私がD5500のために買ったレンズと、気になっていたレンズを紹介してみる。


口癖は『レンズが欲しい』な皆さん、どうもこんにちは。

私がD5500を手にした日からもうすぐで1年が経つのですが、今だからこそレンズ選びを楽しめているけれど、あの頃は右も左も分からずすごく悩んだ記憶があります。

というわけで、今回のテーマは初心者のレンズ選びということで、私が買ったAPS-C機専用のレンズの選んだ理由とそれ使ってみた感想とともに、今の私がレンズを選び直すならどれにするか書いていきたいと思います(*’▽’)


私が買ったAPS-C機専用レンズはこれ!


単焦点:AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G ED
私が最初に買ったNikonのレンズ。『ニコン 単焦点レンズ』と検索すると一番最初に出てくる売れっ子です。

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サイズはすっごくコンパクトで、重さも200gとめちゃくちゃ軽い!D5500に着けても威圧感がないので、気軽に持ち歩けるレンズです。

単焦点レンズとはズームが出来ないレンズのことを指すのですが、『ズーム』という機能をなくすことで、その焦点距離にとって最適な設計がなされ、ズームレンズとは違う描写力の高い美しい1枚が撮れるレンズのこと。

そして単焦点の最大の魅力が背景ボケ。背景がボケると写真はすごく楽しくなる。このレンズは手軽に、そして気軽に写真を楽しくしてくれる1本です。

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(NikonD5500 × AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G ED)



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(NikonD5500 × AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G ED)



APS-C機に装着すると35mm換算で焦点距離52.5mmになるこのレンズ。

50mmは『標準』と言われ、人が何かを見つめている時の視野と大体同じ。だから目の前にある被写体をその場でカメラを向けるだけでも、ボケの表現を使って魅力的に切り取ることが出来るんですね。

(NikonD5500 × AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G ED)



『見つめている』視野なので、人によっては少し狭いと感じるかもしれません。というか私がそうでした。ただ、この狭さが写真の腕を鍛えてくれるものだと思うんです。

(NikonD5500 × AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G ED)

(NikonD5500 × AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G ED)



写真の上達にはズームという機能に頼らず自分の足で構図を取るのが一番。

ボケも綺麗な上にしっかりとした解像感もある。そして基本の50mmでこのお値段。間違いなく2本目レンズとしてベストな選択だと思いますし、このレンズは買ってよかったと思います。
超広角:TAMRON SP AF10-24mm F3.5-4.5 DiⅡ
私が2本目に買ったレンズ。人間の目で見るよりも広い範囲が写せることに魅力を感じ購入しました。

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サイズはちょっと大きめで、重さは406g。軽いD5500に装着すると、少しレンズに重心が持ってかれるかなと感じますが、持ち歩くには問題はありません。

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(Nikon D5500 × TAMRON SP AF10-24mm F3.5-4.5 DiⅡ)



描写には色々とマイナスなコメントが寄せられているこのレンズですが、この値段を考えると本当によく写るレンズだと思います。ただ、カリっとした解像感に欠ける部分は正直否めません。

でも純正の10-24mmは9万円、これは3万円でなんと純正の約三分の一のお値段。それを考えるとすごく初心者に優しいレンズだなぁと思うのです。

(Nikon D5500 × TAMRON SP AF10-24mm F3.5-4.5 DiⅡ)

(Nikon D5500 × TAMRON SP AF10-24mm F3.5-4.5 DiⅡ)



写真が上手くなるには、写真に飽きないためにはまずレンズが必要

結局機材かよ!と言われそうなのですが、自分の写真に代わり映えがしないと飽きますし、パッと分かる変化がないと撮るモチベーションも下がると思うんです。

思い出を綺麗に撮るのみならば問題ありませんが、『作品』を撮りたいとすると、ずっと標準ズームで撮り続けるのは限界があると考えています。

(Nikon D5500 × TAMRON SP AF10-24mm F3.5-4.5 DiⅡ)

