標準?望遠?高倍率?私が考える『キットレンズの選び方』


右も左も分からないはじめてのカメラ選び。メーカーやボディもたくさん選択肢があって迷われる方が多いと思うんですが、キットレンズも悩めるポイントだと思います。

というわけで!今回はキットレンズ選びについて私の考えをまとめてみたいと思います(*’▽’)

私が考えるキットレンズの選び方!






キットレンズはメーカーや機種によって多少違いがあるんですが、ざっくり分けると18-55mmなどの標準ズームレンズ55-250mm55-300mmなどの望遠レンズ18-140mm18-135mmなどの高倍率ズームの3つに分類されます。

レンズキットはこれらを組み合わせた①標準レンズキット②ダブルズームキット③高倍率ズームキットという3つのタイプが主流です。

…といわれても、自分がどれくらいズームして撮りたいのかとか、そもそも望遠レンズが必要なのかって全然検討も付きませんよね。ちょっと私が考えるそれぞれのレンズキットの特徴みたいなものを簡単にまとめてみたいと思います(*’▽’)
標準ズームレンズキット

18-55mmに代表される標準ズームレンズの利点は、小さくて軽いこと。Canonの18-55mmは205g、Nikonの18-55mmは195gとどちらも大変軽量でコンパクトです。

標準ズームキットで多くの方が迷うポイントが、このレンズ1本で何でも撮り歩けるのか・ズームが足りるのかということ。『18-55mm』という数字だけ言われても、どれくらいズームできるのかイマイチピンときませんしね(´・ω・)
ダブルズームキット

お次は標準レンズと望遠レンズがセットになったダブルズームキット。このレンズキットの魅力は、単体で買うよりもお安く望遠レンズが手に入ること。

ダブルズームキットで気になるのは、そもそも望遠レンズが必要なのか分からないこと。私の周りでも『最初からダブルズームキットにしとけばよかった派』と『標準レンズキットで良かったかも派』の両方がいます(´・ω・)

また標準と望遠のレンズ交換が面倒なのでは?と思われる方も一定数いらっしゃると思います。
高倍率ズームレンズキット

最後にご紹介するのが、高倍率ズームレンズキット。Canonであれば18-135mm、Nikonだと18-140mmが挙げられます。

このレンズキットの魅力は、レンズ交換せずともズームしての撮影が可能という点。旅行などレンズ交換を最小限にしたい場面は数多くありますし、そういったとき高倍率ズームは大変重宝します。

ただデメリットとして挙げられるのは、レンズキットで高倍率1本を選択した場合、どこに行くにもそのレンズしか選択肢がないということ。

例えばCanonの18-135mmの重さは480g、Nikonの18-140mmの重さは490g。標準ズームは200g前後だったことを考えると結構重いですよね。

なので『ちょっとこの日はカメラ持って行っとこう』と思ったときに、その重さがネックになって持ち出しにくくなる可能性は否定できません。

私のオススメのレンズキットはどれ?


ここまで簡単にまとめてきましたが、いやー、迷いますね(;・∀・)!!!できれば標準も望遠も高倍率も全部欲しい。

ただ色々と私なりに考えた結果、いきなり結論から言っちゃうと、私のオススメは標準レンズキットダブルズームキットのどちらかです。ここからはその理由について書いていきますね(*’▽’)
小型軽量の標準ズームは持っておいて絶対に損がない

カメラを手にして良い写真を撮るには、本を読んだり知識を付けたりすることも大事かもしれませんが、なによりもまずカメラをたくさん持ち出してあげることが大事。

たくさん持ち出すには、やっぱり軽くて小型なボディとレンズの組み合わせがベスト。

カメラを長く使い、写真を長く楽しむには小型で軽いレンズは絶対に1本は合った方が良いですし、持っておいて絶対に損がないと思うので、18-55mm是非最初に手にしておきたい1本だと思うんです。


また、『18-55mmだとズーム足りなくないですか?』というご相談もこれまで何度か受けたことがあります。ただ、私自身18-55mmと旅行に行ったり、色んな写真を撮ったりしてきましたが、55mmって思っている以上にズームできるので、『足りない!』と思うことって案外少ないんです。

