上達のカギはレンズにある!私がボディよりもレンズにお金をかけるべきだと考える理由


○万円するレンズは積極的に購入を検討するのに、大学の授業で散々『買え!』と言われている3000円くらいの参考書の購入は渋り続るダメ大学生してます。どうもmeguです。



さて、カメラを手にしてしばらく経ってレンズが気になりだしたそこのアナタ、写真に慣れてきたからボディの買い替えを考え始めたそこのアナタ。

カメラ周りのものを買い足したり買い替えたりする時に多くの人が考えるであろうこと、それはカメラで一番お金をかけるべきポイントはどこなのかということ。

ボディからレンズ、三脚やその他小物にまで全てお金をかけられたら良いのですが、人生とは厳しいものでそんなことは普通の人にはなかなかできないこと。せっかくお金をかけるなら、一番写真を良くしてくれるものにお金をかけたいですよね。


ボディとレンズ、どちらにお金をかけるべき?



買い替えや買い足しを考える対象として、最も多いのがボディレンズ

傷がついてしまった、相当古いモデルだからそろそろ買い替えたいという明らかな理由であれば迷うことはないと思うのですが、自分の写真のさらなるステップアップを考えての購入であれば、限られた予算の中で何にお金をかけるべきか迷ってもおかしくないと思うのです。

ボディとレンズ、お金をかけて写真が変わるのはどっち?

ひとことで『ボディ』『レンズ』といっても、世の中にはたくさんのボディやレンズが溢れています。

お値段もピンからキリまであるし、購入にかけられる予算も人によって様々。その予算の額によってボディとレンズの優先順位は変わってきます。

目に見えて写真に変化を与えるのはレンズだと思う

初めてカメラを買う時、多くの人はキットレンズ付きで購入していると思うのですが、そのキットレンズの代表格といえば18-55mm F3.5-4.5

このレンズは本当に評価が高くて、キットレンズといって侮れない存在なのですが、このレンズでどう頑張ってもF1.8という明るさは出せませんし、10mmなどといった超広角での撮影はできません。

aDSC_2632
けれど、単焦点レンズを買い足せばどのボディであってもF1.8という明るさを用いて、キットレンズでは味わえないボケの表現を体験することが出来ますし、超広角レンズを買い足すと自分の視野以上の範囲を切り取ってくれるダイナミックな絵が撮れる。これらの変化はカメラの知識がまだ乏しい初心者であってもハッキリと感じることが出来るもの。

ちょっと写真に慣れて知識が付いてくると解像度や描写力にも敏感になれますし、レンズによって異なる写りの変化を楽しむことができます。


『写真を長く楽しむ上で一番大切なことは変化だ!』と以前別の記事で書いた覚えがあるのですが、自分の写真に変化がないと写真はすぐ飽きてしまうと思うんです。

一眼レフを持ってすぐは、スマホとは全く違う画質の写真が撮れるので、その変化を楽しむことが出来ます。けれど、しばらくカメラをいじっていくうちに、自分の写真のセンスのなさを感じたり、上達がみじんも感じられなくて飽きてやめてしまう。そういう大学生を今まで何人か見てきました。

1年以上写真を続けている私ですが、1年やっていても自分で目に見えて感じられる上達なんて本当に小さいものです。でもなぜ今も飽きずに写真を楽しんでいるかというと、レンズを変えることによって上達したように思えているんです。

aDSC_0811
私が写真に完全にハマるきっかけとなった単焦点レンズ。背景をぼかすだけで何だか良い写真が撮れたような気がして『おーすげー!もっと撮りたい!』となりましたし、写真に大きく変化が見えたのが本当に楽しかったのを覚えています。この頃はほんとなんでもかんでもとりあえずボカしてました(笑)

また、超広角や魚眼を手に入れた時も『なんかすごく壮大な1枚が撮れるようになった気がする』と自分の写真に大きく変化を感じることが出来ていました。

これらは私の写真の腕が上がったのではなくて、私が買った単焦点レンズのボケ方がすごいだけ、あるいは超広角レンズの写しとる範囲の広さがすごいだけなんですが、それでも写真に変化があるだけで上達した気分になる

