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便利すぎる単焦点!M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8の魅力を語ってみる

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便利すぎる単焦点!M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8の魅力を語ってみる

普段のこのブログはNikon記事ばかりなのですが、私が初めて手にしたカメラはオリンパスのミラーレス一眼。

最初はキットレンズで楽しんでいたんですが、『他のレンズも使ってみたい!もっと背景をボカしてみたい!』と思い始め、選んだのがM.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8でした。

今回はこのレンズの魅力と、M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8と悩んだ末17mmを選んだ理由もあわせてまとめてみたいと思います。

目次

M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8の魅力を語ってみる!

M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8ってどんなレンズ?

M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8の外観

35mm換算で焦点距離34mm。レンズの高さは35.5mmで、重さは120gです。

キットレンズとは異なる金属素材が使われているので、コンパクトでありながら高級感があるのも素敵ポイントです。

しっかりボケる!

M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8のボケ

キットレンズを使っていて『思ったよりもボケないな…』と感じた方は少なくないように思います。かくいう私もその一人。

背景をボケるかどうかは色んな要素が関わってくるんですが、一番手っ取り早い方法がF値の小さな明るいレンズを使うこと。単焦点レンズは、ズームという便利さを犠牲にした代わりに、その焦点距離に特化した作りを実現しているので、F1.8という明るさが確保できるんですね。

上の写真は私がM.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8で最初に撮った写真。今見返すとどこにピントが合ってるのかイマイチよくわからないのですが、しっかりボケているのは伝わるかと思います。

万能で使いやすい換算34mm

M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8の作例

焦点距離34mmで撮れる世界は、ボーっと何かを見ている時の視野とほぼ同じ。つまり、目の前に広がる光景を見たままに切り取れるというわけです。

単焦点レンズ使ってみたいけどズームができないのは不便そう…とためらっている方も少なくないと思うんですが、このレンズは狭すぎず広すぎず、肉眼で見ているのと違和感のない広さを写し取れるので、非常に使い勝手が良い

テーブルフォトから風景・スナップや人物写真まで、なんでもこなせる万能な単焦点レンズと呼んで良いとは思っています。

ちょっと上手くなったように思えるような写り

M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8の作例

明るさだけでなく、ズームレンズとは違う高い描写力も楽しむことができる単焦点レンズ。

このレンズを手にした当時は、今以上に写真について詳しくなかったのですが、それでも『キットレンズと違う!』とハッキリと感じられたくらい。

ボカしたいところはなめらかにボケて、ピントを合わせた主役はその質感が写真から伝わってくるくらいに美しく立体的に写してくれる。私ちょっと写真上手くなったかも?と錯覚してしまうほどです。

M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8の作例

『F値を小さくすると背景がボケる・F値を大きくすると全体的にピントが合う』と覚えていると、F1.8で風景とかを撮ったらなんとなくぼやけた写真になるのでは?と思われがち。

F1.8で撮ったから全体がボケるということはないのですが、一般的にレンズ性能は少しF値を上げた方が向上すると言われています。逆に言うと、F値が一番小さい状態(=開放)で撮ってもキレがある1枚が撮れるものは『良いレンズ』と評価されます。

で、上の写真はF1.8で無加工。ブログ用に圧縮しているので少し伝わりにくいかもですが、私はこれは『良いレンズ』と言い切って良いと思います。

明るいレンズは正義!

M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8の明るさ

旅行のお供としてオリンパスのミラーレスを選んだ方も多いと思うのですが、このレンズは旅行にも最適

というのも、F値の小さな『明るい単焦点レンズ』の利点は、背景をボカしやすいこと以外に、手ブレしない短いシャッタースピードでも明るく撮影することができることでもあるからです。

M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8の作例(夜景)

私は今Nikonの一眼レフも使っているんですが、オリンパスのミラーレスは明るいレンズがあるのとないのとでは撮影の快適さが全然違うと感じていて。

というのも、OLYMPUS PEN Liteシリーズは、お世辞にもそこまでずば抜けた高感度性能を持っていません。

もちろん感度に頼って手持ちで夜景撮影することはできるんですが、センサーサイズも小さいので、割とノイズもがっつり出ます。ボディ内手ブレ補正があるからと油断していると、家に帰って見返してみたらブレていた…なんてこと、一度は経験ないでしょうか。

