写真をもっと思い通りに!初心者こそRAW現像を早く始めるべき3つの理由


私が一眼レフを手にして早1年。新しいレンズ・新しい撮り方などなど、これまでいろんなことにトライしてきて、『もっとこうしとけばよかった』と気づくことがたくさんありました。

その中で私が特に『もっと早く始めておけばよかった!』とものすごく後悔しているのが、この記事のテーマであるRAW現像なんです。

というわけで!今回は1人でも多くの方に『RAW現像やってみようかな』と思ってもらえるように、私が初心者こそRAW現像を早く始めるべきだと思う理由をまとめていきたいと思います(*’▽’)

初心者こそRAW現像を早く始めるべきだと思う理由をまとめてみる!

『RAW』って何?
Photograph
RAWとは、写真の保存形式の一種

RAWは英語で『生(ナマ)』という意味なんですが、写真を撮った時にイメージセンサーが感知した光の情報を詰め込んだデータがRAWデータなんです。

…とこんな感じで『生のデータ』とか『光の情報』なんて言われてもピンときませんよね。
RAWはまだ『写真』ではない

普段あまり意識しないと思うんですが、光がなければ写真を撮ることができません。

なので、まず第一段階として、カメラのシャッターを押した時、カメラ内部の光を感じ取る部分(センサー)が、レンズの向こう側にある景色のあらゆる光の情報を集めます。これがRAWデータ。

ただ、このRAWデータはあくまでも『光の情報』にすぎず、この時点では『写真』ではありませんここもいまいちピンとこないかもしれないんですが、RAWデータって専用のソフトを使わないとパソコンで見ることができないんです。なぜならRAWは情報にすぎないから。

そこで第二段階として、それらRAWという『光の情報』が処理されて、ここで初めて私たちが慣れ親しんでいる『写真』が完成します。この処理のことをRAW現像というんですね(*’▽’)
JPEGはカメラ内部でRAW現像が成された、完成形のデータ

RAWって何?と思って今この記事を読んでいる方は、普段写真をJPEGという形式で扱っています。

JPEGとは、RAWという光の情報が処理された後のデータのこと。実は、私たちが写真を撮るたびにカメラ内部でRAW現像が行われていて、だから私たちは撮ってすぐに一眼からスマホに写真を転送したりできてるんですね。

『情報が処理された後』と言うだけあって、JPEGにおいては不必要な情報は全てカットされています。つまり、JPEGをさらに編集しようとしても使える情報が限られているので、無理に編集しようとすると不自然になることがあるんです。

一方、RAWデータはカメラの中で処理されて写真になる前の、光の情報をとりあえず全部持って帰ってきたもの。RAW現像とは、普段カメラがやっている画像処理を撮影者自身が行うことなので、撮影後に編集しても違和感なく自然に仕上げられるというわけなんですね(*’▽’)
JPEGをいじっちゃダメなの?

ここで出てくる素朴な疑問、RAWではなくJPEGをいじっちゃダメなのか。実際どれくらい違いがあるのかということ。これについては、以下の記事でじっくりとまとめています。

RAWとJPEG、レタッチするとどれくらい差が出るのか私なりに比較してみた!
写真は本当に奥が深いもの。少し慣れてくると、始めた頃とはまた違ったいろんな疑問が湧いてきます。写真歴丸1年を迎えた私にも、またひとつ疑問を抱えていました。それがRAWとJPEGのレタッ...

