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キット望遠の一歩先へ!SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSMの魅力を語ってみる。

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ついに念願のフルサイズ・Nikon D750を手にした私。

D5500の頃から引き継いだレンズ資産を合わせて標準ズームレンズ・超広角・魚眼とまでは揃っているんですが、望遠レンズがまだでした。

D5500を使っていた時はキット望遠レンズを使っていたんですが、フルサイズを手にしたら使ってみたいと思っていたものがありまして。それがナナニッパです。

というわけで、今回は私がD750のために選んだ望遠レンズ・SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSMの魅力を語ってみたいと思います(*’▽’)

目次

SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSMの魅力を語ってみる!

DSC_4373

いきなりですがでっけーーーーーーーーー!!!!!!!!

この記事の主役、SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSMです。

もう一度このデカさを確認してみましょうか。我が家にある今の私がメインで使っている機材と一緒に並べてみます。

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でっけーーーーーーーーー!!!!!!!!(二回目)

フード無しの長さは197.6mm・重量は1430gです。でっけー!(三回目)

世の中にはいろんなレンズがありますが、そのうちにF2.8通しのズームレンズ大三元レンズなんて呼ばれ、14-24mm F2.8や24-70mm F2.8そして今回紹介する70-200mm F2.8がその仲間。

ちなみに70-200mm F2.8は数字の一部をとってナナニッパ(7・2・8)なんて呼ぶ人もいます。

NikonタムロンシグマがそれぞれNikon用のナナニッパを出しているんですが、私が選んだのはシグマのナナニッパでした(*’▽’)

オートフォーカスが優秀!

私が念願のナナニッパを手にしたらまず撮りたかったのがディズニーのショーパレード

ステージにいる大勢の出演者の中で、常に動き回るお目当てのキャラクターをバッチリ捉えるためには、レンズのオートフォーカス性能はかなり重要になります。

ただ正直に言うと、サードパーティーレンズにあまりオートフォーカスの性能が良いというイメージを持っていなくて、このレンズを選ぶときに最も心配なポイントだったんです。

実際に使ってみると、私の心配を華麗に裏切る速さと正確さ。疑ってごめんと思わず謝りたくなりました。

今までD5500のキットレンズ(AF-S DX NIKKOR 55-300 f4.5-5.6G ED)は、肝心な時にピントが迷うことが多く、ここぞという時にピントが合わず密かに涙…なんてことが何度もありました。

このレンズで撮り始めてからはそういったことがほとんどなくなりましたし、大事な瞬間を安心して任せられる1本だと感じています。オートフォーカスの動作音が静かなのも好印象です。

明るいレンズならではの柔らかな背景ボケ

背景がふわっとボケた写真にときめくのがオトメゴコロというもの。思いっきり背景をボカすことができるのは明るいレンズの特権です。

また、焦点距離が長ければよりボケやすくなるので、ナナニッパを使ったらどんなボケが得られるのかというのも私が楽しみにしていたことのひとつだったんですが、期待を裏切らない柔らかいボケ感ですっごく私好み。

またこのレンズは円形絞りを採用しているので、イルミネーションや木漏れ日などを背景にすると円形のボケを得ることが可能。

ちなみに、上の写真はF3.5で撮影したものです。綺麗な丸ボケですね(*’▽’)

それでいてキレのある描写

背景ボケの美しさだけでなく、ピントが合った部分のキレも文句なしのこのレンズ。

写真にのめり込むと単焦点のキレとズームレンズの便利さ・機動性の中で揺れ動くこともあるんですが、このレンズは『やっぱりズームレンズはなぁ…』なんて思わせる余地を与えない写りだと感じています。

開放でも絞ってでもなんでもいける、人物・風景・動体など何でも任せられる1本です。

逆光にもしっかり強い

もうひとつ気になるのが逆光耐性

標準・広角ともに、ニコン純正のナノクリスタルコートという逆光耐性に優れたコーティングがなされたレンズを使っている私は、割とこの点についてシビアな感覚で見ているんですが、このレンズも文句なし。逆光には強い部類に入ると思います。

