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【旅行記①】圧倒的な自然美に大感動!カメラ片手に歩くスロベニア・ブレッド湖

生まれ変わったらヨーロッパの街並みに住まう野良猫になりたい系カメラ女子です、どうもこんにちは。

この夏私が旅したのは、前々からずっと気になっていたスロベニアクロアチア

日本人にとってはまだあまりメジャーな旅行先ではないと思うんですが、素晴らしい絶景に溢れていてシャッターを切る手が止まりませんでした。

というわけで!今回も旅行記を全3回に渡ってまとめていきたいと思います(*’▽’)はじまりはじまり〜!

スロベニア・クロアチア6泊8日の旅!

1日目:フィンランド経由でスロベニアへ

というわけで関西国際空港から最初の目的地であるスロベニアへ。

日本からの直行便はなく、いくつか乗り継ぎルートがあるんですが、今回私たちはフィンエアーを利用してフィンランド・ヘルシンキ経由でスロベニアに向かうことにしました。

ちなみにヘルシンキのヴァンター空港は非常にコンパクトな作りになっているため乗り継ぎがしやすいということで、日本からのヨーロッパツアーで利用されることが多いのだとか。

実際到着してみると乗り継ぎの手荷物検査場のお兄さんがまさかの日本語で話しかけてくれたり、日本語で搭乗呼び出しアナウンスが流れていたりで、『ここって日本?』と錯覚してしまいそうなくらいでした。

リュブリャナ空港に到着!

関西国際空港からヘルシンキまで約10時間、そしてヘルシンキで乗り継いでさらに約2時間40分。乗り継ぎ時間も含めると約15時間の長旅の末、ついにスロベニア・リュブリャナ空港に到着。

事前に手配していた送迎車で、今回のスロベニア旅のメインディッシュ・ブレッド湖近くにある滞在先のホテルに向かいます。

飛行機が日本時間の午前発でほとんど眠れなかったので、身体は朝8時から翌日午前3時までぶっ続けで起きているような状態。明日からフルパワーでスロベニアを満喫するためにこの日は散策を控えて休みました。

2日目:湖から渓谷まで!スロベニアの自然を満喫

ブレッド湖の夜明けを展望台から!

時刻は午前3時30分。スロベニアで迎えるはじめての朝です。

さっき『身体は日本時間の午前3時なので無理をせず寝ることにしました』と書きましたが、ここで言う午前3時はスロベニア時間の午前3時です。だとしてもちょっとおかしいわけですが。

なぜこんな時間に起きたかというと、とある高台の展望台でブレッド湖の夜明けを見るため。

その展望台がホテルから歩いて1時間弱のところにあるんですが、普段なら10分歩くだけでもめんどくさい人間なのに、なぜかこのときは『1時間なら余裕じゃん!』と迷わず目覚ましをセットしていました。旅先テンションって怖いですね。

目的地は『Ojstrica』

今回私たちが向かうのはこのOjstricaという展望台。

旅行の目的の一つが写真撮影である私たちは、いつも渡航前にフォトスポットをある程度調べていて、どうやらいくつかある展望スポットのうち、ここが一番撮りやすいとの情報が。

ちょっと遠いとはいえ、上のようにGoogle mapsにも登録されているようなスポットだし、ちょっと不便なだけっしょwと思ってたんですが、結論から言うと想像を絶する険しい道のりが私たちを待ち受けていました。

私が滞在していたホテルからの所要時間は約1時間でしたが、厳しいのは後半約30分のこの山道

写真は下山時に撮影したものなんですが、ご覧の通り岩がゴロゴロゴツゴツしていてとにかく歩きにくい。これでもまだ全然マシな方で、この先にはちゃんとした登山靴でないと不安になるレベルの道も。