内容を超ざっくりとまとめると、ちょっとした編集ならJPEGでもRAWでもあまり大差はないけれど、RAWの方が格段に編集できる幅が広いということが実際に写真を用いてまとめてあります(*’▽’)

写真初心者こそRAW現像に挑戦すべきだと思う理由


RAW現像の意味はなんとなく分かったけど、ちょっと上級者向けっぽい気がするし、正直ちょっと面倒くさそう。そんな昔の私のようなことを思っている方も少なくないと思います。

私自身、はじめてのカメラを手にしてからしばらくはずっとSnapseedというスマホアプリを使ってJPEGを編集していました。
写真初心者にアプリ『Snapseed』をオススメしたい3つの理由
カメラを買って写真を撮り始めたけれど、なんか思ってたような1枚が撮れない。『写真 コツ』なんかで検索してみてもイマイチ分からない。構図や設定などのコツも大事ですが、実はそれらと同じくら...
その後しばらくしてからRAW現像にトライすることになったんですが、もっと早くRAWで撮ってたら・RAW現像始めてたらもっと写真が楽しかっただろうなと思うんです。

というわけで、ここからは私が考える写真初心者こそRAW現像すべきだと思う理由3つ書き出してみたいと思います(*’▽’)
1.思い通りの写真が撮れるようになる!

カメラを手にしてすぐの頃は、シャッターを押すことやファインダーを覗くことがただただ楽しくて。でもそれにだんだん慣れてくると、思っているような写真が撮れなくて悩んだり、それが原因で写真から距離を置いてしまう人も少なくないはず。かくいう私もそう悩んだ一人です。

でも色々と調べていくうちに、カメラには色々と弱点があるということ、それを現像で補ってあげることで思い通りの写真になることを知ったんです。


例えば、カメラは明暗差に弱く、明るい部分が白く飛んでしまったり、逆に暗い部分が黒く潰れたように写ることがあります。また、写真の明るさもその場その場でドンピシャの明るさで撮れるとは限りません。

また、写真の印象を決めるホワイトバランスについても、カメラ任せにしているとたまに不自然な色味になってしまうこともしばしば。『曇天』や『蛍光灯』などのいくつかの選択肢から撮影者自身がホワイトバランスを決めることもできますが、思い通りの色味にならないこともよくあります。

このように、カメラにはいくつか弱点があって、蓋を開けてみればそれが思い通りに撮れないと感じる理由だったなんてことも。


つまり、シャッターを切るだけでは完璧な写真は撮れないと言っても過言ではない。カメラの弱点は撮影者が補ってあげなければならない。そしてその方法がRAW現像なわけです。

また、この記事の冒頭で『私たちがシャッターを押すたびにカメラ内部ではRAW現像が行われている』と書いたんですが、このカメラ内部での処理が私たちの思っていた通りの仕上がりになるとは限りませんし、そう考えると、写真を撮ったときに『なんか思ってたのと違う…』と思うのも当たり前なわけです。

普段カメラがやってくれている処理を撮影者の手で行うのがRAW現像。自分のイメージ通りの1枚が撮れることが趣味としての写真で一番楽しいポイントですし、これが私が初心者こそRAW現像すべきだと考える理由のひとつなんですね(*’▽’)
2.失敗を後からカバーできる

いろんなところでいろんな場面で写真を撮って、後日その写真を見返した時に『この写真なんでこんな設定で撮っちゃったんだろう』と思うことは、写真を趣味にしていると何度もあること。

私自身、まだ写真を趣味にして1年ちょっとのひよっこですが、『もう一度あの時あの場所に戻って写真撮り直したい!』と思ったことがたくさんあります。

構図や手ブレに関しては、残念ながら撮影後の処理ではどうにもならないことも多いんですが、RAWで撮っておけば撮影の設定のミスについては後からカバーできることが非常に多いんです。


撮った直後は『良いのが撮れた!』と思っていても、家に帰ってきてから見返して見ると『なんか微妙…』となることもしばしば。私の場合、テンションが上がっている旅先などでそういうことがよくあります。

でも、RAWで撮っていれば現像することでその時に最適な設定で撮ったかのように蘇らせることができるんですね。

カメラを持ちたての頃はどうしても設定を間違えがち。でも撮った写真は一枚一枚が宝物だからこそ、後からしっかりとその失敗を補ってあげるためにRAWで撮っておくべきだと思います(*’▽’)
3.写真が上手くなる

