Lightroomプリセットつくりました

【クロアチア旅行記③】アドリア海の真珠・ドブロブニクを撮り歩く

記事内に広告を含みます
  • URLをコピーしました!

前回→【旅行記②】青と緑に満ちた絶景!写真で巡るプリトヴィツェ湖群国立公園

ブレッド湖・ザグレブ・プリトヴィツェ湖群国立公園を巡ってきた私たち。いよいよ最後の目的地・ドブロブニクに向かいます。

ドブロブニクは私がこの夏の行き先をスロベニアとクロアチアに固めた決め手となった憧れの街。旅の模様を早速振り返っていきたいと思います(*’▽’)いつも以上に写真盛りだくさんでいきますよーう!

目次

6泊8日スロベニア・クロアチア旅行記その3!

5日目:憧れの街・ドブロブニクへ!

5日目はドブロブニクへの移動からスタート。この近未来感MAXのめちゃくちゃカッコいい建物が、2017年3月にリニューアルしたばかりのザグレブ国際空港です。

実はこの日の朝は雷を伴う雨が強く降っていて心配だったんですが、30分遅れくらいで無事飛んでくれました。ばいばいザグレブ(*’▽’)

ドブロブニクに到着!

ザグレブから飛行機で約1時間、ドブロブニク空港に到着。ここからドブロブニクの中心まではバスで移動します。

飛行機が7時20分発だったので今朝の起床時間は5時台、ドブロブニクの中心に到着したのが11時手前くらいだったので、もうお腹がペコペコ。

このブログの旅行記の合言葉『腹が減っては旅はできぬ』ということで、ごっはんーごっはんー(*’▽’)

どーーーーーーーーーーーーーーーーーーん。ドブロブニク最初の絶景はテーブル一面に広がるシーフードでした。

海に面しているため、美味しいシーフードが食べられると評判のドブロブニク。それを海を眺めながら食べるなんてもうこの上ない幸せです。

ドブロブニクの城壁を歩き尽くす!

山盛りのムール貝も最高に絶景なんですが、ドブロブニクといえば『アドリア海の真珠』とも謳われる旧市街の美しい街並み。お腹いっぱいになったところで、早速散策していくことにしましょう。

城壁を歩いたり旧市街を練り歩いたり、この街にはいろんな楽しみ方があるんですが、まずはさっきのレストランのすぐ近くにある要塞から攻めることにしました(*’▽’)

ちょっと階段を上っただけでこの絶景。

今までいろんな綺麗な海を見てきましたが、そのほとんどがエメラルドグリーン系の綺麗さで、こんなにも濃い青の海を見たのは生まれて初めて。こういうのを紺碧の海って呼ぶのでしょうか。

要塞からの眺めはこんな感じ。はーーーーーー綺麗ーーーーーー。

こう見るとこの街が石の城壁に守られているのがよく分かりますし、現実とは思えない美しさです。

美しいアドリア海に浮かぶボートとカヤック。海がこれだけ綺麗だとこんなシンプルな写真でもすっごく絵になります。

余談ですが、この後のぼる城壁のチケットに今いる要塞のチケットも含まれていたようで、二重でチケットを買ってしまってました。やってしまった感あるけど散策開始早々絶景を楽しめたしマーイーカ(*’▽’)

城壁から旧市街を存分に楽しむ!

シーフードという絶景からドブロブニクの美しい海にどんどんテンションが上がってきたところで、いよいよ一番賑わっている旧市街の中心部へ。

さっき眺めていた大きな城壁にのぼります。

改めてこうやって眺めると、統一された瓦屋根がまるでオレンジの海のよう。

そしてこのオレンジ色の屋根が、雲ひとつない青空と紺碧の海に映える映えまくる。港から大海原に旅立つカヤックも最高に映えてます。

ちなみにさっきいた要塞は写真左上に写っている石の建物です(*’▽’)

ドブロブニクはクロアチアの南の方にあるので、夏場は30度前後まで気温が上がります。

といっても日本のようなジメジメ感はないのですが、城壁を歩き続けていると知らぬ間に『あっつー…』と口に出してしまうくらいの暑さ。階段もかなり多いので、夏場の真昼間は避けたほうが快適に城壁散策ができるかもしれません。

とはいっても、絶景を目の前にキンッキンに冷えたファンタで喉を潤す瞬間は格別。いつもの500倍くらい美味しく感じられました。

目に映るもの全てが美しいこの街ですが、大火や大地震そして紛争と、過去に何度も危機に晒された悲しい過去が。

街の一部には1991年のクロアチア紛争の際に受けた傷跡がまだ残っています。

ただ美しいだけでなく、壊滅の危機から何度も立ち上がった強さをも持ち合わせているから、これだけ魅力的で多くの旅人を惹きつけるのかもしれません。

迷路のような路地裏を探検!