今思い返せば、よく夜明け前に歩いたなって感じですし、当ブログとしては軽装備で行くのはおすすめしません

進めば進むほどさらに足場が悪くなっていくハイキングコース。歩いても歩いても終わりが見えなくて、そもそも本当にこの先に展望台があるのか不安になってきます。

でも、厳しい道のりを超えたからこそ見られる絶景があるはず。そう信じて信じて歩き続けてついに…

高くそびえ立つ山々に囲まれた波ひとつない静かな湖と、その中央にぽつんと佇む教会。これが私がずっと憧れていた、『アルプスの瞳』とも呼ばれるブレッド湖です。

まだ夜が明ける前のブルーアワーだったので、夜景のような1枚を収めることができました。

厚い雲がかかっているのが気になりながら明るくなるのを待っていると、続々と展望台に上がってくる人たちが、みんな朝からすごいなー。

結局日の出らしい日の出を見ることはできなかったんですが、薄雲からほんのりとオレンジ色の光が透けるように見えている空もまた幻想的。絵画のような景色が広がります。

展望台にあったベンチを絡めて。正真正銘の一等席です。

ちなみに、ブレッド湖を上から眺められるスポットは何箇所かあるんですが、この場所は高さがあるだけでなく、湖に浮かぶ教会との距離が近いので、より『ブレッド湖らしい景色』が楽しめるのだとか。

昼間になると景色を見たり写真を撮ったりするために順番待ちが発生することもあるそうなんですが、確かにこの険しい道のりを経てでも来る価値があると感じました。

お天気的は少し残念でしたが、頑張って登ってきて本当によかったと心から思いましたし、良い朝を過ごすことができました(*’▽’)

朝の湖畔を撮り歩く

ある程度太陽が昇ってきたところで展望台を下り、湖畔をお散歩。『朝の湖畔をお散歩』というフレーズの響きの優雅さだけでご飯2杯くらいイケちゃいそうです。

ところで、さっきからワタクシ全くと言っていいほど教会をアップで写してないことにお気付きでしょうか。気付いていたあなたにはアメちゃんを上げますので連絡ください。嘘です。

単に撮り忘れたとかではなく、実はこれにはなんとも私らしい理由があったんです。それが…

そう、工事中\(^o^)/またかよ

なぜ『また』かというと、2年前イタリアでローマの休日ごっこをしようと思ったら、スペイン広場が工事中でまさかの立ち入り禁止。

昨年チェコ・プラハに行ったら街のシンボルである時計塔が工事中、その後オーストリア・ウィーンに行ったら街のシンボル・シュテファン大聖堂も工事中

そんな工事中伝説をここにきてまた更新してしまいました\(^o^)/全然めでたくねえ!

ぶっちゃけた話をすると、さっきの展望台でズームしたときに気付いて結構テンションが下がってしまった私。

しかし、湖畔を歩いているとガイドブックにはなかった美しい光景が目に入ってきて、一気にテンションがぶち上がったんです。その光景というのが…

風も波もない静かな湖面に映るもうひとつの世界。そう、リフレクションです。

今までリフレクション写真は何度か撮ったことがあったんですが、こんなに綺麗なリフレクションは初めて見たっていうくらい、本当に美しすぎる映り込み。

湖畔を歩いていて見えるのは一面鏡張りの世界。

昼間にはボートなどによって波ができてしまうので、リフレクションが見られるのは早朝かつ無風の時だけ。いつでも見られるというわけではないちょっと特別な景色に胸が踊ります。

方角によっては青空も見えてきていたので、鏡張りの世界がより色鮮やかに。

ブレッド湖というと上から見た湖の中央にポツンと教会がある上から見た景色ばかりイメージしていましたが、湖畔の景色も最高に美しかったです(*’▽’)

レンタサイクルでヴィントガル渓谷へ!

湖畔散策を終えてホテルに戻り、朝食や休憩・身支度を済ませた私たちは、レンタサイクルで秘境とも呼ばれるスポット・ヴィントガル峡谷に向かいます。

ブレッド湖周辺にはレンタサイクル屋さんがいくつかあるんですが、私は宿泊していたホテルでレンタルしました。

この日の気温は21度前後で、絶好のサイクリング日和。朝は少し雲がかかっていましたが、いつのまにかスッキリとした青空になっていました。

サイクリングしながら見える景色もまた絵本の1ページのよう。見るもの全てが美しくて、つい休憩がてら何度も自転車を漕ぐ足を止めてしまいます。

行きは坂道も多く、電動アシストの付いていない自転車では厳しい箇所もあったので、歩いて自転車を押してまた乗って漕いで…を繰り返すこと約30分。ついにヴィントガル峡谷に到着です。

公園に一歩足を踏み入れて、まず感じたのが流れる水の量と勢い。

今まで訪れた日本の渓谷や渓流って、安眠によさそうな『サラサラサラサラ…』といった音が聞こえてくるものがほとんどだったんですが、大迫力の『ドドドドドドド』という音が鳴り響くのがこの峡谷。

でもうるさいと感じるものでは全くなくて、むしろ嫌なことを全部洗い流してくれそうな心地よい音。マイナスイオンを感じる…!