そして写真が上手くなるためにはこの『上達した気分』が凄く大事だと感じます。この気分からどんどん写真を撮り続けるうちに自然と腕は上がっていくものです。



だからこそ予算がかなり限られる大学生をはじめとして、ボディよりレンズにお金をかける方が自分の写真の変化が楽しめる上に、上達への一番の近道だと思うんです。

『レンズは資産』という言葉の意味


レンズを語る時によく使われる『レンズは資産』という表現。聞いたことはありますか?

このように言われる理由の一つとして、発売サイクルがボディに比べてレンズは遅いんです。

新型が出たとしても、手ブレ補正や追加されたりオートフォーカス性能が良くなるといった変化はあるものの、ボディほど新型が出たからと一気に価値が落ちることがないことから『資産』と言われているそう。

価値が下がりにくい、売却を決めた時もボディに比べて売値が高い・安定しているといった意味でレンズは資産。また、レンズはボディが変わっても使うことができるため、末永く受け継ぐことが出来る点からも立派な資産といえます。。(※APS-C機専用レンズはフルサイズ機では使えないので、全ての人にとって全てのレンズが資産として受け継げるという訳ではありませんが…)



ボディにはいつか寿命が来ます。けれどしっかりとケアしておけばレンズはずっと使える。このことからもボディよりレンズにお金をかけるべきだと言えます。

ボディにお金をかけてみて私に起こった『ある変化』

じゃあボディにお金をかけるのは良くないのかといえば、もちろんそうではありません。

ただ、私はボディにお金をかけるのはタイミングが重要だと考えています。

aDSC_2566
入門機で写真を始めて、ある程度写真に慣れてきた人からたまに『中級機に買い替えたい』という声を聞くんですが、写真に変化を求める上でむやみやたらにボディにお金をかけるのはどうなのかなと思う部分があります。



例えばD3300で写真を始めてAPS-C機の中級機にあたるD7200に買い替える場合、オートフォーカスの測距点は11点から51点に増えるのでオートフォーカス性能は大幅にアップしますし、ISOの使える範囲も大きくなる(D3300は常用感度ISO12600、D7200は常用ISO25600)、その他にも細かな変化がありますし、それらによって撮影は確実に快適になると思います。

ただ、こういったもので劇的に写真が変わるかと言えば少し疑問が残ります。変わっているのかもしれませんが、初心者の目に見える形で変わるかと言われれば恐らく変わりません。



初級機から中級機に買い替えるのがダメというわけではありませんし、ステップアップは絶対にフルサイズが良いというわけではありません。フルサイズ機は極めて趣味性の高いカメラだと思いますし、今店頭に置かれているようなAPS-C機に綺麗な写真を撮るために必要なものはほとんど入っていると思います。

ただ、中級機にしてもフルサイズにしても、ボディにお金をかけて感じられる変化に気付くのって、レンズにお金をかけた時よりも少し難しいなと感じます。

ボディはあなたの写真をサポートする存在

DSC_0014-2
ボディの買い替えもレンズの買い足しも経験して感じるのは、ボディにお金をかけたことによる変化はサポートのようなものだということ。

センサーサイズの大きさや高感度撮影、ダイナミックレンジや連写・AF性能…。写真を下から、根元から支えてくれるのがボディだと思っています。

そしてその変化を感じるためには、ある程度写真が上手くなっている・経験を積んでいる・ある程度写真の知識を持っている必要があると思うんです。



どうしてもカメラを始めたての頃は、レンズよりボディの方が大事だと思う人もいるでしょうし、私も実際そうでした。でも、写る範囲は勿論のこと、絞りやボケ、フレアなどへの耐性および解像感など、写真の出来を決めるのはボディではなくレンズと言っていいんですよね。良いボディがあったとしても、良いレンズがないと良い写真は撮れないんですよね。

