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単焦点・望遠・超広角に魚眼まで!ディズニーのレンズ選び全部まとめてみた!

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手持ちのレンズからどれをディズニーに持って行くか悩んでいるアナタも、ディズニーで撮るためにレンズを買おうか迷っているアナタも、どうもこんにちは。

私はパークの撮り歩きが好きなのですが、レンズ選びにはこれまで何度も悩んできました。

というわけで!今回は私の経験を踏まえて、ディズニーで写真を楽しむためのレンズ選びについてまとめていこうと思います。カメラ選びについては、下の記事をどうぞ!

目次

単焦点レンズ

ズームができない代わりに描写力と明るさに優れ、美しいボケが楽しめる単焦点レンズ。

単焦点レンズでディズニーを撮り歩いてみたいという方も少なくないと思うのですが、個人的にはディズニーでの単焦点レンズ選びはちょっと難しいと思っているんです。

50mmはパークでは使い勝手があまりよくない

人が何か見つめている時の視野に近く、無駄なものが写り込まないことから『作品』が撮りやすい50mm。初めての単焦点レンズとして手にした方も多いと思います。

私も『最初の単焦点なら50mmがいい』と考えている一人なのですが、ディズニーでは使い勝手が悪いと感じることの方が多くて。その理由は、パークでは足を使って被写体と距離を取るのが難しいからです。

単焦点でもズームでも、お手持ちのレンズで試すと分かりやすいですが、50mmで撮るためには被写体としっかり距離を取る必要があります。

ただ、パーク内で被写体と距離を取ろうと思うと、通路の幅が足りなかったり、人通りが多くて後ろに下がれなかったり。パークの建物ってカメラを向けてみると意外と大きい・近いなと感じることも多いんですよね。

仮に距離を取れたとしても、その通路には多くのゲストが行き交っているので、シャッターチャンスがなかなかない…なんてこともしばしば。こういった理由から、ディズニー撮影目的に限っては『とりあえず50mm』とは言えないと考えています。

単焦点レンズはパークに持って行くべき?

とはいえ、やっぱり明るいレンズは正義。夜景撮影やパレードでは本当に重宝しますし、もし既に単焦点レンズがあって、それをパークに持って行くか悩んでいる場合は、

  • 大きさ・重さが気にならないなら持って行く
  • もしくは、そのレンズで撮りたい写真のイメージがあるなら持って行く

のがいいかなと思います。

ディズニーのために単焦点レンズを買うとしたら?

単焦点レンズで撮り歩くのは構図の良い練習になりますし、せっかく良いカメラがあるんだから明るいレンズならではの背景ボケも楽しみたいところ。

ただ『ディズニーで撮るためのレンズ』として買い足すのであれば、単焦点よりも明るいズームレンズを買う方が満足度が高いと思います。せっかくなので、一眼レフで使えるものでよさげなものを2本ほどピックアップしてみます。

SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM

SIGMA 標準ズームレンズ 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM ニコン用 APS-C専用 583552

35mm換算で26-75mmまでの範囲を全域F2.8の明るさでカバーできて、手ブレ補正付きで低価格というシグマの努力と良心が感じられるこのレンズ。

『F2.8だとボケが物足りなさそう…』と思われるかもしれませんが、F1.8で撮ると不必要にボケ過ぎてしまうことの方が多くて。私自身、普段単焦点を使う時、F1.8のレンズでもF2.2〜2.8くらいに絞っているので、ボケ量は気にしなくて良いと思います。

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私は今AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G EDというF2.8通しのズームレンズを使っているのですが、同じF2.8でも焦点距離が違うだけで、ボケの度合いや雰囲気はガラッと変わります

パークでの『足を使って構図が取りにくい』という難点をカバーしつつ、写真の幅も広げられる。

下手に単焦点レンズに手を出して『思ったよりも使い勝手が悪かった…』と後悔するくらいなら、まずはこのレンズを買って、自分の好きな画角やボケ方を見極めるのが良いかなと思います。

SIGMA 18-35mm F1.8 DC HSM

もうひとつ紹介したいのが、35mm換算27-52.5mmの範囲を全域F1.8の明るさでカバーできるシグマの変態トガったレンズ。F1.8通しのズームレンズはこれが世界初なのだとか。

18mmから35mmの単焦点が1本に詰まっているような写りが作例からひしひし伝わってきて。

APS-C用レンズとしてはかなり値が張るのと、普段ズームレンズの望遠側をよく使う方には焦点距離域的に不向きですが、存在を知ったとき面白かったので紹介してみました。

望遠レンズ

ショーパレード撮影には何mm必要?