水量もすごいんですが、水の透明感もまたすごい。私の透明感といい勝負です。

写真で盛っているのではなく、肉眼で見てもこの透き通ったエメラルドグリーン。美しすぎる。

どこを撮っても絵になる絶景が広がっていました。

ちなみにずっとヴィントガル渓谷だと思っていたんですが、この旅行記を書くために確認してみたらヴィントガル峡谷が正しいのだとか。

渓谷と峡谷ってどう違うのかパッと思いつかなくて気になったので調べてみたところ、

  • 渓谷→山に挟まれた、川のあるところ(幅は関係ない
  • 峡谷→高く切立った急な崖からなる、幅の狭い

なのだとか。幅の狭い渓谷が峡谷ってことでよさそうです。またひとつ賢くなりました(*’▽’)

それを踏まえて写真を見てみると、高く切り立った急な崖に囲まれたこの場所は確かに峡谷ですね。

ちょっと前まで横構図で撮ることが圧倒的に多かったんですが、縦構図がアツい今日この頃。この場所も縦構図がピタッとハマるポイントが本当に多くて、テンション上がりっぱなしでした。

いろんな旅行記を読んでいると『日本にもありそう』と書かれているものもちらほら見かけたんですが、私はブレッド湖に来たなら絶対に訪れるべきスポットだと感じました。

日本にも美しい渓谷や渓流はたくさんありますが、こんなド迫力のエメラルドグリーンに輝く景色を見たのは初めてでしたし、水が豊かで国土の半分以上が森林に覆われているスロベニアならではの美しさに触れられる場所だと思います。

ちなみに朝の過酷なハイキングコースと違って、このヴィントガル渓谷はしっかり遊歩道が整備されているので、歩きやすさは問題なし。急な勾配も特になかったです。

ただ、遊歩道の幅は決して広くないので、三脚とNDフィルターを用いての撮影をお考えの場合は夏場のハイシーズンはちょっと厳しいかもしれません。

とはいえ、水量と勢いがすごかったので、NDを使わなくても良い感じに水の流れを写すことができました(*’▽’)ほっくほく

写真を撮りながらゆっくり歩いて約2時間、売店やベンチなどがある休憩ポイントに到着。

ここから先もルートは用意されているようだったんですが、少し険しめのアディショナルルートのようだったので、私たちはここでUターンすることに。いやー、10年分くらいのマイナスイオンを浴びた気分です。

私たちが折り返したのは13時前だったんですが、かなり太陽が高くなっていたことで峡谷の景色の明暗差がかなり激しくなっていたので、水の透明感や緑の濃さを120%満喫するのであれば、できる限り早い時間に訪れるのがベストかなと思います。

スロベニアの自然の豊かさとその美しさを全身で感じることができて、本当に大大大満足でした(*’▽’)

湖畔をのんびり散策

来た道を約1時間かけて峡谷の入り口まで戻り、そこから再びレンタサイクルにまたがりブレッド湖まで戻ります。

朝峡谷に向かうときから気になっていたんですが、道の途中に牛さんがモーたくさんいました。牛だけに『モー』です、ここ笑うとこですよ(*’▽’)

帰りは下り道だったので一瞬。あっという間にブレッド湖まで戻ってきました。

ブレッド湖は全周約6km徒歩でも一周約3時間なので、ゆったり歩いて楽しむもよし・自転車で颯爽と駆け抜けるもよりなんですが、私たちは今朝既に湖畔を練り歩いていたので自転車で一周することに。

普段自転車に乗らないので、風を切る気持ち良さを全身で感じていたら写真を撮るのをすっかり忘れてしまっていました。写真ブログ失格とかそういうこと言わない

さてさて、朝ご飯を食べたのがかなり遅く、かつたっぷり食べたこともあって、昼ごはんはスキップしたんですが、気付けば時刻は夕方5時前

夜ご飯の時間だと気付いた瞬間、急にお腹が空いてくることってありますよね。というわけで…

どーーーーーーーーーーん。ピザです。

オーストリアやハンガリーなど隣国の影響を受けたスロベニア料理というのもいくつかあるそうなんですが、そういったローカル料理のレストランというよりは、よくある普通のカフェがほとんどだったブレッド湖周辺。