M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8の作例(夜景)

でも、F1.8の明るさがあれば、ISO感度をできる限り上げることなく、ノイズのない綺麗な夜景を撮ることができる。手ブレ補正という味方を活かせば、写真の幅が一気に広がりますし、格段に撮りやすくなります。

コンパクトなサイズ感と見たままを写せる画角、そしてF1.8という明るさを兼ね備えるこのレンズは旅行にも最適な1本だと思います(*’▽’)

25mm F1.8ではなく17mm F1.8を選んだ理由

M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8の作例

何を隠そう人生初の交換レンズ選びでしたし、色んな選択肢の中からこのレンズを買う!と決めるまで本当に迷いに迷いました。もしかしたら今この記事を読んでくださっている方の中にも『レンズ選びは初めて!』という方がいらっしゃるかもしれません。

というわけで、ここからは私がM.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8を選んだ理由についてお話したいと思います。

M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8と迷った

M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8

『単焦点 おすすめ』と検索すると、『標準レンズ』として換算50mmのレンズがピックアップされていることが多かったので、私が『単焦点レンズを買うぞ!』と思い立って最初に候補に挙げたのがこのレンズ。

お値段も手頃ですし、OLYMPUSユーザーなら一度は検討する1本かと思います。

換算50mmは思っているより狭い

ただ、換算〇〇mmとか言われても、レンズ選びなんてしたこともない初心者の私にとってはなんだかイマイチしっくりこない。

レンズは高い買い物ですし、せっかく買うなら使い勝手の良いレンズが欲しいなと思いつつ、色んな作例を漁っていくうちに、50mmの世界って結構狭くないか?と思い始めて。

正直なことを言うと、17mm F1.8に決めた理由は25mmよりも焦点距離が短い唯一の選択肢だったからでした。(※厳密には12mm F2.0もあるのですがお値段が高いので除外)

半ば直感で購入したわけですが、色々撮りつつ写真のことを知っていくうちに、あの時の直感は間違ってなかったことに気付いて。というのも、

  • 35mm:ボーッとしているときの視野と大体同じ
  • 50mm:何かを一点を見つめている時の視野と大体同じ

と言われているから。一般論ではありますが、自分自身撮っていて実際にこう感じます。

今回のレンズ選びでは『色んな場面で使える単焦点レンズが欲しい』と考えていたので、この場合『見たままの景色全体が写る』方が向いている。M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8を選んだのは大正解だったというわけです。

17mm F1.8が合っているのはこんな人

OLYMPUS PEN Lite E-PL6

背景も程よくボカせて、あらゆる場面で使いやすい万能単焦点レンズをお探しの方は、17mmがお勧め。

個人的には、私のように作例を見ている段階で『ちょっとアップすぎない?』と感じた方は、25mmではなく17mmを選んだ方が良いと思っていて。

というのも、OLYMPUS PENシリーズでは、ファインダーではなく液晶を見ながら撮影するので、自分の目とカメラが離れています。よって、実際の焦点距離以上に長く狭く感じられる傾向にあるので、少し使いづらさを感じる可能性が否定できません。

このあたりは、普段ズームレンズで撮っている時に、何mmくらいで撮っているかを軸に決めると失敗しないと思います(*’▽’)

25mm F1.8が合っているのはこんな人

一方、背景を思いっきりボカしたいという方は25mm F1.8を選んだ方が良いと思います。

その理由は、センサーサイズの都合上オリンパスのミラーレスは背景が少々ボケにくいから。

17mm F1.8でも勿論ボカすことはできますが、焦点距離の長いレンズの方がより大きな背景ボケを楽しむことができます。

とはいえ、焦点距離が長すぎると、被写体との距離感を掴むことが難しいので、人間の視野に近く使い勝手が良く、かつ背景を思いっきりボカせるレンズとしては換算50mmが一番バランスが良いと思います(*’▽’)

おわりに

悩みに悩んで手にした初めての単焦点レンズ。このレンズを選んで本当によかったと思っています。

この記事が皆さんのレンズ選びの少しでもヒントになれば幸いです(*’▽’)

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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