あくまで私が撮っている感覚でのお話ですが、TDLのパレードにおいては、55-250mmや55-300mmなどのキット望遠レンズがあれば問題ありません。ちなみに、上の写真はウォルト像の横から100mmで撮影したものです。

TDSのハーバーショーは、ミッキー広場座り見前方・ザンビーニエリア・リドアイル内は55-250mm/55-300mmでも撮影できます。ただ、

  • ミッキー広場の座り見後方や各エリアの立ち見後方からの撮影
  • ハーバーに登場するバージ(船)の上にいるキャラクターをアップで撮影

の場合は、被写体がかなり遠くキット望遠レンズでは足りない可能性が高いので、観賞場所検討の参考にしてください。

望遠レンズを買い足すとすれば?

キャラクター・ダンサー撮影を趣味にしている方にとっては、望遠レンズは大事な相棒。

ショーパレ撮影では、AFの速さや精度によって撮影の快適度が段違いに変わるので、ガッツリこだわって撮るのであれば、キット望遠レンズからのステップアップは積極的に検討したいところです。

望遠レンズの買い足しには『キットレンズにはない明るさを求める』『キットレンズにはない焦点距離を長さを求める』の2つの選択肢があります。

70-200mm F2.8

キットレンズにはない明るさを求めるのなら、70mmから200mmまでを全域F2.8の明るさでカバーできるナナニッパが第一候補。APS-C換算だと約105-300mmです。

暗所かつ動体という、カメラにとってかなり過酷なナイトエンターテイメント撮影。多くのキット望遠レンズの場合、ズームすると一番小さくしてもF5.6始まりなので、ISO感度に頼るしかなく、その結果ザラッザラの写真を量産してしまったことが何度もありました。

その点において、ズーム全域F2.8は強すぎる味方。ISO感度を極力上げずに撮れるので、撮影の快適度も写真のクオリティも一気に上がります。ノイズがないと写真は本当に垢抜けて見えるんですよね。

SIGMA 望遠ズームレンズ APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM キヤノン用 フルサイズ対応 589547

私がキット望遠レンズからのステップアップに選んだのが、シグマのナナニッパ・APO 70-200mm F2.8 EX DG OS HSM

明るさは勿論、AFの速さや正確さがキット望遠レンズに比べて格段に優秀。今まで色んなレンズを使ってきましたが、『ディズニーで使った時に感動したレンズランキング』第一位です。

ただ、70-200mmはTDLのパレード撮影にはちょうどいいんですが、TDSのショー撮影の場合は長さが足りません

ナイトエンターテイメントを撮るのが好き・キャラクターのアップよりフロートやステージ全体を写すのが好きという方には自信を持ってお勧めできるお気に入りの一本。パーク撮影以外でも使い所が多いのも良いところですね。

150-600mm/200-500mm

キットレンズにはない焦点距離を求めるのであれば、候補に挙がるのは150-600mm200-500mmといった超望遠レンズ。APS-Cで使うと換算225-900mm/350-750mmです。

これだけ望遠があればミキ広後方の立ち見エリアからの撮影にも十分足りますし、夏の散水ショーも水がかからない場所から撮影することも可能。私は超望遠を持っていないんですが、夏になると超望遠が欲しくなります。

現状ズームが足りないと思っているのであれば、ナナニッパではなく超望遠一択だと思います。フレームいっぱいに推しを楽しみましょう。

超広角レンズ

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声を大にして言いたい、超広角レンズをお持ちなら是非パークに連れて行ってください

人間の視野よりも広い範囲を写せることから『広大な風景を写すレンズ』というイメージが強いと思うのですが、先に述べたようにパークでは被写体と距離を撮るのが難しいので、案外超広角レンズの広すぎ感が気にならなかったりします。

また、超広角は手元など近くにあるものを余裕を持って写すのにも便利。家族の記念写真や、パーク内で買った食べ物やお土産などを撮るのにも重宝します。

ちなみに、その昔iPhone越しにエレクトリカルパレードを撮ったところTwitterでバズったのですが、これも超広角レンズで撮っています。

魚眼レンズ

最後は、独特の歪みで景色を切り取ることができる魚眼レンズ

写真に強烈なインパクトを与える特殊なレンズなので、一見使い道に困りそうに見えるんですが、ディズニーでは意外とピタっとハマることが多くて。

標準レンズを着けているときには絶対に足を止めないような場所も、魚眼レンズ越しに見てみるととても魅力的だった…なんてことも。撮影者の予想の一歩先行く1枚を写し出してくれます。

ショーパレードを魚眼レンズで撮るのも面白かったり。私は普段グリはしないんですが、キャラクターを魚眼で撮るのも良いですよね。

パーク撮影に少しマンネリを感じている方には心からお勧め。一緒に『魚眼はいいぞ』を口癖にしましょう。

おわりに

レンズを変えて初めて見えてくる夢と魔法、冒険とイマジネーションの世界がある。

拙い作例と文章ではありましたが、そんなことがこの記事を通じてなんとなくでも伝わっていれば嬉しいですし、レンズ選びの参考に少しでも役立てば幸いです(*’▽’)

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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