キャラクターやパーク風景を綺麗に撮りたい。カメラが欲しいけどどれを選んで良いか分からない。そんな迷える子羊の皆さん、どうもこんにちは。私も元悩める子羊です。
早速ですが、今回はかれこれ4,5年舞浜でゆるゆる写真を楽しんでいる私の目線で、ディズニー好きが考えるディズニー好きのためのカメラの選び方をまとめてみようと思います(*’▽’)
ディズニーで使うカメラ選びのポイントはこの4つ!
- 一眼レフとミラーレスはどちらでもいい
- APS-Cのカメラを選ぶ
- ファインダーの見え方を店頭でチェックする
- 悩んだらレンズの選択肢が多い一眼レフが有利
このブログお得意のいきなり結論。これまでいろんな写真をパークで撮ってきましたが、この基準で選べば失敗することはないでしょう。
カメラは高い買い物ですし、100%納得して決めたいもの。というわけで、どうして上の選び方が良いのか詳しくまとめていきたいと思います(*’▽’)
一眼レフとミラーレス、どっちを選べばよいか
『カメラを買おう!』と思い立ってまず最初に悩むのは、一眼レフとミラーレスどっちを選ぶか。ディズニーのためのカメラ選びもやっぱりここから始まるわけですが、これは正直どっちでもいいです。
私が写真を始めた4,5年前は、ミラーレスはまだ『動体向き』とは言い難い印象が強く、このブログでも『ショーパレードを撮るなら一眼レフの方が無難』と述べていました。
ただ、時代は変わり、すっかりミラーレスがスタンダードに。今の時代の『一眼レフかミラーレスかを決める基準』は次の3つです。
- センサーサイズ
- ファインダーの見やすさ
- レンジの多さ・価格
ひとつずつ見ていくことにしましょう(*’▽’)
①カメラ選びの最大のカギは『センサーサイズ』
いきなり小難しい話になってしまうのですが、カメラが写真を撮るためにはセンサーという部品が必要。で、このセンサーの大きさによって撮れる写真のクオリティが変わってきます。
今現在発売されているカメラでメジャーなセンサーサイズは、次の3つ。
- フルサイズ
- APS-C
- マイクロフォーサーズ
この中だとディズニーで撮りたい人へのオススメはAPS-Cです。
センサーサイズが大きくなることによるメリット・デメリット
- メリット:より高画質で撮れるポテンシャルが高い
- デメリット:ボディとレンズが大きく重くなる・値段が高い
一番大きなフルサイズは、より画質がよくなるけどカメラが重くて大きくなる。マイクロフォーサーズになるとカメラはかなり小さく軽くなります。
画質は様々な要素によって決まるので、『センサーサイズが小さくなると画質が悪くなる』というわけではないのですが、なんせ今はスマホで簡単に綺麗な写真が撮れてしまう時代。
せっかく一眼を買うのなら『スマホと全然違う!』と感動したいことも考えると、『高画質を維持しつつ小型軽量化を最大限追求』という印象のフォーサーズを選ぶメリットはかなり小さいのが本音で。スマホ以上に『最高に小さくて軽くて身近なカメラ』ってないですからね。
なので、『小型軽量も頑張れつつ、センサーサイズの大きさも十分確保』のAPS-Cが最適だと思います。
②『ファインダーの見え方』もめっちゃ大事
突然ですが、一眼レフとミラーレスの違いってしっかり理解できていますか?
大きくて重い方が凄い写真が撮れそうという先入観からか、『ミラーレスは一眼レフには劣る』というイメージをお持ちの方も多いのですが、それは間違い。この認識でいるとカメラ選びはかなりの確率で失敗します。
一眼レフとミラーレスの違いは、ミラーがあるかないかただそれだけ。ミラーという光学ファインダーを作るための部品を省くことにより、小型軽量化に成功したのがミラーレスです。
つまり、一眼レフとミラーレスではファインダーの作りが全く異なります。
ショーパレ撮影ではファインダーめっちゃ大事
もしかしたら、『ファインダーいらないんだけど』と思っている方もいると思います。私もかつてはそうでした。
ただ、ショーパレードを撮るようになって以来、ファインダーの重要性を身に沁みて感じていて。というのも、ファインダーには次のようなメリットがあります。
- カメラを構えるときに自然と脇が締まるため手ブレしにくい
- 余計な視覚情報が入ってこないため被写体に集中しやすい・構図が決めやすい
特に私が声を大にして伝えたいのが、2つ目。
液晶画面で撮る場合、どれだけ液晶に集中していても、カメラの周りの景色もぼんやりと視界に入ってしまいます。そのため、目に入ってくる情報が多すぎて、ショーパレ撮影時にキャラクターを見失ってしまったり、構図が微妙になってしまうことがあるんです。
ショーパレードでのシャッターチャンスは一瞬ですし、被写体に集中するのが何よりも大事。これがディズニーのためのカメラにはファインダー付きの方が良いと考える理由です。
一眼レフとミラーレスのファインダーの違い
- ミラーがある(一眼レフ):実際の景色が鏡で反射されたものを見る
- ミラーがない(ミラーレス):映像を見る
ミラーレスの場合、肉眼とは見え方が若干違うという理解でOKです。
一昔前はこの『見え方の違い』が機種によっては顕著で、タイムラグやチカチカ感が気になることも多かったのですが、最新機種が発売されるたびにどんどん進化していて、肉眼で見るのと大差ないモデルが増えています。
ただ、やっぱり機種によって性能は異なるのと、見え方の好みはかなり個人差があります。
先に述べたように、ショーパレード撮影ではファインダーがすごく大事なので、店頭でファインダーを実際に覗いてみて見え方をチェックすることが失敗しないためのポイントです。
③レンズのバリエーションも差がある
先程チラッと『画質は色んな要素によって決まる』という話をしたのですが、画質の大きなカギを握るのがレンズの性能。私自身写真を趣味にするまで知らなかったのですが、高級カメラでもレンズがイマイチだと意味がないんです。
ショーパレード撮影には望遠レンズが必須アイテムですし、超広角レンズや魚眼レンズがあるとパーク風景を切り取るのが格段に楽しくなる。良い写真を撮るためには、レンズの選択肢は多いに越したことはありません。
レンズの選択肢が多いのは?
