当時は特に撮りたいものは決まっておらず、とりあえず写真を趣味にしたいとだけ考えていて、ツヤツヤの赤色のボディに一目惚れして選んだのがNikon D5500

D5500は本当に持ち出しやすく、大きさ・重さ・性能などあらゆる面で私にピッタリな一台で、カメラ片手にいろんな場所に出かけるようになりました。
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最初はなんの考えもなくカメラを手にした私でしたが、D5500で写真の世界にのめり込んでいくうちに、自分はどうやって撮るのが楽しいのか自分はどんなものを撮るのが好きで、どんなものが撮りたいのかということがなんとなく分かってきた私。

もっと快適に写真を楽しみたい・もっと理想に近い一枚が撮りたいと考えるうちに、やがてフルサイズ一眼を意識し始めるようになりました。その理由は、フルサイズならではの高感度性能レンズの選択肢にありました。
もっと高感度での撮影がしたい

D5500でいろんな写真を撮る中で気づいたことのひとつが、私は高感度での撮影機会が多いということ

私はディズニーで写真を撮るのが好きなんですが、東京ディズニーリゾート内は三脚や一脚といった撮影補助機材が使用できないため、夜景は感度と上げて手持ちで撮ることになります。

旅行とくに海外旅行などでは三脚が荷物になるため持っていかないことや、いちいち三脚を立てている余裕がないときもあります。

また、どうも人混みや人気スポットで三脚を立てることを申し訳なく感じてしまう部分もあり、高感度で撮れるならできる限り三脚は使いたくないと感じる場面も多々あります。

もちろん三脚を使わなければ撮れない写真もありますし、三脚を使った写真も好きなんですけどね(*’▽’)


ただ、高感度での撮影にはノイズがつきもの。ノイズが発生するとザラザラとした画質の悪い写真になってしまったり、ディテールが失われてしまうこともあります。

カメラの高感度ノイズ耐性を決める要素はいくつかあるんですが、センサーサイズが大きい方がより高感度ノイズに強い傾向があります。

つまり、今使っているAPS-Cの一眼レフよりも、フルサイズの方が高感度でもノイズを気にせず撮れるもっとノイズを気にせず高感度での撮影がしたい!と思い始めたことが私がフルサイズを買うことにした理由のひとつでした。
レンズの幅を広げたかった
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私がフルサイズが気になり始めたもうひとつの理由が、レンズの選択肢にあります。

Nikon D5500を使っている時に、換算30-35mmくらいになる単焦点が欲しいな…と思い始めて、AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G EDというレンズと出会ったのがすべてのはじまりでした。
軽くて使える超広角単焦点!AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G EDの魅力を語ってみる。
単焦点レンズが好き、その次に超広角レンズと魚眼レンズが好きです。これらを見ながらご飯3杯はイケる系カメラ女子のmeguでございます。...
よく『レンズを変えると写真が変わる』とは聞いていたものの、当時の私は半信半疑だったんですが、このレンズを使って『レンズで写真ってこんなに変わるんだ!』と心の底から感動したんです。

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逆光や強い光源への耐性、写真の描写や質感など、今までの写真とは一味もふた味も違う。まだ写真を初めて1年未満のひよっこの目にもハッキリわかるくらいの違いに感動した記憶があります。

D5500で30mm単焦点として使うために買ったけれど、このレンズはフルサイズ対応レンズ。

フルサイズで使ったらどんな写真が撮れるんだろう、20mmの超広角単焦点って一体どんな世界が広がっているんだろうとドキがムネムネしはじめます。完全に沼の入り口です。


このレンズと出会ったことをきっかけに、見事レンズ沼に足を突っ込んだ私。どんどんレンズに興味が湧いてきて、色々調べてみると世の中には本当にたくさんのレンズがある

ただレンズの中には、APS-Cだとちょっと使い勝手が悪くなってしまう可能性があるものを知ったんです。

例えば『大三元レンズ』と呼ばれるAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G EDなんかを例にとってみると、ズーム全域F2.8という明るさでカバーできるという夢のような性能はもちろん、24mm始まりなこともこのレンズの魅力のひとつ。ズームレンズ一本で程よい広角から中毛園までカバーできるのってすごく便利です。


ただ、このレンズをAPS-Cで使おうと思うと、35mm換算の関係で36mm始まりになってしまう。フルサイズ対応レンズはAPS-Cでも使用可能なんですが、このレンズのようにAPS-Cだと使い勝手が変わってしまうものもあるんですね。

