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単焦点に望遠…レンズはどんな順番で揃えればいいのか考えてみた!

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一眼レフ・ミラーレスの醍醐味は、なんといってもレンズ交換。標準に望遠に高倍率、単焦点に超広角などなど、世の中には本当にたくさんのレンズがあります。

キットレンズを使い続けてきたけど、他のレンズにも興味が出てきた。でもどれを買い足せばいいのか分からない・買ったとしても使いこなせるか分からないという方もいるはず。

まず最初に私が実際に買い足した順番を振り返った上で、その経験を踏まえて『どの順番で買い足すべきか』を考えていきたいと思います(*’▽’)

目次

レンズはどんな順番で買い足せばいいのか、私の経験から考えてみた!

私が今まで買い足した順番

1本目:単焦点レンズ

最初に買い足したのはAF-S NIKKOR 35mm f/1.8G EDという単焦点レンズ。ズームができないレンズのことです。

なんだか初心者には扱いが難しそうな雰囲気なのですが、ズームができない分、その焦点距離に特化した作りになっているので、より高い描写力や明るさ(F値の小ささ)を実現できます。

つまり、単焦点レンズならズームレンズよりも背景を思いっきりボカすことができる

これが最大の魅力であり、初心者は単焦点レンズを買おう!と言われる理由。私も例に漏れず、単焦点レンズから買い足しました。

2本目:超広角レンズ

単焦点レンズのおかげで『レンズ沼』に片足を突っ込んだ私が、次に買い足したのが超広角レンズ。名前の通り、人間の視野を超える広い範囲を写すことができるレンズです。

『超広角レンズ=広大な風景を写すレンズ』というイメージが強く、正直買ってもそんなに使いどころがなさそう・そもそも初心者には使いこなせない気がするなんて思っていたのですが、良い意味で裏切られました。

特に旅先では、風景に記念写真にテーブルフォトに大活躍。これを機に写真の幅が一気に広がります。

なお、最初に購入した超広角はTAMRON SP AF10-24mm F3.5-4.5 DiIIですが、現在は販売が終了しています。

3本目:魚眼レンズ

DSC_6599-5

超広角レンズのおかげでレンズ沼に両足を突っ込んだ私が、3番目に買い足したのは魚眼レンズ。選んだのはSIGMA 15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYEです。

人間の視野よりも遥かに広い範囲を写すだけでなく、そこに強烈な歪みが加わるというかなり変わった写り方。使いどころがかなり限られそうなイメージだったのですが、今ではすっかり『魚眼はいいぞ』が口癖になっています。

超広角レンズでは『ただ広いだけ』になってしまう場面にスパイスを足せるのが魚眼レンズのいいところ。いよいよレンズ沼から抜け出せなくなりました。

4本目:望遠レンズ

魚眼レンズのおかげでレンズ沼に肩まで浸かった私が、次に手を出したのは望遠レンズ

カメラを買ったらディズニーのショーパレードを撮りたいと思っていたので、D5500はダブルズームキットで購入したんですが、その後フルサイズに移行したのをきっかけに、望遠レンズも新調。SIGMA APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSMを買い足しました。

写真を始めるまで知らなかったんですが、実は望遠レンズには遠くのものを大きく写す以外にもいろんな使い方ができて。

例えば、さっき背景をボカしやすいレンズとして単焦点を紹介したんですが、望遠レンズで撮るとより大きい玉ボケを楽しむことができます。

レンズの買い足し順に正解はあるのか

さてさて、ここまで私が買い足したレンズを順番に紹介してみました。

いよいよレンズはどんな順番で買い足せばいいのかという話になるんですが、結論から先に言ってしまうと、欲しいと思ったときがそのレンズの買い時だと思っています。

『こうやって買い足せば失敗しない!』という答えを探してこの記事に辿りついた方もいらっしゃるかもしれないんですが、『初心者はこの順番でレンズを買い足すべき!』みたいな正解はないと思うんです。いやもう、ほんとに。

今まで『使いこなせるか不安』『このレンズって私が買ってもいいと思いますか』といった相談を受けたことが何度かあるんですが、初心者だから使っちゃダメなんてものはありません。

そもそも、初めから完璧にあらゆる機材を使いこなして、完璧な写真が撮れる人なんてほとんどいません。

使っていくうちに少しずつ上達し、使いこなせるようになるものなので、まずはそのレンズを手にしないと始まらない。なので『使ってみたい』と思った気持ちに素直に従うのが一番だと思います。