ボディにもレンズにもまんべんなくお金をかけられたらいいのですが、なかなかそれは難しい。となるとどちらにお金をかけるかを選ばなければならない。それなら、写真をダイレクトに変えてくれるレンズにお金をかけるべきだと思います。

新しいボディは『写真を撮る人』を変えてくれる


私自身D5500からD750に乗り換えてみて思ったのは、ボディが変わると撮るテンションが上がったり、ちょっとした自信を持てるようになったんです。

私の場合、初級機からフルサイズ機に買い替えたので、ボディにお金をかけることによる写真の変化はもちろんありました。特に高感度撮影でのノイズの少なさにはびっくらこいたもんです。

ただ、いつでも高感度を使うわけではないので、正直レンズを変えた時ほどの自分の写真の劇的な変化を感じることはありませんでした。撮ったものをしっかり振り返ってみると黒つぶれが少なかったりと、描写が明らかに違ったりと変化はたくさんありますし、写真のクオリティはしっかり上がっているんですけどね。そこはさすがフルサイズ機です。



ボディを買い替えて私起こった一番大きな変化は、D750を持っている自分への自信だと思います。ボディが変わったから見せびらかすという感じの自信ではなくて、『これがあれば何でも撮れる!撮ってやる!』という自信です。

やっぱりカッコいい機材はテンションが上がりますし、そういったテンションは写真を続ける上ですごく大事な要素。撮りたいと思える機材を持つのが一番です。

お値段にもよると思いますが、レンズよりもボディの方が基本的に高価なもの。買う!と決めるには相当な勇気がいりますし、せっかくそこまでの決心をして買うのであれば、長い間自分のテンションを上げてくれるような一台に決めるべきだと思うんです。

ボディにお金をかけるタイミングを考える

Camera
先程ボディにお金をかけるのはタイミングが大事と書いたんですが、写真を始めたての人はレンズにある程度手を出し終わるまではボディにお金をかけるべきではないと思っています。

レンズを変えると写真が変わる。レンズが増えると自分の写真のバリエーションも増える。写真がどんどん楽しくなっていく。楽しいと撮る頻度も増えますし、どんどん撮っていくうちに写真がカメラがどんどん分かってくる。そしてそれと同時にちょっとずつ細かいカメラの知識も自然と付いてきます。

私はそうなった時こそがボディにお金をかけるタイミングだと思うんです。ここまできたらボディによる写真の変化がしっかりとわかるようになるからです。



初心者の場合、本当に撮る回数に比例していく形で写真はグングン上達します。だから、写真を撮るのを楽しくしてくれるレンズにお金をかけることが、直接写真の腕の上達に繋がっていくと思います。だからこの記事のタイトルに『上達のカギはレンズ』とか書いちゃってるんですね。


上達という面でも『ボディはレンズにある程度手を出してから』と言えるんですが、先ほども書いた通りボディの発売サイクルは早いもの。あっという間に型落ちになり、あっという間に自分の持っているボディ以上の性能を持つ新しいボディが発売されるわけです。

だってあれですよ、私が1年半前に買ったオリンパスのミラーレス、この間調べたらボディはおろかキットレンズまで生産終了になっていました。めっちゃかなC。

ボディは写真において最も大事な要素ですが、中途半端に買い替えても結局すぐに買い替えたくなると思うんです。それこそ、漠然とした考えで初級機から中級機に買い替えたとしても、結局すぐフルサイズの方が良いと言い始めるでしょうし、そういったカタチの買い替えは写真の上達には一歩も近づかないので、まずはレンズを揃えて写真の腕と知識を付けてからボディを考える、そのタイミングが大事かなと思います。


おわりに

DSC_0023-2
ハマると楽しい機材選び。せっかく買うなら効率よく、そして自分が一番写真を楽しめるようにしたいなと考えていて、その結果辿りついたのはボディよりレンズにお金をかけるという結論でした。

これからどうやって写真を続けていくか、どうやって写真周りのものを揃えていけばいいのかと思っている人に、この記事が少しでもヒントになればいいなと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました!