自慢ではありませんが、私はすごく面倒臭がりです。『寝てる間に写真がいい感じになっててくれないかなー』と願ったことも何度もあるのですが、そんな魔法は存在するはずもなく。
なら自分で魔法らしきものを作っちゃえばいいじゃないか、ということで最近は私による私のためのLightroomのプリセットを作ってレタッチ効率化に活用しています。
需要があるか分からないのですが、この度そのプリセットを販売することにしてみました。
Lightroomプリセットを配布します!
その名も『なんかいい感じになるLightroomプリセット』です。内容はこんな感じ。
- FilmLike(normal/plus)
- WarmLight
- BlueGold
- BlueGreen
- DeepGreen
計6つ入っています。太っ腹なのではなく単に選ぶのが面倒だっただけなのはナイショの話。なお、有料note(450円)での販売とさせていただきます。ちなみにモバイル版にも対応しています。
プリセットの使用例
何はともあれ、使用例を紹介していきましょう。今回配布するのは私が私のために作ったものなので、色やテイストの偏りがすごいのですがご容赦ください。
FilmLike -normal
一番使用頻度が高いプリセットです。なんかいい感じにエモくなってくれます。
『いかにも加工しました感』が出るので好き嫌いは分かれそうですが、スマホと差をつけにくい昼間の写真を『なんかこだわって撮った感』に仕上げたい時によく使ってます。
『旅先の何気ない記録写真をパパッと仕上げるためのプリセット』というイメージで作ってまして。なので、作品としての1枚よりもなんとなく撮った写真の方が馴染みやすいと思います。
FilmLike -plus
FilmLike -normalをベースに、より強めにエモエモ効果が加わるように調整したプリセット。
使う場面を選びますが、どれくらいマシマシにしても違和感がないかを見極めるためによく当ててまして。プリセットは手っ取り早くRAW現像を仕上げるほかに、レタッチの方向性を定めるのにも役立つんですよね。
ちなみに、私の手元では『FilmLike -マシマシ』という名前で登録しているのですが、可愛くないのでやめました。
プリセットの名前は自由に変更できるので、お揃いにしたい方はマシマシにしてください。
WarmLight
コンセプトは『クリスマスツリーの電飾を綺麗に見せる』です。
基本的に彩度マシマシマンなのですが、クリスマスイルミネーションは彩度を落ち着けて仕上げたい派。木々が枯れる寒い季節だからですかね。
明瞭度と光の彩度を程々に落ち着かせてあげると、太陽の光もなんか良い感じにできそうな雰囲気になります。
BlueGreen
ここまでは割とふんわりテイストだったのですが、クールで締まったメリハリのある印象に仕上がるやつです。
これまでの私のレタッチに近い形だからか、これも結構使用頻度が高いです。
FilmLikeの作例でも使ったやつですが、全然印象が違いますよね。
『周辺減光しとけば人生なんとかなる』という先祖代々伝わる教えに従い、デフォルトでは結構ガッツリ減光されているので、必要に応じて調節してください。
BlueGold
『冷たさの中に暖かさを感じる空気感』を再現するにはどうすればいいかを考えながら、勉強中に作ったプリセットです。
ちなみに、いつも読んでくださっている方にとってはすっかりお馴染みのこちらの1枚。この写真がBlueGoldプリセットのベースです。
さらにHSLで赤色を濃く強調するよう調整してあげると、こんな感じに仕上がります。
DeepGreen
名前の通り、緑を深く見せるためのプリセット。
これが使えるような写真を撮りに行ける機会がないのですが、個人的に気に入っているのでオマケとして入れてました。緑と自然が恋しいよう…。
プリセットの使い方
- 露出・ホワイトバランス・レンズ補正を設定
- プリセットをあてる
- 微調整する
露出補正は0.00になっているので、お好みで整えてください。レンズ補正も機材によって異なるため、プリセットでは設定していません。
また、このプリセットは色味を演出するのが主な目的。色の基本軸であるホワイトバランスは、Lightroomの自動補正やスポイトツールなどでニュートラルな状態にしておきましょう。
プリセットで『なんかいい感じ』になったら、『もっといい感じ』になるよう微調整。
それが難しいんや…と思ったアナタも大丈夫。なぜなら、このプリセットの作り方はこのブログの記事に書いてあるからです。
言い換えると、これまで書いてきた内容を踏まえて出来ていますので、それに沿って手を加えているうちに、自分の手で自分好みのプリセットが作れるようになっているはずです(*’▽’)
【補足】本プリセットの元ネタ記事リスト
- 【風景編】RAW現像って何ができるの?実例で解説してみる!【Lightroom】
- 【夜景編】RAW現像って何ができるの?実例で解説してみる!【Lightroom】
- 私がRAW現像・レタッチをするときに意識している7つのポイント!
- 【Lightroom】カラーグレーディングで写真が一気にエモくなる件
- 【Lightroom】私がよくやるHSLの使い方を3つ紹介してみる!
- 【Lightroom】RGB別トーンカーブの使い方が見えてきた件
こんな人にオススメ
- Lightroomプリセットを試してみたい人
- このブログのレタッチ記事の復習がしたい人
- 他の人のレタッチを試してみたい人
商品として作ったものならもう少し高くするのですが、今回はあくまで『私が私のために作ったもの』を共有しているだけなので、お値段控えめに設定しています。
作例にビビッときた人や、Lightroomプリセットを使ってみたいという方は、コーヒー一杯飲む感覚で試していただけると嬉しいですく(*’▽’)
また、先程も述べましたが、このプリセットはこれまで私が書いてきたレタッチ記事を軸にできています。
なので、今まで記事を読むだけでは『ふむふむ』で終わりがちだったところを、『あーね』に変えられるアイテムとして活用いただけるかなと思います。
もうひとつ、個人的に他の人のレタッチってすごく興味があって。
今の時代Youtubeでレタッチ動画がたくさんみられますし、私もそれを見様見真似でコネコネやりながら勉強しているんですが、イチから真似ていくとなんかこう自分の写真に劇的変化が感じられないことが多くて。
その点プリセットだと複数のパラメータが一気に変わるので、『おおいつもと全然違う!』となりやすくて自分の写真の新しい一面が見られるんですよね。
写真という趣味を長く楽しむには、マンネリを感じず自分の写真に常にワクワクし続けられることが大切だと思っているので、このプリセットが誰かにとってそのきっかけになったらいいなと思っています。
購入はこちらから
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