いやー、今年も明けました。ひょっとしたら今年は明けないんじゃない?なんて思っていたりもしましたが、やっぱり明けましたね。もう2018年ですってよ。
さて、実は今年は香港で生まれて初めての海外年越しを経験してきたので、写真と共に今回の旅を振り返ってみたいと思います(*’▽’)
カウントダウンからHKDLに話題の団地まで!香港で年越ししてきた!
今回の旅のミッション
今回は2泊3日というショートスケジュールのため、やりたいこと・行きたいところを明確にしようということで、次の3つのミッションを計画しました!どん!
- 香港ならではのド派手なカウントダウン花火を見る!
- 香港ディズニーランドに行く!
- モンスターマンションこと益昌大厦に行く!
さてさて、一体どんな旅になるのでしょうか(*’▽’)はじまりはじまり〜
ミッション①ド派手なカウントダウン花火を見る!
大晦日の午前に関空発の飛行機に乗り込み、いざ香港へ。5時間のフライトも機内で爆睡していたら一瞬でした。
せっかく日本からはるばる来たんだから、可能な限りいい場所で花火を見たい。ただ、現地の人はもちろん世界中の人々がこの日のために香港に訪れていますし、みんな同じことを考えているはず。ある程度待ち時間が発生するのは仕方がないけれど、でもできる限り穴場で見たい。
そんなことを考えながら事前にあれこれ調べていたんですが、どうやらマルコポーロホテルの屋上駐車場がカウントダウンの時は特別に解放されているらしく、そこが比較的穴場という情報が。
ただこうやってネットで簡単に情報が手に入ってしまう世の中なので既に穴場じゃなくなってたりして…という不安もあったんですが、とりあえず行ってみることに。
15時過ぎに一度下見に行ったときはガードマンの方が立っておられて入れなかったんですが、小休憩と荷物整理を済ませて18時過ぎに戻ってきたら開放されていました。既に多くの方がスタンバイしていたので、16-17時くらいに開放されたのかもしれません。
宿泊者しか入れなかったりするかなーと思っていたんですが、正確にはわかりませんでしたがどうやらホテルの宿泊者専用にスペースが確保されているようで、そこ以外は誰でも入れるようになっていました(*’▽’)
おそらく一番人気の鑑賞場所であろう海沿いエリアは18時の時点で既に人がいっぱいで、入れる雰囲気でもなければお手洗いなどで一時的に抜けることもできないであろうくらいにぎゅうぎゅうだったんですが、この駐車場ではこの時間でもまだ最前列に余裕がありました。
特に他にすることもなかったので、18時から待機開始。
駐車場自体結構な広さがあるので全体は見れてないんですが、最前列を確保したいのであれば19時くらいまでには、最前列にはこだわらないけどある程度ちゃんとした場所で見たい場合は20時のシンフォニーオブライツが始まるくらいまでに到着しておく方が安心なのかなあという印象でした。
3,4時間待たなきゃいけないなんて穴場じゃないじゃん!と言われるかもしれないんですが、本当に混雑しているエリアよりは明らかに空いていた・人も密集していなかったと思います。
また、プロムナードで待つ場合はトイレのために抜けられないとも聞いていたんですが、この場所の場合は駐車場降りてすぐのホテルに併設されているショッピングモールのトイレが利用できますし、途中で一時的に抜けることも比較的容易でした。
ちなみに私が待っていた場所ではフリーWi-Fiは入りませんでしたので、来年以降香港カウントダウンの鑑賞場所をお探しの方の少しでも参考になればと思います(*’▽’)
この記事に書いていることは2017-2018年時点での情報です。混雑具合や駐車場の開放状況などはその年によって変わる可能性もありますので十分注意してください。
そうこうしている間に時刻はあっという間に20時。香港の夜といえばコレ!とも言われるシンフォニー・オブ・ライツの始まりです。
トリップアドバイザーなどで『期待外れ』だったといった感じのレビューが結構多く見られていたので、そこまで期待せずに鑑賞したんですが、個人的な感想としてはガイドブックに載ってる写真をイメージして鑑賞するのはオススメしないかなという感じでした。
香港の空はかなりガスで霞んでいるので、夜景や光が写真ほどくっきり見えなくて。正直に言うと写真はかなり盛ってます(小声)たまたまこの日のコンディションが悪かったと思いたいけど、実際どうなんでしょうね。
そんな中でもなんとかガイドブックに載ってそうな1枚を撮ることができました。高層ビルが密集しているだけでも十分絵になる香港の夜景ですが、レーザーや光が加わるとグッと華やかになりますね。
シンフォニーオブライツが終わった後は再び待機モードに。日本とは違って1月でも厚手の上着は必要ないくらい比較的暖かい香港ですが、花火を海沿いで待っているとかなり風が冷たくて寒い。日本から着てきたコートを持ってきておいて正解でした。
年越しまで後4時間弱あるなー長いなーなんて思いながら夜景を撮ったりゲームやおしゃべりをしていると…
まだ21時なのに2018年モード全開のライティングがスタートしていました\(^o^)/はや!