レンズで写真が変わることを知って、いろんなレンズを使ってみたくなった私。レンズの選択肢を広げて、今まで以上に写真の幅を広げられるという点もフルサイズを買った理由のひとつでした。
選ばれたのはD750でした

高感度ノイズ耐性レンズの幅を広げたいという2つの大きな理由が決め手となって、フルサイズを買うことを決心した私。

フルサイズにもいろんなカメラがあって、今度はどのフルサイズのボディを買うかということについてさらに悩みまくることになるんですが、色々考えた結果Nikon D750を選びました。
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家に帰るとすぐパソコンを触ってしまうので、カメラを始めてから大学の試験期間は家にいられなくなった系カメラ女子です。試験終わったよ!ど...
期待していたノイズ耐性はもちろん、大きくて重くなりがちなフルサイズ一眼レフでありながら持ち運びがしやすくて、今の私にとってなくてはならない最高の相棒です(*’▽’)

いつかはフルサイズ!と思っている人に私が伝えたいこと


さてさて、私が『フルサイズを買う!』と決めた理由についてまとめてみました。

私自身フルサイズを買うまで悩んだこともたくさんありましたし、フルサイズに移行してから『こうしておけばよかった』と気付くこともいくつかありました。

ここまでこの記事を読んで、もしかしたら『僕も私もフルサイズ真剣に考えてみようかな』と思ってくださった方もいらっしゃるかもしれません。

というわけで、ここからは私が『いつかはフルサイズ!』と思っている人に私が伝えておきたいことをまとめていきたいと思います(*’▽’)
APS-C専用レンズはフルサイズでは使えない
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まず最初に押さえておかなければならないのが、APS-C専用レンズはフルサイズで使うことはできないということ。

厳密に言えば、ニコンの場合DXクロップを使えばフルサイズでもAPS-C用レンズを使うことができますが、ずっとそれで撮影し続けることは現実的ではありません。

私自身D5500を使っていた時に手元にあった5本のレンズのうち4本がAPS-C専用レンズだったため、D750に移行する時にほとんどのレンズを新調することとなりました。


ただ、フルサイズのボディと一緒にレンズも一気に買い替え・買い足しというのは、石油王でもない限り予算的に厳しいと思います。でもレンズがないとせっかくいいボディがあるのに写真を思いっきり楽しめなくなってしまう。

なので、いつかはフルサイズ!とお考えの方は、レンズの買い足しの際にフルサイズへ引き継げるレンズ資産を意識した方が、スムーズにフルサイズへ移行できるように思います。


フルサイズに引き継げると言われても、どう意識したらいいかわかりませんよね。具体的に考えてみます(*’▽’)

例えば、ニコンのAPS-C機を使っていて、新しく35mmの単焦点レンズを選ぶ場合を考えてみましょう。

選択肢として、AF-S NIKKOR DX 35mm f/1.8GというAPS-C専用の単焦点レンズ、フルサイズ対応のAF-S NIKKOR 35mm f/1.8G、その他純正以外にもシグマのフルサイズ対応の35mm F1.4などが候補に挙げられます。

お値段を見てみると、APS-C専用の35mm単焦点は3万円弱、フルサイズ対応のニコン純正35mmは6万円弱、シグマのフルサイズ対応35mmは8万円弱と、結構な差があります。


私がD5500を使っていて35mm単焦点を選んでいた時、あまり深く考えず『今使っているカメラがAPS-Cだし、買うなら安い方がいい』と考えて迷わずAF-S NIKKOR DX 35mm f/1.8G EDを選んだんですが、今の私だったら多少高くてもフルサイズ対応の単焦点を選んでいると思います。

なぜなら、いつかはフルサイズに移行を考えているなら、APS-C専用を買った後にフルサイズ対応の単焦点を買い直すよりも、高くても最初からフルサイズ対応のレンズを買っておいた方が引き継げますし、長い目で見た時に安く済むからです。

実際、D750を使い始めてから「あのときシグマの35mm F1.4買っとけばよかったな…」と思っていたりしますしね( ;∀;)


ただ、フルサイズを意識したレンズ資産についてひとつ注意が必要なのが、広角レンズ魚眼レンズについてです。

APS-Cはセンサーサイズの都合上あまり広角に強くなく、フルサイズ対応の超広角レンズをAPS-Cのボディに着けても広く写らないため、超広角や魚眼などにおいてはAPS-C専用レンズを選んでくださいね(*’▽’)


予算の都合上フルサイズ対応は手が出せないという場合ももちろん考えられますし、いつかはフルサイズ!と思っているなら絶対にフルサイズ対応のレンズを買え!と断言することはありません。