勿論人によって撮りたいものは異なりますし、18-55mmだと足りないという方もいらっしゃるかもしれません。とはいえ、18-55mmあれば大体のモノは撮れるので、ズームが足りなくなる心配はそこまで考えなくても問題ないと思っています(*’▽’)
望遠レンズを買うか買わないかの決断は結構難しい

『私のオススメは標準レンズキットかダブルズームキットのどちらかです!』と言ったんですが、ダブルズームキットにするかどうかを決めるのって結構難しいなあと感じます。

私の場合、遠くのステージで行われるディズニーのショーやパレードを撮りたいと思っていたので、初めからダブルズームキットで考えていたんですが、望遠レンズで撮りたいものが明確に決まってない場合、ダブルズームキットを選ぶか否かの決断は結構難しいように思います。


『望遠レンズは遠くのものを大きく写すためだけのもの』と思われがちですが、実はそうではなくて、望遠レンズがあると圧縮効果背景ボケなど、標準ズームでは撮れない1枚が楽しめます。

なので、予算に余裕がある場合はダブルズームキットを選んで絶対に損はないと思います(*’▽’)写真の世界がグッと広がりますからね!


ただ、特に望遠で撮りたいものが明確にはないし、予算に余裕があるわけでもない場合は、無理してまでダブルズームキットを買う必要はないかなと思っていたりします。

というのも、詳しくはすぐ後に述べるんですが、キットレンズ以外にも本当に色んなレンズがあって、お値段やズーム域、さらには撮れる写真まで大きく変わるんです。

なので、無理して望遠レンズを買うよりは、その分少し予算にゆとりを持たせておいて、しばらくカメラに慣れて自分の撮りたい写真がハッキリわかった時に、新しいレンズにお金を回す方がより充実したカメラライフになると思うんですね(*’▽’)

子供の運動会・動体など望遠レンズで撮りたいものが明確にある、もしくは予算に余裕がある場合はダブルズームキットを、そうでない場合は標準レンズキットで問題ないと思ってます。
そうはいってもやっぱり魅力的な高倍率ズームレンズ

『カメラを手にして写真を趣味にするのであればコンパクトなレンズは1本あった方が絶対に良い』という考えで標準ズームの付いたレンズキットをオススメしてきました。

とはいっても、写真を趣味にするためにカメラを買おうとお考えの方もいれば、『旅行やイベントごとなどハレの日の思い出を綺麗に残すために良いカメラが欲しい!』という方も多くいらっしゃるはず。そういった場合、1本でより多くの範囲をカバーできる高倍率ズームを選ぶメリットもかなり大きくなってきます。


写真を趣味にして色んな所にカメラを持ち出していると、撮り続けるうちに、場所や撮りたいものに合わせて『今日はこれくらいズームが必要かな』という検討も自然と付くようになってきます。

ただ、『ハレの日に良いカメラで撮りたい!』という方の場合、いつもカメラを持ちだすわけではないからそういった検討はなかなかつきにくい。でも何度もある撮影チャンスではないから、120%その日の思い出を残しておきたい。

そう考えるとできる限りズーム域の広いレンズを選んだ方が、一回一回の大切な撮影チャンスをバッチリものにできると思います(*’▽’)

これからキットレンズを選ぶ人に伝えたいこと


さて、ここまで色々と書いてきましたが、どんだけ考えてもこれといった明確な答えってなくて、キットレンズ選びの難しさを改めて感じています_(:3 」∠)_

何度かキットレンズに関する相談を受ける中で、私自身色んな視点でキットレンズ選びを考えてきたんですが、あんまりキットレンズ選びってそこまで深く考えなくていいと思うんです。というのも、キットレンズ以外にも本当に色んなレンズがあるから

というわけで、最後に私がこれからキットレンズを選ぶ人に伝えたいことを書き出してみたいと思います(*’▽’)
キットレンズ以外にも色んなレンズがあるということを知っておこう!