全くフレアやゴーストが出ないというわけではありませんが、Lightroomでちょちょいと修正できる程度です。

手持ち撮影に頼もしい手ブレ補正

焦点距離が長くなればなるほど手ブレにはシビアになりますし、気を抜いていると家に帰って写真を見返してみたらブレていた…なんてこともしばしば。

そんな望遠レンズユーザーの悩みを頼もしく支えてくれるのが手ブレ補正です。

このレンズはOS(Optical Stabilizer)機構というものが搭載されており、撮影者をしっかりサポートし、手ブレを防いでくれます。

同じ手ぶれ補正でも、レンズによってその効果って結構違うように思うんですが、このレンズは、撮影しているとググッと引かれるというか『今補正されてるな~』という感覚があります。

上の写真は82mm・SS1/15秒という、かなり手ブレのリスクが高い設定で撮ったものなんですが、手ブレすることなく撮ることができています。

『F2.8通し』という抜群の安心感

このレンズを使い始めて、明るいズームレンズは正義だとしみじみと感じていて。

私が好きなディズニーのショーパレード撮影においては、キャラクター達の動きを止めようと思うと1/800秒くらいのシャッタースピードが必要。

ただ、今まで使っていたキットレンズだと、ズームすると開放でもF5.6になってしまうため、曇り空だったり夕方だったりするとあっという間にISOが上がってしまい、夜の撮影はかなり厳しいものがありました。

でも全域F2.8の明るさがあれば、曇り空でも夜の手持ち撮影でも夜の動体撮影でも難なく撮れる。望遠レンズは明るいものに限る、そう言い切っても良いように感じています。

開放からしっかり使える描写力・安心感のある手ブレ補正などのおかげで、このレンズを使い始めてから『これはちょっと上手く撮れないかも』と思う場面がほとんどなくなりました。

D750の高感度性能と組み合わせれば撮れないものはないと思えるくらい、写真の幅を大きく広げてくれる1本だと感じます。

コスパと機動性に優れた素晴らしすぎる1本

ここまでこのレンズの魅力をあれこれ述べてきましたが、このレンズの一番すごいところはやっぱりそのコストパフォーマンスだと思います。

フルサイズ対応ってだけで値段は一気に跳ね上がりますし、明るいレンズとなるともっと高くなる。F2.8通しのズームレンズとなればもうとんでもないお値段になるんです。

これと比べると、SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSMは純正の半額以下。

それでも高いのは確かなんですが、純正と同じ焦点距離域と明るさ・手ブレ補正などの機能を持っていることを考えたら安いと言っていいと思います。

ただ同じ70-200mm F2.8というレンズであっても、やっぱり違いはありますし、半額以下で純正と全く同じ性能・描写が手に入るというわけではありません。

レビュー等を拝見すると、純正ナナニッパの評判は本当に高いですし、やっぱりオートフォーカスや描写のキレ具合など細かい部分にお値段の差は表れるとは思います。

でも正直、私自身純正の半額以下でこんな素晴らしい性能と描写を楽しめるなんて夢にも思っていなかったので、このレンズには本当に驚かされました。

そもそも私がこのレンズを選んだのは、ナナニッパに憧れるけれど純正は高すぎたから。

その中で、シグマのレンズはNikon純正とズームリングの回転方向が逆なので、タムロンの70-200 F2.8とも悩んだんですが、最終的には外観がシグマの方がシュッとしてて好みだったという、ほぼ直感に近い理由でこのレンズに決めました。

正直F2.8通しであること以外(描写力やオートフォーカス)などは『所詮サードパーティ』とあまり期待していませんでしたし、『安かろう悪かろう』くらいに思っていた私。

でも、ここまで見てきた通りこのレンズは本当に優秀。

使えば使うほどコストパフォーマンスに優れまくった1本だと感じます。

また、冒頭で三回くらい『でっけーーー!!!』と叫びましたが、フルサイズ対応・F2.8通しの大口径・望遠レンズという、レンズを大きく重くする三大要素をフルコンボしていることを考えると、十分コンパクトだと思います。

おわりに

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最後に叫んでいいですか。でっけーーーーーーーーー!!!!!!!!(四回目)

D750を手にしたら使ってみたいと思っていた大三元レンズ。

70-200mm F2.8で撮る世界は今までとはひと味もふた味も違って、キットレンズの一歩先を見せてくれたように感じます。やっとタイトル回収。

拙い文章と作例ではありましたが、この記事を通じてこのレンズの魅力が少しでも伝わっていれば幸いです(*’▽’)

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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