(Nikon D5500 × TAMRON SP AF10-24mm F3.5-4.5 DiⅡ)



このレンズは手軽に自分の写真に変化を与えてくれる一本。一眼レフを持ったなら候補として検討すべき1本だと思います。
SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSMという選択肢
今思うとどうして候補に入っていなかったのか謎すぎる、私が買ったTAMRONよりもさらに2mm焦点距離が短いこの1本。

『たかが2mm』と思うかもしれませんが、広角の世界の1mmの違いは本当に大きいもの。

多くの人が18-55mm f3.5-5.6という標準ズームが付いているボディを購入してると思うのですが、私が購入したTAMRON10-24mmだと、18-24mmの範囲で焦点距離が標準ズームレンズと被るのです。

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その点、このSIGMA8-16mmなら焦点距離の被りがないんですよね。あの頃はそんなこと意識する余裕なかったよ…。

ただ、SIGMA 8-16mmにも弱点はあります。
  • 重くて大きい(SIGMA:670g TAMRON:370g)
  • 値段が高い(SIGMA:52000円 TAMRON:35200円)
  • フィルターが着けられない
重いの基準は人それぞれですが、重いレンズは撮り回しが悪くなってしまいますし、厳しい人には厳しいかなと思う部分もあります(お店で実際に着けて触ることをおススメ)

また、保護フィルターが着けられないのも、人によっては困るポイント。

超広角が常時着けっぱなしという人は少数派だと思いますし、出番が厳選されるレンズではありますが、表面が大きく出っ張っているレンズは初心者にとっては最初は扱いにくいかもしれません(´・ω・)

私が気になっているAPS-C機専用レンズはこれ!

先月にD750というフルサイズ機を使い始めた私。今D5500はサブ機として活躍しています。

ではもし私がD750を買わずにD5500で撮り続けるとしたら買っていたかもしれないレンズを2本あげてみたいと思います。
魚眼:SIGMA 10mm F2.8 EX DC FISHEYE HSM
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Twitterのプロフィールに『魚眼愛好家』と書いているほど魚眼が大好きな私。

魚眼の独特な世界は、難しいけれど撮っていてすごく楽しいですし、初心者にこそ持ってほしいレンズの一つです。私ももっと早くに出会いたかったよ魚眼レンズ…。

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私が使っているのはフルサイズ対応のSIGMA 15mm F2.8 EX DIAGONAL FISHEYEというレンズなのですが、APS-C機で魚眼の世界を楽しむにはAPS-C機専用の魚眼レンズを買うのがおススメ。

じゃあ私がAPS-C機専用の1本を選ぶとしたら…と考えて行き着いたのが、SIGMAのこのレンズ。ニコンのエントリーモデルにおいて多くの魚眼レンズはオートフォーカスが使えません。実は純正のAPS-C専用魚眼レンズもD5000やD3000シリーズではAFが使えないんですね。
【参考→思いがけない落とし穴!Nikonユーザーなら知っておきたい『AFモーター』の話。| ゆるカメライフ
D5000・D3000シリーズを使っている方の魚眼レンズは実質SIGMA10mmの一択なのが現状です。選択肢が少ないと不安になりますが、とても優秀なレンズのようで、そこは安心。

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紹介しているレンズとは使っているボディやレンズが異なりますが、撮れる世界は同じなのでイメージとして魚眼の作例を載せてみました。いいでしょう、魚眼。

魚眼はそこまで使用頻度が高くないレンズですが、あるとカメラライフがとっても豊かになる1本です(*’▽’)
明るいズームレンズ:SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM
D750を買った時に一緒に購入したAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8Gというレンズがあるのですが、実際に使ってみて明るいズームレンズがあると撮影が格段に快適になるなぁと感じています。

(Nikon D750 × AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED)