将来のボディで楽しむことよりも、今使っているボディで写真を楽しむ方が大事なこともありますしね(*’▽’)

ただ、単焦点レンズや望遠レンズなどの買い足しを考えるときは、APS-C用だけでなくフルサイズ対応ものもしっかりチェックしてから購入を決めるようにすると後悔することが少ないと思います(*’▽’)
フルサイズ移行は使うメーカーを考え直すチャンスでもある

とはいっても、現実的にはAPS-Cを使っている段階でフルサイズにバッチリ移行できるレンズ資産を築き上げるのはなかなか難しいもの。

私自身フルサイズを意識し始めた時に手元にあったレンズのほとんどはAPS-C用でしたし、フルサイズ移行とともにレンズを一から揃え直すことになる方は私以外にもたくさんいると思います。

ただ、見方を変えると、レンズを一から揃え直すということは別に今使っているメーカーのフルサイズ機にこだわる必要はないとも言えるんですね。

もちろん使い慣れているメーカーのカメラを選んだ方が、操作等もわかりやすいですし、メリットもたくさんあります。

ただ、『あっちのメーカーにしておけばよかったかも』と思っている方や、そのメーカーにしかないレンズが気になっている、憧れのフォトグラファーと同じメーカーを使いたいなんて方にとっては、お手持ちのレンズ資産にもよりますがフルサイズ移行がメーカーを変えるいい機会かもしれません。


また、フルサイズ=とにかく重い・大きいというイメージがありますし、実際私が使っているニコンのフルサイズ一眼レフはどれもそのイメージ通りのボディ。

でも他メーカーを見てみると、フルサイズを搭載したミラーレスなんてものもあって、フルサイズ=重い大きいのイメージを根っこからひっくり返すようなカメラもあります。

フルサイズが気になっているけど、重さや大きさ的に考えると厳しい。でもフルサイズを使ってみたい…と悩んていらっしゃる方にとっては、こういったフルサイズミラーレスを作っているメーカーに乗り換えるのもかなりいい選択肢だと思います。
NikonユーザーだけどSONYのフルサイズミラーレスが気になってしょうがない件
時の流れは早いもので、私が写真を撮るようになってもうすぐ2年になろうとしています。 私のカメラライフはいつもNikonと共にあ...

ただ、フルサイズはボディもレンズもお高いので、フルサイズのメーカーを一度決めるとなかなか後から変更するのは石油でも掘り当てない限り簡単ではありません

だからこそ、どのメーカーのフルサイズを選ぶかどうか、今使っているメーカーにこだわりすぎず慎重かつ視野を広く持った方が後悔しないカメラ選びができると思います(*’▽’)
『フルサイズだからいい写真が撮れる』とは限らない

『フルサイズを買えば今よりももっとすごい写真が撮れるはず!』そう思ってフルサイズの購入を検討されている方もいらっしゃるかもしれません。

正直なところ、私自身そう考えていたところがあったんですが、実際にフルサイズで撮ってみるとAPS-Cで撮っていたのとほとんど変わらなくて悩んだ時期がありました。

もちろんフルサイズ一眼はセンサーの大きさと同じくらいの大きな可能性を秘めていますし、高感度耐性や広いダイナミックレンジなどを活かせば今以上に幅広い写真を撮ることができるパワーを持っています。


今考えたら当たり前なんですが、あくまでカメラは写真を撮る道具にすぎませんし、写真を撮るのはカメラではなく私自身。高いカメラを使ったから、フルサイズを使っているからいい写真が撮れるというわけではないんですね。

ひとことにフルサイズといっても、いろんなメーカーからいろんなフルサイズが発売されています。

ただ「フルサイズだから」「高いカメラの方が性能がいいから」ではなく、どんな写真が撮りたくて、そのためにどんな性能が必要なのかしっかりと考えて選ぶと後悔しないと思いますし、フルサイズ移行後に今までよりもぐっと素敵な一枚が撮れると思います(*’▽’)
私の経験から考える!『フルサイズなら良い写真が撮れる』は本当?
写真にのめり込んで『もっと良い写真が撮りたい!』と思い始めた時に、視界に入るフルサイズの文字。 SNS等で見かける上手な方がフ...
おわりに
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さてさて、色々まとめてみましたがいかがだったでしょうか。

高い買い物なだけあって私自身本当に悩み倒しましたが、Nikon D750を買ってよかったと思っていますし、フルサイズを買ってから今まで以上に写真が楽しくなりました。

この記事が少しでもみなさんの参考になれば幸いです。ゆるカメライフはみなさんのフルサイズデビューを応援しています(*’▽’)

最後まで読んでいただきありがとうございました!