初心者こそRAW現像すべきだと思う3つ目の理由は、RAW現像で写真はもっと上手くなれると思うからです。

これには2つの意味があって、ひとつは上手な現像の仕方がわかって、自分の思い通りの1枚に仕上げられるようになることから写真が上手くなるという意味。

もうひとつは、現像を通して自分の写真をじっくり見返せることで、もっと良い1枚を撮るための改善点が見えてくることです。


『ただ撮って終わり』だと自分の写真をじっくり見返すことってほとんどないと思うんですが、現像しながら自分の写真を見ていると『もっと水平を意識して撮ったほうがよかったな』とか『もっと構図工夫したほうがよかったかも』など、次の写真に活かせるポイントに気付くことがよくある。

写真は撮れば撮るほど上手くなる撮影後その写真を見返して改善点が見つけられれば、さらに上手くなる。RAW現像はそのきっかけを作ってくれるものだと思います(*’▽’)

さあ、RAW現像を始めよう!


あれこれ述べてきましたがいかがでしょうか。この記事を通じて一人でも多くの方が『RAW現像やってみようかな…!』と思ってくだされば嬉しいです。

さて、そんなこれからRAW現像に挑戦するぞ!という人のために私が伝えておきたいポイント3つまとめておきたいと思いますので、もう少しお付き合いくださいね(*’▽’)
RAWで撮影するためのカメラの設定

今お店で売られている一眼レフやミラーレスのほとんどはRAW撮影に対応しています。

設定方法はメーカーに異なりますが、私が使っているニコンの一眼レフの場合、『メニュー→静止画撮影メニュー→画質モード』と進み、RAWを選択すればオッケー。

他メーカーをお使いの場合も、画質モードからRAW記録を選べることがほとんどなので、確認してみてください。ちなみに、RAWとJPEGの同時記録もできるので、全部はRAW現像しないという方にはオススメです(*’▽’)
RAWで記録するには大容量のSDカードが必要
Sd
ここがすごく大切なポイントなんですが、RAWは非常に大きなデータ。センサーが感じ取ったあらゆる光の情報をそのまま記録しているので仕方ないことですね。

使っているカメラの画素数等によっても変わってきますが、JPEGの写真1枚あたりのデータはおよそ8,9MBなのに対し、RAWだと26,7MB程度。容量の小さいSDカードだとすぐにいっぱいになってしまいます

私自身カメラを買ってしばらくは16GBのSDを使っていたんですが、RAWで撮るようになってからSanDiskの64GBを使っています(*’▽’)
RAW現像には専用のソフトが必要!

RAW現像では、一般的にPCで専用の現像ソフトを使います。

現像用のソフトにも色々と種類があって、CanonやNikonといったカメラメーカーが無料配布しているソフトもあるんですが、今の私はAdobe Photoshop Lightroomという有料の現像ソフトを使っています。写真を趣味にしている人なら知らない人はいないといっても過言ではないくらい、超有名どころです。

パッケージ版月額980円(税抜)のフォトグラフィープランの2種類があり、いずれはPhotoshopも使いこなしたいなと思っている私は、LightroomとPhotoshopの両方を使うことができるフォトグラフィープランを選びました。しかし未だに使いこなせてません。


私はニコンの純正現像ソフト→Lightroomと使ってきたんですが、最初からLightroom使っといたらよかったと思っています。前者は動作がものすごく重かったのと、後者のやれることの幅が広すぎて、今ではLightroomなしの現像は考えられません。

最初はメーカー純正でRAW現像を試してみて、いいなと思ったらLightroomに移行してみるのもアリですし、無料で試せる体験版(7日間)もあるので、まずはLightroomで試してみるのもすごく良いと思います。
おわりに
RAW現像は写真をより綺麗に、そして写真をより楽しくしてくれるもの。是非是非チャレンジしてみてくださいね(*’▽’)

最後まで読んでいただきありがとうございました!