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【クロアチア旅行記②】プリトヴィツェ湖群国立公園で青と緑の絶景を撮り歩く

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前回→【旅行記①】圧倒的な自然美に大感動!カメラ片手に歩くスロベニア・ブレッド湖

険しかったハイキングコース・その先に待っていた絶景・エメラルドグリーンが輝く秘境などなど、スロベニア・ブレッドを思いっきり満喫した2日間。たくさんの思い出と写真と共に、次の目的地・クロアチアに旅立ちます。

クロアチアではザグレブに2泊・ドブロブニクに2泊滞在した私たち。今回はザグレブ編をまとめていきたいと思います(*’▽’)旅行記②のはじまりはじまり〜!

目次

6泊8日スロベニア・クロアチア旅行記その2!

3日目:スロベニアからクロアチアへ

3日目の朝、最後のブレッド湖ハイキングを終えた私たちは、旅行会社に事前に手配しておいてもらった送迎車に乗り込み、陸路でクロアチアに向かいます。

ヨーロッパ旅行というとEU圏内なら自由に国移動できるイメージがあると思うんですが、クロアチアは国境検査なしで国境を越えることを許可する協定であるシェンゲン協定圏外のため、スロベニアから移動する時には入国審査があります。

といっても、日本の高速道路の料金所みたいなところでパスポートを見せるだけであっさり通過。ばいばいスロベニア!

そんなこんなで車で約2時間半、クロアチアの首都ザグレブに到着です。はじめましてクロアチア(*’▽’)

路面電車が行き交い、初めて来たはずなのにどこか懐かしさを感じる街並み。ブレッドよりも少し気温が高いように感じられ、より違う国に来たことを実感します。

さて、早速ザグレブの街を散策…といきたいところですが、時刻はお昼12時。そう気付くとなんだかお腹が空いてきました。腹が減っては旅はできぬということで…

どーーーーーーん。カツレツです。

隣国であるオーストリアやハンガリーの影響を受けたものが多いクロアチア料理。そのひとつがカツレツなんです。

ウィーンで食べられているカツレツと、ザグレブのカツレツは少しテイストが違うということで、ザグレブ風を頼んだつもりだったんですが、メニューを読み間違えていたのか出てきたのはどう見てもウィーン風でした。あらー。

昨年ウィーン滞在中3日間毎日カツレツを食べていたとウワサの私にカツレツの方から食べて欲しくなって寄ってきたのでしょう。美味しかったのでオールオッケーです(*’▽’)

お腹が満たされたところで、散策を再開。

訪れたときがちょうどワールドカップの真っ最中だったので、その特設ブースが開かれていたり、食材や花がずらりと並ぶ市場が開かれていたりと、ザグレブの街は想像よりはるかに熱気に満ちていました。

ザグレブの街は新市街旧市街に分かれており、写真中央にあるのがその2つの街を結ぶケーブルカー。

なんでもこの電車、世界一短いケーブルカーなのだそうですよ。

さっき歩いていた新市街と比べるとすごく静かな旧市街。クラシックカーがよく似合います。

ちなみに、今回私たちがザグレブに滞在したのは、プリトヴィツェ国立公園に行くのが目的で、その経由地のような感覚で回ったんですが、実際3時間もあれば隈なく主要スポットを見て回れるくらいのコンパクトさでした。

ちょっと時間を持て余してしまうかなとも思ったんですが、あれやこれやと移動せずに旅先でゆったり過ごすのって最高に贅沢な時間の使い方ですよね。というわけで、カフェに入っちゃいましょう(*’▽’)

お目当ては、クロアチア名物のひとつであるクレムシュニッタというケーキ。

こういったクリームケーキは中央ヨーロッパによくあるものらしく、ブレッド湖の名物でもあったんですがお腹の空き具合の都合で食べられなかったので、ザグレブで食べたかったのです。

見た目はすごくボリューミーに見えるんですが、ふわっと軽いプリンのようなお味で、意外と甘さ控えめで美味しかったです(*’▽’)

その後もクロアチアが発祥であるネクタイを探しに行ったり、広い芝生の公園を見つけたので飲み物とおやつを買って一休みしに行ったり。

写真のブルスケッタチップスがすっごく美味しくて、この2日後に訪れるドブロブニク含めクロアチア滞在中3回食べました(*’▽’)

ちなみにこの日はW杯ロシア大会ベルギーVS日本戦の日。日本時間だと夜中の3時キックオフなんですが、クロアチア時間なら午後8時キックオフ。これは見るしかないな。

昼間散策していたときテレビでサッカーを流しているレストランを何件も見かけていたので、夜ご飯を食べながらサッカー観戦することに。

『日本でニョッキってあまり食べないしこういうときに頼んどこう』と適当にチョイスしたニョッキが予想外に美味しくてホクホクでした(*’▽’)