元々レンズ交換は好きですし、一眼レフの醍醐味だと思っているのですが、レンズ交換がいつ何時でも楽しいと感じられるとは限りませんし、時に煩わしいと感じる場面がある。

例えば旅先。せっかくの絶景を目の前にしてレンズ交換に気をとられるのは少し面倒。でも、せっかくはるばる来た場所だから確実に綺麗に写したい。分かります、そのわがままな気持ち。

それを叶えてくれるのが明るいズームレンズであり、APS-C機ならSIGMA 18-35mm F1.8なんです。変態ともいえるF1.8通し、その解像度にはかなりの定評があります。

APS-C機専用レンズとしてはかなり値が張りますが、D5500で撮り続けるなら欲しすぎる1本です。

初心者には純正かサードパーティか

ここまで挙げてきた5本のレンズをここで一度まとめてみます。
  • AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G ED
  • TAMRON SP AF10-24mm F3.5-4.5 DiⅡ
  • SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HSM
  • Tokina AT-X DX Fisheye 10-17mm F3.5-4.5
  • SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM
そう、実はニコン純正レンズが1本しかない

初心者がレンズを買う時、しばらく調べていくと辿りつくサードパーティという選択肢。

でもニコンにはニコンのレンズを着けるイメージがあって、これらに手を出すのは少し不安という初心者さんもいると思うんです。

写真を楽しむためのサードパーティという選択肢

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お金があるなら純正を買う方が確実です。けれど、写真を始めた学生だとそんな余裕はなかなかない。


けれど、TAMRONの超広角のところで少し書いたのですがレンズがないと写真は確実に飽きますし続けられないものだと断言します。

周りでせっかく一眼を買ったのに放置している人を見ていると、やっぱり標準レンズだけを使って放置している人が多い。

私が今こうやって写真を楽しみ、ブログで発信できているのは、比較的早い段階で単焦点レンズと出会って、背景ボケという一眼ならではの魅力に出会えたからだと思っています。

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(Nikon D750 × AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED)



自分の写真に変化がないと写真は面白くない。けれどボディと一緒に買った標準ズームで出せる写真の変化には限度がある。けれどレンズは高くて手が出しにくい。

そんな時に写真を楽しむきっかけをくれるのがサードパーティのレンズだと思うのです。

純正の高い1本を買うのなら、もう少し我慢してサードパーティのレンズ2本買うのが、私の思う初心者のレンズ選びです。

もっと言えば、これからボディを買う人にはボディに予算の100%を割かず、うち20%くらいをレンズ資金にとっておいてほしいと言いたい。そのくらい交換レンズは大事です。

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とはいってもサードパーティの弱点はしっかり押さえておきたいところ。

まずはボディとの相性

私は幸いそういった個体に出会ったことはありませんが、レンズによってはサードパーティのレンズがボディと合わない、不具合が起きることがあると聞きます。



もう一つは機能性。シグマのレンズのズームリングの回転方向がニコン純正と逆です。これも純正のキットレンズに慣れていると結構戸惑うポイントであることは頭に入れておいてくださいね(*’▽’)

将来的にフルサイズを考えるならAPS-C機専用レンズは考え物

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ちょっと話が脱線するのですが、私がD750を買うことに決めた時、一番に感じたのがフルサイズで使えるレンズ資産が全然ないことでした。

APS-C機専用レンズはフルサイズには対応していません(使う方法もありますがここでは割愛)ので、フルサイズを買う=レンズをイチから揃え直すということになってしまう。

だから、フルサイズを将来的に考えるのであれば、純正であれサードパーティであれフルサイズ対応のものも検討すべきだと思います。

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でもフルサイズを買うかどうかなんて分からないし、買わないかも分からない。そりゃそうですよね。なので、1,2本目のレンズはAPS-C機専用が良いと思うのです。

なんてったってそれらはAPS-C機はそのボディに特化して作られたレンズですし、それを着けるのが一番確実ですしね(*’▽’)

ただ、3本目あたりが気になりだした頃は、もしかしたら意識していないだけで心の奥底には『フルサイズ』の文字が浮かんでいる可能性があると思うので、フルサイズ対応のレンズを検討すべきだと思います。

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フルサイズ対応レンズはお値段も高いのですが、フルサイズ移行後にレンズを一式買い替えることを思えば長い目で見ると安くつきます。

ある程度レンズ選びに慣れてきたら、気になるレンズのお値段や、それをフルサイズに着けた時の焦点距離や使用感などをしっかり考えた上で1本を選ぶと後悔しないと思います。

まとめ:私がD5500用のレンズを買いなおすとしたらこれ!