サイクリングでいい汗をかいて失った塩分を補うべく、トマトソースがたっぷりかかったピザをチョイス。ルッコラがいいアクセントになってました。

W杯の中継を見ながらピザを食べ終え、再び湖畔をお散歩しているとカモの親子連れと遭遇。

ピィピィ鳴きながらお母さんに付いていく姿がめちゃくちゃ可愛くて、気付けばたくさんの人がこの親子連れを追いかけていました。ブレッド湖のアイドル。

実はこのとき天気がよければブレッド城に登ろうかと考えていたんですが、かなり雲が厚く、またブレッド城から見た湖の眺めが角度的に少し微妙だというレビューを多く見かけていたのでキャンセル。

この日は朝3時起きだったこと・日が暮れるのが21時過ぎでかつブレッド湖周辺は夜景が楽しめる雰囲気ではないこと・そしてクロアチアに移動する前に明朝もう一度チャレンジしておきたいことがあったので、早めにホテルに戻りました。濃い1日だった…!

3日目:さよならブレッド湖、そして新たな旅先へ…!

スロベニアで迎える2度目にして最後の朝。

2日目の最後に『もう一度チャレンジしておきたいスポットがある』と言ってましたが、そのスポットというのが、2日目の早朝に地獄のようなハイキングの末辿り着いたあの展望台

1日目あまり天気が優れず、イメージしていたようなブレッド湖の景色を見ることができなかった私たち。ただ、天気予報を見る限り、今日も雲が多めの模様。

あの道のりをもう一度頑張ったからといって、昨日よりもいい景色が見られるとは限らないけれど、行って後悔するよりも行かないで後悔する方が嫌

そう考えた私たちは迷わず午前4時半に目覚ましをセットしていました。果たして写真の女神は、そしてブレッド湖の女神は私たちに微笑んでくれるのでしょうか…!?

 

・・・

 

 

流れるような白い雲、空の色で青色に輝く湖面。

100%イメージ通りかと聞かれるとそうではないかもしれませんが、最後の最後で夢にまで見た青空のブレッド湖を見ることができました。

この写真だけ見たら、私が『ブレッド湖行きたい!スロベニア行こう!』という決め手になったガイドブックやインスタで見た写真の方が、もっと青空で教会も工事中じゃなくて綺麗だったかもしれない。

でも、実際に足を運んで肉眼で見た景色は写真で見るよりも何倍も何倍も美しくて。この感動があるから私は旅と写真が好きなんだなあと改めて感じた瞬間でもありました。

来てみたら教会が工事中だったり、お天気があまり優れなかったりと、最初は少しテンションが下がった状態でスタートしたスロベニア・ブレッド湖滞在でしたが、この頃にはすっかりこの景色が愛おしくて。

いつまでも眺めていたかったんですが、こういう時に限って時間の流れというのは早く感じるもの。ブレッド湖にお別れを言わなければならない時が来ました。

途中何度も心が折れそうになったこの山道も、今ではいい思い出。

『もうブレッド湖でやり残したことはないねー』『あとはガイドブックとかで見た白鳥とかいい感じに撮れたらもう言うことなしだけどー』『それはさすがにねーアハハ』とか話していると…

白鳥さん『やあ、最後に一枚ボクのこと…撮ってく?(決めポーズ)

いやービビった。『白鳥撮れたらいいね』って話してた数分後にまさか目の前に、それもめちゃくちゃ撮りやすいポイントにポーズを決めて佇んでるなんて。ドッキリかよ。

最後の最後でブレッド湖からお土産をもらったような気持ちに包まれながら、ブレッド湖を後にしました。

おわりに

実は『ブレッド湖がある』『クロアチアの隣』以外のことを何も知らないままスロベニア行きを決めた私。

こんなにも自然に溢れていて、こんなにも美しい国だなんて初めて知りましたし、旅してみないとわからないこと・旅したからこそ知れることってたくさんあるなあと改めて感じました。

今回はブレッドしか行けませんでしたが、他にもたくさん魅力的なスポットがあるようなので、いつか再訪したいです。私の口癖に『スロベニアはいいぞ』が追加されそうです。

さてさて、旅の舞台は国境を超えて隣国・クロアチアへ。一体どんな旅になるのでしょうか?旅行記②をお楽しみに(*’▽’)!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

つづき↓

【旅行記②】青と緑に満ちた絶景!写真で巡るプリトヴィツェ湖群国立公園 【旅行記③】アドリア海に輝く真珠の街・ドブロブニクを撮り歩く