『これからカメラを買うぞ!』という人にとっては、ボディもレンズも本当に未知の領域ですし、どんな種類があってその中でどれが優秀なのか・人気なのかということも全く分からないと思います。私自身もそうでした。

でも、あれこれ悩んでカメラを買って写真の世界に一歩踏み入れてから『レンズってキットレンズ以外にもこんなに種類があったんだ!』ということを知ったんです。

私はカメラを買う前『ニコンにはニコンのレンズしか着けられない』と思ってたんですが、実はニコン以外のメーカーがニコン用のレンズを純正よりも安くで作っていたりして、ほんとレンズの選択肢って思っている以上に多いんですね。例えば望遠レンズ。キットレンズに採用されているニコン純正の望遠レンズは単体で買うと25000円なんですが、シグマというメーカーのニコン用望遠レンズなら2万円を切るんですね。おっとくー。高倍率ズームに関しても、キットレンズだと18-135mmや18-140mmが主流ですが、18-270mmなんていうとんでもない高倍率のレンズもあったりするんです。

これだけズームできれば、高倍率の便利ズームとしても望遠レンズとしても使えますし、高倍率キットにするか迷ってる方でも、とりあえず18-55mmを買った上で後からこういったレンズを買い足すのもかなりアリな選択なんです。

勿論標準ズームも18-55mm以外にも本当に色んなバリエーションがありますし、レンズはボディに比べて中古市場がかなり潤沢なので、お値段が気になる場合は中古で買うという選択肢もあるんですね。


私自身初めてレンズキットを選ぶときはこんなこと一切知らなかったんですが、今となっては『こんなに色んなレンズがあるんだから、キットレンズそこまで思い悩む必要なかったかも』と思うこともあるんです。

なので、キットレンズ以外にも色んなレンズがあるということを頭の片隅に入れておいてもらって、楽な気持ちでキットレンズを選んでほしいなと思っています(*’▽’)
キットレンズはスタートライン

こう書くと『それならキットレンズから選ばなくてもいいんじゃない?』と言われそうですし、実際『キットレンズは買わない方がいい』と言う方もいらっしゃいます。ただ、私は初めてカメラを買うならキットレンズから選ぶ方が良いと考えています。

まだカメラを手にしたことがない段階で、世の中にある全てのレンズの中から最初の1本を選ぶのは現実的ではないですし、カメラを持っていなかった頃の自分を思い返すと絶対無理だった思いますマジで_(:3 」∠)_

ただ、キットレンズにこだわりすぎる必要はないとは思うんです。だからそういった意味で『キットレンズは買わない方がいい』という意見も分かるんですね。


どうしても初めてカメラを買う時って、『キットレンズ選びで全てが決まる…ッ!』と思ってしまいますし私自身もそうだったんですが、実はキットレンズは写真のスタートラインなんです。

一眼レフの最大の特徴はレンズ交換ができること。高倍率や望遠・標準ズーム以外にも、肉眼で見るよりも広大な範囲を写し取れるレンズや、背景を思いっきりボカせるレンズなんかもある。『レンズは高い』と思っていたけれど、いろんなメーカーがあるし中古という選択肢も豊富にある。

キットレンズを手にすることはそれ自体がゴールじゃなくて、写真の世界を広げるスタートラインに立つことだということを伝えたいんですね。


こうやって書くと、『キットレンズだけじゃダメなんて金かかるな…』とか『やっぱカメラめんどくさいかも…』と思われちゃうかもですが、私が言いたいのはキットレンズ以外にも色んなレンズがあるし、そこに自分に合う1本があるかもしれないから、キットレンズ選びを悩みすぎなくても大丈夫だよ!ということです(*’▽’)
実際に触ってから決めよう!

最後にもう一点。キットレンズを選ぶときはお店で触ってから決めることをおすすめします。

快適に写真を撮るためには、レンズの重さや大きさはすごく大事。はじめての一眼レフとして候補に挙がるボディは小型軽量のものが多いので、高倍率などの大きめのレンズを着けると、重心が前に傾いて首に負担がかかったり、実際の重さよりかなり重く感じることもあります。

そのレンズで撮れる範囲が自分の撮りたいものにピッタリかどうかも大事ですが、そのレンズを着けたカメラを快適に持ち歩けるかどうかも同じくらい大事なので、是非お店で実際に触って決めてくださいね(*’▽’)
おわりに
今まで何度かキットレンズに関する質問を受ける機会があって、やっぱり悩む人多いんだなと思って今回記事を書き始めたんですが、いかがでしたでしょうか?

はじめてのレンズ選びはかなり迷うと思いますが、どっちにしようかな~どれにしようかな~と迷ってる時間が案外一番楽しかったりしますし、この記事がその時間の少しでも役に立てれば幸いです(*’▽’)

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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