城壁をぐるりと一周し終えた後、旧市街に下り立ち、迷路のような街並みを散策することに。

暑さと心地よい疲労感と城壁を歩き尽くした達成感から、気付いたらアイスを持っていました。真っ白ですがレモン味です(*’▽’)

城壁に囲まれた街の中は、まるで迷路のよう。壁のように高い建物が所狭しと立ち並び、長い長い階段が続きます。

普段記事に写真を載せるときは、本文と合わせて見やすいように横構図のものをチョイスすることが多いんですが、ドブロブニクの街並みは縦構図が本当に映えるので気にせずバンバン縦構図載せていこうと思います(*’▽’)

あまりの暑さに猫さんも日陰で最高に気持ち良さげにお休みしてました。

明日も1日この街に滞在するので、あまり張り切りすぎずほどほどに。この時間帯は影と日向の明暗差が激しく、綺麗に撮りやすいポイントも限られていましたしね。

玄関を彩る観葉植物、少し色あせた石壁・石畳。そして細く長く続く階段。

一本曲がるところが違うだけで全く違う表情の路地が現れるのもまた面白かったり。歩いていて全く飽きません。

この街にはまだまだ素敵な路地裏の風景がたくさんあるんですが、その写真はこの記事の後半にたっぷりお届けする予定なのでちょっと待っててくださいね(*’▽’)

スルジ山からドブロブニクを見下ろす!

疲労と時間もいい感じになったところで、一度旧市街の入り口に。近くにあったアイス屋さん前の銅像(?)があの美しい街並みに似合わない見た目だったことには深入りしないようにしておきましょう。

さて、私たちが次に向かうのは、ドブロブニクの街を上から眺めることができるスポット・スルジ山

スルジ山の頂上までの移動手段は基本ケーブルカーもしくはタクシー。タクシーの場合、車でしか行けない撮影スポットにいくつか立ち寄りながら山頂まで送ってもらうこともできるのだとか。

私たちは既に切符を購入していたのでケーブルカーで行きましたが、もし可能であれば後者の方がいいと思います。その理由はすぐ後にお話ししますね(*’▽’)

写真右に見えるオレンジの乗り物が、私たちを上まで連れて行ってくれるケーブルカー。

一体山頂にはどんな景色が待っているのでしょうか…!

景色の美しさを文章文字で表すとき、よく『絵画のよう』とか『絵葉書のよう』といった表現を使うと思うんですが、今まで見てきた景色の中でもっとも『絵画のような景色』かもしれません。

日本人にとってはジブリ映画『魔女の宅急便』や『紅の豚』の舞台・モデルになった街として知られていることも多いドブロブニク。こうやって上から見ると確かに似ている気がします(*’▽’)

で、さっき私が『ケーブルカーではなくタクシーで撮影スポットに立ち寄ってもらいながら山頂にいく方がいいかも』と話した理由なんですが、スルジ山から肉眼で見るとかなり遠いのと、角度がちょっと微妙なんです。

よくガイドブックなどで載っている構図で撮ろうと思うと、山頂に向かうクネクネとした道路沿いのスポットの方がより角度がついて綺麗に撮れそうだなというのが個人的な見解。

とはいえ、ここからの眺めも本当に綺麗でしたし大満足です(*’▽’)

夜のドブロブニクをまったり散策

上から下から城壁からあらゆる角度でドブロブニクの街を堪能していたらあっという間に19時を回っていました。

旧市街には至る所にレストランやカフェが点在しているので、雰囲気が良さそうな少し路地裏に入ったこじんまりとしたお店へ。

お昼にシーフードを堪能したので、夜はお肉料理をチョイスしました。

シーフードが豊富なドブロブニクのレストランでよく見かけるもののひとつがイカスミを使った料理。

好きな食べ物のひとつがイカスミである私にとっては最高にイカす場所なんです。イカだけに。

滞在中メニューにイカスミらしきものを見つけたらすかさず頼んでいたんですが、ダントツで美味しかったのがこのリゾット。あまり黒くありませんが、鼻から抜けるイカスミの風味がすっごくてクラクラしました。