クロアチアのレストランなのにもかかわらず、私たちの真後ろに座っていたご夫婦がまさかの対戦国・ベルギーサポーターで、中継の国歌斉唱に合わせてカバンからユニフォームを出して起立斉唱し始めた時は人生で5番目くらいに驚きました。

試合開始前は『お互い幸運を祈るぜ』的な感じでダンディーな旦那様がウインクを飛ばしてくれていたんですが、日本が2点取った頃にはこっちを見てすらくれなくなったことに勝負の厳しさを感じたり_(:3 」∠)_

Jリーグ観戦はたまに行くんですが、欧米の方々の熱狂的な応援を初めて肌で感じて圧倒されましたし、すごく貴重な経験ができた最高に楽しい夜でした(*’▽’)

4日目:プリトヴィツェ国立公園へ

これまで朝3時半とか4時半など、朝なのか夜なのかわからない時間に起きていた私たちですが、4日目の朝は7時と普通の時間に起床。

この日は私たちが今回ザグレブを訪れた最大の目的である世界遺産・プリトヴィツェ湖群国立公園に向かいます。

私自身クロアチア行きを決めるまで恥ずかしながら名前すら知らなかったんですが、結論から言うととんでもなくすごい公園だったんです。

何がすごいって、公園に入って最初に目に飛び込んでくるのがこの景色っていうね。

あまりのすごさに、遊園地に入った瞬間テンション上がって走り出してしまう子供みたいになってしまいました。どうも、23歳です。

標識に沿って滝にどんどん近づいて行くと、その水量にまた驚かされる私たち。

勢いよく流れている川のすぐ上に遊歩道が敷かれているので、足元を滝が流れ落ちるのもちょっとしたスリリングで新鮮。

入り口で圧倒された滝の真下まで来ました。あまりの大きさと水量と勢いの良さで、滝の周りはシャワーのようなミストで包まれていてすっごく気持ちが良い。

あまりに大きすぎてどう撮っても見たままの迫力が写真に切り取れなかったほど。自然の偉大さにただただ圧倒されます。

最初からクライマックスという表現がしっくりくるような、大迫力の滝にすっかり圧倒されてしまっていましたが、プリトヴィツェ国立公園はこれで終わりではありません。

というわけで、いくつか用意されているハイキングコースに沿って公園内を歩き尽くすことに。私たちは今日1日をこの公園の散策に使うつもりで来ていたので、ちょっと長めのCコースに沿って回ることにしました。

スロベニアで訪れたヴィントガル峡谷でも、透き通ったエメラルドグリーンに感動しっぱなしだったんですが、プリトヴィツェ国立公園はさらにその数倍透明感がヤヴァイ

やばいじゃなくてヤヴァイなのがミソです。

到着してしばらくはお世辞にも良いお天気とは言えない空模様だったんですが、これくらい日差しが控えめな方が、かえって緑がより色濃く感じられて幻想的だったり。いやー癒される。

ある程度歩いて行くと、お手洗いや売店や飲食スペースがある休憩ポイントに到着。

ちょうどお昼どきだったので、ハンバーガーを食べてお昼休憩。一枚一枚その場でハンバーグを焼いてくれていて、スモークベーコンがアクセントになっていて美味しかったです(*’▽’)

お腹も満たされ、体力をバッチリ回復したところで、休憩ポイントの近くからボートに乗り込み、さらなる絶景が待つ公園の奥に足を進めます。

ハイキングコース序盤と比べて木々の密度がさらに高くなり、緑が濃く感じられます。木で作られた遊歩道も被写体として雰囲気があって良いですね。

大小16個の湖と92個の滝からなる広大なプリトヴィツェ国立公園。歩いていると至る所で滝を見かけます。meguも歩けば滝に当たる。

滝が湖面に映り込むなんて光景が見られるのも、湖と滝に溢れたこの場所ならではかもしれません。

さっき遠目から見ていた滝は近づいてみると思っていたよりも大迫力。豊かな水が奏でる音に身も心も綺麗さっぱり洗われるような感覚。

あと、さっきまで厚い雲に覆われていたんですが、少しずつ青空が見えてきました(*’▽’)やったね!