ここから約3時間ずっとこんな感じだったので、年を越す前からすっかり2018年モードになっていました。おかげで今年は書類とかで間違って2017年と書くことはなさそうです(*’▽’)
23時以降は15分ごとに小さな花火と光の演出が行われ、ああいよいよかとソワソワしてきます。
そして!
ついに!
このときが!
Happy New Year!!!!!!!!!!!!!
2018年を迎えた瞬間から一斉に花火が打ち上げられ始め、お祝いムードは最高潮に。日本の花火大会におけるフィナーレみたいな勢いが10分間続き、感想を一言で表すなら最初からクライマックス。
写真からだとその迫力や勢いが伝わらないように感じたので、短い動画を撮ってみたのでもしよろしければご覧ください(※音声が出ますのでご注意ください)
この勢いが10分間続くとどうなるかというと、不思議と勝手に笑えてくるんですね(*’▽’)ひっきりなしだとは聞いていましたが、ここまでとは思っていなかったので、ただただ圧倒されっぱなしでした。
ずっと連発されていることからどこでシャッターを切れば良いのか分からなくなったり、途中から花火の煙で花火が見えなくなったりして、構図などを考える余裕もなくなってなかなか上手く撮れなかったんですが、上の写真は『2018』がよく見える感じで写せたので気に入っています。
エネルギッシュかつ刺激的な2018年の幕開けでした(*’▽’)いい1年になりますように!
ミッション②香港ディズニーランドに行く!
死ぬまでに世界のディズニーパーク制覇をしたいと考えている私にとって、今回の旅で絶対に成し遂げたかったミッションが香港ディズニーランド(HKDL)に行くことです。ずっと行く行く詐欺をしていたので念願でした(*’▽’)
お天気がそんなによくなかったのと、日本に比べて格段に空いていたことからアトラクションにかなり時間を割いていたんですが、いくつか写真も撮ってきたので載せていきたいと思います。
Mickey and the Wondrous Book
今回私がHKDLで一番思い出に残っていると言えるのが、香港ディズニーランドだけで公演されているミッキー・アンド・ザ・ワンダラスブックというショー。
『すっごく良いので絶対見て!』と何人かから言われていたので期待していたんですが、もうね、めっちゃ良かった。どれくらいよかったかというと2回連続で見たくらいです。
ざっくり言うと、不思議な絵本から出てきてしまったオラフを、溶けてしまう前にミッキーとグーフィーが元の物語に戻してあげるというストーリー。
セリフは中国語で、ステージ右側に英語字幕が表示されるんですが、ステージ後方からだと字幕がかなり見えにくいのと、このショーのメインは歌なので、ストーリーのあらすじだけ把握しておけば字幕を追わずとも楽しめること間違いなしの構成になっています。
なお、写真撮影は可能ですがフラッシュや液晶画面を用いるのはNGです。(とはいうもののスマホで撮っている人が大半でしたが)
このショーのすごいところは、映像技術と圧倒的な歌とダンスの生パフォーマンス。見入ってしまってカメラを構えるのを忘れてしまったほど。やっぱ生歌は心に響きますし、ただただ圧倒されます。
このショーを見るためだけでもHKDLに来た甲斐があったと心から思えるショーでした。
エルサの圧倒的ラスボス感。少しも寒くなさそう。
無事にオラフを物語の世界に戻してあげて、極寒に震えていたミッキーも無事絵本から出ることができたところでショーはフィナーレへ。
HKDL10周年の曲『Happily Ever After』とともに、ディズニーの名作が次々と映し出されていきます。
最後は銀テープがどーんと出てショーは幕を閉じます。この銀テープが出た時点でまだショーが完全に終わっていないのに現地の皆さんが続々と立ち始めて驚きながらも、感動に浸りながらシアターを後にしました。
日本のパークでショーやパレードを見たことがないという方にも絶対に見て欲しいですし、見て絶対に後悔しない圧巻のショー。写真は撮ってないんですが、ライオンキングのショーも迫力満点で素晴らしかったです。いつか日本で見れる日が来たら良いなあ。