とはいえ、こうやって買い足した方がいいんじゃないかと思う部分はあったりするので、まとめていきますね。

『初心者に単焦点レンズ』は間違いないと思う

『初心者の最初の1本におすすめ!』という言葉に乗せられて買った初めての単焦点。

実際使ってみると、背景をボカすのが本当に楽しくて。ボカすだけでちょっと写真が上手くなったように見えるし、シャッターを切るのが今まで以上に楽しくなる。

写真が上手くなるためにはまず写真を撮ることが大切ですし、単焦点レンズはそのきっかけを作りに最適。『初心者の最初の1本におすすめ!』は本当だったと振り返って思います。

キットレンズ以外で撮ってみたいけど、明確に欲しいレンズは決まっていないという方は、まず単焦点レンズから買い足すのがおすすめです。

旅行が好きなら超広角レンズを1本目に

旅先の景色や思い出を綺麗に撮りたくてカメラを買ったという方も多いはず。いろんな記事で書いているのですが、旅行に超広角はマストアイテムだと思っています。

これまであちこち撮り回ってきて、国内海外問わず旅先での超広角の出番ってすっごく多くて

『実際に行ってみたらパンフレットで見たよりもずっと大きく・広く感じた』という経験、一度はあると思います。せっかく旅にカメラを連れていくなら、見たまま感じたままの感動を1枚に収めたい。そのためには、標準レンズはちょっと狭かったりします。

旅行が好きなら超広角レンズを最初の買い足し候補にすると、『旅行用に一眼を買ってよかった』と心から感じることができると思います。

魚眼レンズは超広角に慣れてからの方がいいかも

写り方が特殊で、単焦点や超広角と比べると使いこなしが難しい魚眼レンズ。

歪んでいるから関係ないと思われがちですが、魚眼写真は水平や角度が本当に重要。また、その歪みゆえにトリミングや角度調整による修正も難しかったりします。

超広角レンズも、広さゆえに色んなものが写り込むので、構図をしっかり考えて撮る必要があるのですが、魚眼レンズはそこに歪みが加わるのですぐ『よく分からない写真』を量産してしまいます。

『買い足しの順番に正解なんてないよ!』と述べましたが、魚眼レンズに関しては超広角レンズで広さに慣れてから買い足した方が、歪みを活かして楽しめると思います。

望遠レンズの買い足しは?

ここまで紹介してきた単焦点・超広角・魚眼の3つは、『レンズ交換ができるカメラを買ったなら是非使ってほしい』と言えるのですが、望遠レンズに関しては、撮りたいイメージが明確でない限り買い足しは検討しなくてもいいかなというのが私の意見。

望遠レンズって重いですし、持ち出すハードルが高いので、なんとなく望遠レンズを買ったところで結局使わなくなってしまう可能性が高いかなと思います。

ただ、先にも述べましたが、望遠レンズは遠くのものを写す以外にも使いどころがあるので、『なんとなくだけど望遠レンズ使ってみたい』という方もいらっしゃるはず。

そういった方は、次に述べる高倍率ズームを望遠レンズとして使うのも選択肢のひとつだと思っていたりします。

高倍率ズームレンズは買うべき?

レンズ買い足し候補として忘れてはならないのが、18-270mmや18-140mmなどの高倍率ズーム

標準から望遠まで1本でカバーできるのはすごく便利なのですが、幅広い焦点距離をこなせる分レンズの大きさと重さが増してしまうのがネック。『重い1本の方がラクか、軽い2本の方がラクか』は完全に好みによりますが、『ズーム域が広いから万人にとって便利』とは言い難いのが実際のところです。

高倍率の買い足しも望遠レンズ同様『用途が明確な場合』のみ検討するのがベストかなと思います。普段ズームで撮ることが多いから、ペットや子供はじめ走り回る被写体を撮ることが多いからなどが挙げられますね。

先ほど、『なんとなく望遠で撮ってみたいなら高倍率ズームも選択肢に』と述べましたが、望遠レンズは当然望遠レンズとしてしか使うことができないので、結局望遠で撮りたいものがなかった場合、レンズはお蔵入りになってしまいます。

その点において、望遠レンズと同じくらい伸ばせる高倍率ズームなら、最悪望遠レンズとして使わなくなっても、ちょっと長めの標準レンズとして引き続き活用できるので潰しが効くのがメリットです。

おわりに

これまで悩みに悩んで買って『あの場面でもこのレンズ使いたかったな』『もっと早く買っておけばよかった』とちょっとだけ後悔したことが何度かあって。

色々書いてきましたが、本当に『欲しいと思った時がレンズの買い時だなと思うので、深く考えすぎずに色んなレンズで写真の幅をどんどん広げていってください。

この記事が皆さんのレンズ選びに少しでも役立てば幸いです(*’▽’)

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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