長くなりましたがこれが最後の項目。何かヒントになるようなことはありましたでしょうか。

というわけで、今の私がD5500のためにレンズを選び直すならこの3本です!どん!
  • AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G ED
  • SIGMA 8-16mm F4.5-5.6 DC HCM
  • SIGMA 10mm F2.8 EX DC FISHEYE HSM
最後にもう一度1本ずつ見ていくことにしましょう。
35mm単焦点
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35mmはフルサイズでも非常に使いやすい焦点距離なので、APS-C機専用ではなくフルサイズ対応の方にしてもいいかなと一瞬思ったのですが、APS-C機用の圧倒的な安さ※26000円 フルサイズ対応は57000円)を考えると、もしフルサイズに移行してそれが使えなくなってもダメージが控えめであること。

それに加えてフルサイズで使うのであればいっそのこと35mm F1.4が使いたくなるかもということで、APS-C機専用をチョイスしました。
超広角ズームレンズ
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もう一度買いなおすのであれば、私の持っているTAMRON10-24mmではなくSIGMA 8-16mmを選ぶという結論に。

私の場合、やっぱり標準ズームとの焦点距離の被りが理由ですね。もっと言えば超広角で撮る風景はカリカリ描写が好みなので、そこも決め手の一つです。

重くてお値段も高いのですが、D5500でしっかりと撮るならば間違いなく8-16mmを選びます。せっかく超広角を買うならとことん広い世界を見るかなと思います。

けれどお値段が気になる、逆に焦点距離の被りは気にしないという方ならTAMRONで十分だと思います。やっぱり軽くて安いレンズは大正義です。

あと、フルサイズを買うかもしれない方の場合、移行後は新たに広角を買い足すことになりそうですし、とりあえずお値段控えめのTAMRONに手を出してみるのも十分アリな選択だと思います(*’▽’)
魚眼レンズ
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APS-C機のために、それも魚眼という普段使いの難しいレンズにしては高いかもしれませんが、それでも欠かせない魚眼レンズ。オートフォーカスが要らない!という場合はもっと選択肢があるのですが、やっぱり使えた方が便利なので、SIGMAの10mmをチョイス。

魚眼は普段に何気ない場所で使ってこそ魅力に気付けると思っているのでやっぱり初心者はマストバイです。魚眼はいいぞ。
明るいズームレンズ
絶賛していた18-35mm F1.8はいったん保留という結論に。

素晴らしいレンズだと思うのですが、ちょっとお値段がヘビーすぎる。APS-C機でガンガン撮るには良いんだけど、このレンズを迷い出した時にはフルサイズという選択肢も頭に浮かんでそうな気もします。

単焦点・超広角・魚眼という標準ズームとは明らかに違う3本をまずは揃えてから考える、そんな『贅沢レンズ』のような印象を受けました。でもf1.8通しという未知の世界、うーん使ってみたいですね…!

おわりに

(Nikon D5500 × SIGMA 15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE)



一眼レフの最大の楽しみはレンズ交換。でも選択肢がありすぎて、どれが良い選択なのか分からない…私もそうでした。

色んな人のレンズ選びを見て、作例も見てそのレンズでどんな写真が撮れるのかイメージして、ゆっくりじっくり選んでくださいね!

この記事が少しでもレンズ選び初心者さんのヒントになれば幸いです(*’▽’)

最後まで読んでいただきありがとうございました!