PAINT THE NIGHT
香港にしかないアイアンマンのアトラクションや、グリズリーのジェットコースターに2回乗ったりしていたらあっという間に時は夜に。
日本のディズニーランドの夜のパレードといえばエレクトリカルパレードですが、香港ではそれに一味加えたショー・PAINT THE NIGHTが公演されています。
モンスターズ・インクやカーズなど、今の日本のエレクトリカルパレードには登場しない作品のフロートもいくつかあり、すっごく新鮮。モンスターズインクが大好きで日本のEパレから姿を消したときひっそり涙した私としては、上のフロートはテンションが上がりました。
PAINT THE NIGHTの後は、閉園間際に行われる花火『ディズニー・イン・ザ・スターズ』を後方から鑑賞して、夢の魔法の1日を終えました。
大型拡張を控えたHKDLではパークシンボルである城の建て替え工事を行うため、実はこの日が花火の最終日だったそうです。見れてよかった(*’▽’)
元日ということで思っていたよりは混んでいたんですが、それでも日本と比べると本当に空いていましたし、中心地や空港からのアクセスもかなりよかったので、ディズニーが好きという人はもちろん、香港旅行で時間に余裕がある人も是非是非訪れてみて欲しいなと思いました。
海外ディズニーも残すところアナハイムと上海の2つ。ここまで来たら制覇してみたいものですね(*’▽’)
ミッション③ウワサのモンスターマンションに行く!
あっという間に香港最終日。年越し花火と香港ディズニーランドというかなり濃い2日間を過ごしてきて思いの外体も疲れていたんですが、空港に向かうまでに絶対に行っておきたいと思っていた場所がありました。それが益昌大厦です。
ガイドブックにも載っていないようなスポットですし、どこそこ?って感じだと思うんですが、写真を見れば私がいきたかった理由が分かると思います。というわけで、どん!
超人口過密都市である香港には、日本では考えられないくらいに高層マンションがずらーっと建ち並んでいるんですが、その中でも特に有名なのがこのマンション。各住居がびっしりと積み重なっている様子は幾何学的な美しさを感じます。
映画『トランスフォーマー』のロケ地になっていたり、とある写真家の撮った写真が有名になったり、『インスタ映えする』と取り上げられたりして話題になったそうです。
これ本当に人が住んでいるの?映画のセットとかじゃないの?と思っていまいそうになるんですが、本当に人が住んでいるから驚き。
部屋が出っ張っていることので真ん中に立っている時に感じる『迫ってくる感』がすごくて、『モンスターマンション』なんて呼ばれ方をするのも納得です。
さっきの写真の反対側には新築の高層マンションがそびえ立っているんですが、これまたデカい。今まで見たことのない光景で、ずっと上を向きっぱなしでした。
ガイドブックに載っているようなスポットではないんですが、まだ朝早くにも関わらず私たち以外にも観光客がちらほら。
そりゃこんな非現実的な写真を見たら一度は来てみたくなりますよね。
私自身インスタで写真を見てこの場所の存在を知ったので、『写真で見るとすごいけど実際はしょぼい場所だったりして…』なんてちょっと不安だったんですが、実際に見た方が迫力満点ですっごく興奮しました。
この国・この街だからこそ見られる景色にただただ感動しましたし、最後の最後でちょっとディープな香港らしさを感じることができてよかったです(*’▽’)
この場所は2018年1月末から許可のない立入および撮影が禁止となりましたのでご注意ください。
おわりに
2泊3日というショートスケジュールでしたが、年越し花火もHKDLもモンスターマンションも満喫することができて、本当に充実した旅になりました。
この旅で勢いをつけて、2018年もいろんな写真を撮りに行けたら良いなと思っていますので、今年も私とゆるカメライフをどうぞよろしくお願いします(*’▽’)!
最後まで読んでいただきありがとうございました!