これまでのユーザー数が多く中古市場が潤沢であることから、歴史の長い一眼レフの方が豊富と言っていいかなと思います。
ミラーレスもここ数年でレンズがかなり増えましたが、レフ機用と比較して高いものが多いですし、新しい分中古も少なく、値もあまり落ちていません。
はじめてのカメラ選びにおいてレンズまで気にするのは難しいかと思いますが、悩みに悩んだら『レンズが多い・中古で買いやすい』という理由で一眼レフを選ぶのもかなりアリだと思います(*’▽’)
ディズニー撮影向けのおすすめカメラをピックアップ!
さてさて。ここまでの内容を一旦おさらいしましょう。
- 一眼レフとミラーレスはどちらでもいい
- APS-Cのカメラを選ぶ
- ファインダーの見え方を店頭でチェックする
- 悩んだらレンズの選択肢が多い一眼レフにするのもアリ
これらを踏まえて、私が独断と偏見で選ぶディズニー撮影向けのオススメカメラをピックアップしたいと思います。
Nikon D5600(一眼レフ)
私がNikonユーザーなので、まずはやっぱりNikonから。私が初めて手にした一眼レフ・Nikon D5500の後継機・D5600です。
初心者でも手を出しやすいNikonのエントリーモデルのうち、価格を重視しすぎず、オーバースペックすぎず『ちょうどいい』D5000系。長く使えるカメラとして最適だと思います。
基本はD5500から引き継がれているので、自信を持ってオススメできる一台。ちなみに私のD5500への愛は下の記事で熱く語っています。
EOS Kiss X9i(一眼レフ)
Nikon D5500と同等の価格帯・性能を持ち合わせたCanonのAPS-C一眼レフです。
一番の売りは前モデル(X8i)と比べて、AF性能が大幅に向上したこと。
また、X8iと比較して高感度性能(ISO感度上限)もアップデートされているので、パーク内では三脚が使えないことも考えると、X8iよりもX9iを選んでおく方が良いかなと思います。
補足:AFと連写性能について
ショーパレード撮影は連写より設定の方が大切なので、著しく連写に弱いと言われるモデルでなければ大丈夫。AFに関しても、レンズ性能がかなり影響してくるので、無理して高いモデルを買う必要はありません。
ただ、D3300のようにエントリーモデルの中で価格重視のものは、AF性能を削っているものも少なくないので、そういった機種は避けた方がベターです。
Nikon Z50(ミラーレス)
2019年に発売されたNikonのAPS-Cミラーレス一眼。ちなみに、私が買い替えを検討しているのはこのシリーズのフルサイズモデルです。
ミラーレス一眼は、小型軽量化の過程でボタンの押しやすさやグリップの握りやすさが犠牲になってしまいがち。その点において、Nikon Zマウントは『持ちやすさ・使いやすさを維持できるラインでの軽量化』にこだわっているのがとても魅力的です。
ただ、D5600と比較すると正直ボディ自体の大きさ重さがほとんど変わらないので、『ミラーレスとは?』と印象を受けてしまうのですが、ミラーレスになることでレンズの小型化が期待できるので、総合的に考えるとミラーレスの恩恵はあると言っていいでしょう。
現時点でのレンズの選択肢が少ないのが難点ですが、これから新しく出てくるレンズが使える土台に立てるのはいいですね。
sony α6400(ミラーレス)
SONYからも一台ピックアップ。
一世代前のα6100もあるのですが、あまりお値段が変わらず防塵防滴仕様が手に入るのであればα6400の方が良いというのが私の意見。カメラの中でもミラーレスは特にデリケートなので、防塵防滴仕様とアンチダスト機能はすごく魅力的です。
気になる点は、構えやすさ。『カメラは小さくて軽いほど良い』と考えがちですが、ボディが小さいと構えにくいことも少なくなく、数分間カメラを構えっぱなしになるショーパレード向きとは言い難いのが正直なところです。
ただ、『ディズニーだけでなく、ちょっとしたお出かけや旅行でも気軽に持ち出せるカメラが欲しい』という方にはかなり良い選択肢だと思います。
おすすめを一台だけ選ぶとしたら?
コストパフォーマンス的な意味では、私がおすすめしたいのはNikon D5600です。
無意識にNikon贔屓してるのかなとも思ったのですが、何度考えても、連写・高感度耐性・AFと申し分なく性能を持ちながらダブルズームキットで10万をあっさり切るというのはコスパ抜群だと思います。
私自身舞浜で色々撮っていて、レンズ交換して初めて気付けたパークの魅力も沢山あって。レンズ交換は一番『スマホと全然違う!』と実感できる一番の近道なので、そのハードルを下げてくれる中古レンズの潤沢さはやっぱり魅力的です。
2016年発売モデルですが、後継機が出てもこれはしばらくメジャーな選択肢として生き残ると思います。
おわりに
あれこれまとめていたらかなり長くなってしまいました。このブログではショーパレや夜景の撮影設定などの記事も書いていたりするので、カメラを手にされたらまた遊びに来てくださいね(*’▽’)
最後まで読んでいただきありがとうございました!