大きな滝の迫力に圧倒されていたら、すぐ先にさっきまでの大迫力とは真逆の静かな湖が現れたり、水の美しさに見惚れていたら、今度は緑が最高に美しいポイントに出会ったり。

こういうハイキングって途中でちょっと中だるみしてしまったりすることも多いんですが、少し穂を進めるだけで見える景色がガラッと変わるので全く飽きません。

目に映るもの全てがただただ美しくて、シャッターを切る手が止まらない私たち。

この公園は1997年のクロアチア紛争の際に武力衝突の舞台となり、一時はユネスコに危機遺産として登録されていたのだとか。

その後政府が中心となって地雷除去や復旧に努め、今こうやって私たち観光客がこの美しい自然を楽しめるようになっているというわけです。国が力を入れて守り抜いたのも納得の美しさです。

この頃には立っているだけで汗ばんでくるくらいの良いお天気に。

太陽が顔を出すとエメラルドグリーンの透明感がさらに増して感じられ、ただただ『綺麗』『すごい』としか言えなくなります。

Cルートを選んだ私たちはバス停まで歩いていき、下湖群へはバスで戻ります。

この先は湖や滝の数が減り、ひたすら山道。見所はほとんどコース序盤〜中盤に集中していたので、Bコースでも良かったかなと感じたのが本音だったり。

でも、上のようなちょっとした小道も雰囲気があってすごく綺麗だったので、頑張って歩いて良かったです(*’▽’)

下湖群のバス停から入り口の方面に戻る途中、よくガイドブックなどのこの公園の紹介ページなどに載っているスポットを発見。

入り口から最初に見えた大きな滝に繋がる遊歩道を上から見下ろせるこの構図は、確かに『映え』スポットでした(*’▽’)

というわけで始まりの滝に戻ってきました(*’▽’)ただいまー!

公園に入ったのが11時・戻ってきたのが16時半ちょっと前。

途中お昼休憩を挟んでいたり写真撮影にじっくり時間をかけたりもしていたので、かなりまったりペースだったんですが、5時間弱でCコースを歩き尽くすことができました。

ザブレブに戻るバスは日本から事前に予約していたんですが、いろんな旅行記を拝見していると『予定時間よりも早く来てそのまま出発してしまうこともあるから早めにバス停に向かっておいた方が良い』という情報がちらほら。

バスの時間が17時18分だったのに16時半前には入り口に戻ってきていたのはこれが理由だったんですが、こうやって考えているときに限って大幅に遅れるというよくあるパターンでした\(^o^)/海外旅行あるある

バス停にはいろんな会社のバスが来るんですが、私たちが予約していたarrivaのバスがなかなかこなくて。

いくら待っても来ないので、とりあえず来たバスの運転手さんに手当たり次第にチケットを見せてみると、まさかの『このバスだよー』という返事。え?バス会社の名前全然違くね?

半信半疑でチケットをリーダーにスキャンしてもらうと、難なくOK表示が。マジ?

もしかしたら子会社もしくは親会社のバスだったのかもしれませんし、とりあえず無事ザグレブまで戻れてよかったんですが、おそらく後世に『プリトヴィツェの謎』として語り継がれるかもしれないし、語り継がれないかもしれない出来事でプリトヴィツェでの1日を締めました_(:3 」∠)_

ザグレブ最後の夜ご飯!

プリトヴィツェ国立公園からバスで2時間半、ザグレブに戻ってきた頃には時刻はすでに20時を回っていました。

明日早朝便でドブロブニクに移動するため、これがザグレブ最後のご飯。というわけで…

どーん。今度こそザグレブ風のカツレツです。

ウィーン風は仔牛や豚の肉を薄く叩いて伸ばしたものをカリッと揚げたものなんですが、ザグレブ風は薄い肉でチーズやハムを挟んで揚げているんです。だからとってもボリューミー(*’▽’)おいしい!

もうひとつのメインディッシュはザグレブ風ハンバーグなるものをチョイス。

こちらもチーズ入りだったので、もしかしたら『ザグレブ風=ハムやチーズ入り』ってことなのかもしれません。

さて、明日はいよいよ今回の旅の最後目的地にして最大のお楽しみ・ドブロブニクへ。飛行機が7時20分発とかなり早いので、いっぱいになったお腹を抱えてホテルに戻りました。

おわりに

日本の四国くらいの大きさなんですが、魅力的な都市がいくつもあるクロアチア。

の全てに訪れることができたらベストなんですが、時間が限られていたので、旅行計画を立てているときにザグレブに立ち寄るべきか・プリトヴィツェ湖群国立公園に行くべきか、正直なところ結構悩んでいました。

でも、ここまで読んでくださった方には十分伝わってると思うんですが、本当に行ってよかった

もう想像の何倍も何百倍も綺麗でしたし、今までは海外の街並みを中心に見て回るのが好きだったんですが、この公園がきっかけでこれからは海外の自然をもっと追いかけたいと思ったほどです。

さて!今回のスロベニア・クロアチア旅行記も早いもので次が最終回

これから向かうドブロブニクは、私たちがこの夏の旅先をスロベニアとクロアチアにした決め手となった街。これまたブレッド湖同様、写真を一目見てひとめぼれした場所なんです。

そんな憧れの街には一体どんな景色が待っていたのか、そしてどんな写真が撮れたのかは旅行記③をお楽しみに(*’▽’)

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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