お腹もいっぱいになったくらいにあたりも暗くなってきたので、夜のドブロブニクを散策。

昼間は歩き回るのが嫌になるくらい暑かったんですが、夜は涼しくて過ごしやすい。湿気がないからこそでしょうね。

さっき『旧市街には至る所にレストランやカフェが点在している』と書きましたが、こんな感じ(*’▽’)路地にもよるんですが、所狭しとテーブルが並んでいる道も。

路地裏のテラス席ってなんでこんなに絵になるんでしょうね。

石畳のしっとり感と人々の談笑が絶妙にマッチして、最高にムーディー。ムーディーなんて単語、使ったのはこれが初めてです。

多くの人で賑わっているかと思ったら、ふと路地を曲がると静かな道になったり。夜のドブロブニクはいろんな表情を見せてくれます。

なお、治安の面に関しては怖さを感じたことは一度もなく、楽しく夜の街散策ができました。

この日は早朝便に乗るためかなり早起きだったのにも関わらず、仮眠も取らずに動き回っていたので、明日朝から晩まで一日中余すところなくもっとドブロブニクを楽しむために、ほどほどで切り上げました。

6日目:もっと!ドブロブニクを撮り歩く

ドブロブニクで迎える初めての朝。時刻は6時半です、おはようございます。

こんなに早い時間に来た目的は2つあって、ひとつは暑さを避けるため。もうひとつは人が少ない時間帯にじっくり撮り歩くため。このブログの旅行記の定番になっているアサカツ!です。

今回のスロベニア・クロアチア旅行記で何回この表現を使ったか分からないんですが、本当にどこを撮っても絵になる

おそらく私が拙い言葉でちまちまコメントを書くよりも、淡々と写真をあげた方がこの街の美しさがしっかりと伝わると思うので、ちょっと黙りますね(*’▽’)

眼に映る景色全てが本当に素敵でシャッターを押しまくる私たち。同行者に至っては『SDカードの残量なくなった』と言い出しました。

昨日も思いましたが、やっぱり縦構図が映えるドブロブニクの街。スマホのホーム画面とかロック画面にしたくなります(*’▽’)

ある程度散策したところで、休憩も兼ねてカフェで朝ごはん。いや、ここはオシャレにモーニングと言っておきましょう。

上の飲み物はコーヒーフロートみたいに見えると思うんですが、普通のアイスコーヒーを頼んだらこれが出てきました。オーストリアのウィンナーコーヒーにどことなく似ていますね。

余談ですが、クロアチアでコーヒーといえばエスプレッソがスタンダード。

なので、クロアチアでホットコーヒーを頼むと、ドリップコーヒーではなくアメリカーノ(エスプレッソをお湯で割ったもの)が出てくることがよくありました。

私も現地に来てから知ったんですが、クロアチアにスターバックスが進出してないのはこのエスプレッソ文化の影響なのだそうですよ(*’▽’)

ゆったりと朝食を楽しんだ後、再び明確な目的地は決めずに『まだここら辺歩いてないな』といった感じでふらふらと歩いていると、猫さんたちの憩いの場を発見。

ドブロブニクにはたくさんの猫がいるんですが、住民の方が綺麗に管理されているこの場所はどうやら彼らの寝床のひとつのようです。これは快適そう。私も住みたい。

朝ごはんを終えた頃から旧市街には続々と観光客が集まり始めていて、この路地もたくさんの歩行者がいたんですが、そんなこと全く気にせず熟睡中のこの猫さん。ほんとピクリともしませんでした。

こっちにもおやすみ中の猫さんが。寝姿がちょっとおまんじゅうみたいです。

数秒後もう一度この猫さんの方を見たら、思いっきりのびーっとしてそのままの姿勢で再び夢の世界へ。まるで休日の自分を見ているようです。

ちなみにこのにゃんこランド(仮)の近くには、テイクアウト可能のコーヒーショップが。

意外とドブロブニクでテイクアウトできるお店は意外と少ないこともあって、多くの人がコーヒーを買いに訪れていました。

さっきコーヒーを飲んだところではありますが、せっかく来たので。

シンプルだけどインスタ映えしそうなカップが印象的でしたし、可愛い猫さんたちを見ながらのんびりと過ごすコーヒータイムは格別でした。

にゃんこランド(仮)が素敵すぎて、私の夢に『来世はドブロブニクに住まう猫に生まれ変われる』が追加されました。

ふらりふらりと散策しているうちに港へ。

昨日上から見たときも『紺碧』という表現がぴったりの青い海に感動しましたが、近くで見てもやっぱり綺麗すぎる。目に映る景色全てが色鮮やかで眩しく感じられるほどです。

この日は朝から晩までこんな感じでゆるゆると散策する予定だったので、時間の余裕はたっぷり。

ドブロブニク港にはたくさんの遊覧船がいるので、適当に乗り込んで海から街を眺めることに。

海から見るとこの街が城壁でがっつり守られているのがよくわかります。

約50分の船旅を終え、港を別角度から見られるポイントへ。本当にどこからどう見ても美しい街です。

この日の昼ご飯は、一面緑に覆われた涼しげなレストランで。

昨日城壁を散策している時にオレンジ屋根の中に突然浮かぶ緑の屋根にパッと目を惹かれて気になっていたんです。

ここでも食べるぜイカスミリゾット(*’▽’)口が黒くなるの気にならないのかって?気にしたら負けだよバーロー(*’▽’)

私たちは写真撮影を楽しみにこの街を訪れたので丸2日滞在することに決めましたが、ドブロブニクはとってもコンパクトな街なので、普通に観光して回るなら1日あれば十分すぎるほど満喫できると思います。

ヨーロッパの夏は日の入りが21時前で日も長いですしね(*’▽’)

ドブロブニクという街を私なりの言葉で表すなら、寄り道すればするほど楽しい街。『ちょっとこっち行ってみようかな』が素敵な路地を見つけるカギだったり。

カメラがあると旅が楽しくなると言うのは私の口癖でもあるんですが、この街は特にカメラ片手に歩くのが楽しい街だと感じました。

ドブロブニクそしてこの旅最後の夜

ドブロブニク最後の夜ご飯は、大鍋で豪快なシーフードが食べられると評判の港沿いのレストランへ。

盛り合わせを頼んだんですが、マジでどれもこれも美味しくて旨味が濃い。旨味がしっかり出てるからバケットをスープに浸して食べるとまたこれが美味しいのなんのって。

テラスで夜風と海風を感じながらシーフードを食べる。最後の最後で最高のご飯を楽しむことができました。

明日朝8時すぎのバスに乗って空港に向かわなくてはならないので、ドブロブニクの街並みを歩くのもこれで最後。つまり今回の旅行最後の夜です。

オレンジ色の灯りが石畳を優しく照らし、あたたかい雰囲気に包まれる夜のドブロブニク。帰りたくない気持ちがどんどん強くなっていきます。

朝見つけたにゃんこランド(仮)にもお別れの挨拶を言いに。

今までは『犬派か猫派かって聞かれたら、強いて言えば猫派』くらいだったんですが、今回の旅で見事に猫派になりました(*’▽’)

ドブロブニクにずっと憧れていた分、他の場所に比べてかなりハードルを上げた状態で訪れたんですが、その上がった状態のハードルをも遥かに超える美しい街で。

今後『ヨーロッパどこの街がおすすめ?』や『どの街が好きだった?』と聞かれたら、間違いなくドブロブニクをそのひとつに挙げると思います。

たくさんの思い出と約530枚の写真、悔いが残らないよう6日間歩き続けたことによる心地よい疲労感、そして今回訪れた国と街への感謝の思いを胸にドブロブニクの街を後にしました。

おわりに

全3回に渡ってお届けしてきたスロベニア・クロアチア旅行記。

いつも写真が大量のこのブログなんですが、気付けばいつにも増して写真マシマシになってしまいました。これでもかなり載せる写真絞った方なんですよ(*’▽’)

ほんの数年前までは『クロアチアとスロベニアってどのあたりにある国だっけ?』レベルだった私。人生何があるかわかりませんね。

想像の何倍も美しくて、この2つの国が心から大好きになった今回の旅。帰国後ワールドカップ決勝戦でクロアチアを全力で応援していて自分のことのように悔しんでいる自分がいました。

旅行記って書いていて本当に楽しいのと、書けば書くほどその旅先への思い入れが深くなっていくので、締めの文章を考えるのがすごく難しいんですが、6泊8日の間ずっと『やっぱり旅っていいな』と感じられて素晴らしい時間を過ごすことができました。

また近いうちに今回と同じくらい、いやそれ以上に素敵な旅ができたらいいなと思います。megu先生の次回作にご期待ください(*’▽’)打ち切りフラグじゃないよ!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

LET'S SHARE!!
  • URLをコピーしました!
目次