SNSを見ていると旅先で色んな写真を撮っている人がいますが、みんな一体どんな機材を持って行ってるんだろうって気になったことはありませんか。私はあります。
私はすごい写真を撮っているわけでもないので需要があるのか謎ですが、ちょっとカメラバッグの中身を紹介してみたいと思います。
カメラ女子のカメラバッグの中身を覗ける貴重なチャンスですよ!と言おうと思いましたが、先に断っておくと女子要素はゼロです。
カメラ:Nikon D750
私が愛用しているのが、Nikon D750というフルサイズ一眼レフ。本体だけで750gとめっちゃヘビーなのですが、『このカメラならなんだって撮れる!』と思わせてくれる相棒のような一台です。
この記事を読んでくださっている方の中には、これから旅行用のカメラを買うという方もいらっしゃるかもしれません。
私はこの前も一眼レフ(Nikon D5500)を使っていたのですが、どれだけ慣れていても旅先では毎回『やっぱり小型軽量のミラーレス良いなあ』と思う瞬間があります。
それでもこのカメラを持っていくのは、一番使い慣れているから。旅行用カメラにおいては『スペックが高いか』ではなく『使いこなせるか』が最も大切だと思っています。なお、旅カメラ選びをまとめた記事もあるので、よければ覗いてみてください(*’▽’)
標準ズーム:AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED
標準レンズはAF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED。24mmから70mmまでを全域F2.8通しでカバーできる素敵レンズです。
これまたレンズ単体900gとかなりの重力級なので、何度も小型軽量の標準ズームの買い足しを検討してきました。
…が、『小さくて軽い』『F2.8で撮れる』のどちらが私にとって便利なのだろう?と考えた時、手持ちで夜景を撮ることが多いことを考えると、明るい方が圧倒的に便利だと思ったので、国内海外問わずこのレンズを持って行ってます。
旅行に望遠レンズは必要?
私は基本旅先には望遠レンズは持って行きません。ただ、せっかくの旅行だし後悔したくないから一応持って行っといた方がいいのかな…と悩まれる方も少なくないと思います。
どちらかというと広角の写真が好きというのもありますが、これまで国内海外問わず色々カメラと旅しましたが、70-80mmあれば9割方困ることはないというのが私の体感。
普段から望遠域での撮影が多いという方は持って行った方が後悔がないと思いますが、そうでない場合は無理して持って行く必要はないでしょう。
高倍率ズームってどうなの?
『旅行のためにレンズを買い足そうと思っている』という質問に対して、よくお勧めとして挙がるのが高倍率ズームです。
個人的な意見としては、普段から中望遠〜望遠で撮ることが多い方には良い選択肢だと思います。ただ、普段からそんなに望遠を使わない場合、高倍率を持って行っても結局標準域でしか撮らないような気がしていて。
高倍率レンズはどうしても大きく重くなりがちなので、かえって持ち歩きにくい・負担になってしまう可能性も否めません。
私としては旅行のためにレンズを買い足すのであれば、高倍率よりも後述の超広角レンズを全力で推します。
超広角レンズ:AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED
私のカメラライフに欠かせないアイテム・超広角レンズ。私がいつも旅のお供として連れて行くのは、軽くて万能な超広角単焦点・AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G EDです。
D5500がメインだった頃は、TAMRON SP AF10-24mm F3.5-4.5 Dillを使っていました。
そもそも海外旅行に交換レンズは必要?
旅行にはレンズ1本だけでいい!という意見もあるのですが、私は旅行だからこそ交換レンズを持って行くべきだと思っています。
その場所でしか撮れない写真を撮るというのは旅の楽しみのひとつですし、標準レンズで撮れる写真の幅ってそこまで広くありません。
また、『実際行ってみたらパンフレットで見ていたよりずっと広い・ずっと大きかった』なんてこともあるじゃないですか。旅先で感じた感動を写真に収めるには、人間の視野よりも広い範囲を写すことができる超広角レンズは必須と言って良いと思っています。
『超広角レンズ=広大な風景というイメージ』を持っている方も少なくないと思うんですが、テーブルフォトや上のようなホテルの室内写真でもよく使います。
せっかくレンズが交換できるカメラを持っているなら使わなきゃ損。超広角レンズは使いどころが本当に多いと感じているので、旅行にためにレンズを買い足すとすれば、私は全力で超広角を推します(*’▽’)
旅行に単焦点レンズは必要?
旅行のレンズ選びにおいて、単焦点レンズを持って行くべきかどうかもまた悩ましい問題。
個人的には、そのレンズで撮りたい写真がイメージできているなら持って行った方が良いと思っています。
『暗いズームレンズよりも明るい単焦点レンズの方が使いやすい』という意見もあって、それはすごく理解できます。なんだかんだ言って明るいは正義ですからね。
ただ、D5500を愛用していた頃、ベトナムに35mm F1.8(換算52.5mm)を持って行ったのですが、結局ほとんど使わず帰ってきまして。
使うかわからないレンズのために荷物の重さを増やすのも煩わしいので、『単焦点でこういうのが絶対撮りたい!』というイメージがない限り、持って行かなくてもさほど後悔はしないかなと思っていたりします。
魚眼:SIGMA 15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE
最後はちょっと斜め上のチョイス。そう、魚眼レンズです。実は私、口癖が『魚眼はいいぞ』になってしまったほど魚眼の世界が大好きなんです。
自分が心から好きなレンズは荷物の重い・大きいに関わらず持って行くべきだと考えているので、使いどころがどれだけあるか分かりませんがこれは迷わず持って行きます。
旅レンズとしてみんなにオススメ!というようなタイプのレンズでありませんが、ここだ!という場面でピタッとハマるとすごく気持ちが良いのが魚眼の魅力。特にヨーロッパの建築物との相性は抜群です。
カメラバッグ:off tocoカメラリュック
D5500を愛用していた頃は、OUTDOORのメッセンジャーバッグにカメラ用のインナーソフトケースをはめ込んでカメラバッグとして使っていたのですが、今はoff tocoというカメラリュックを使っています。
海外旅行でリュックサックはちょっと心配…という方もいらっしゃるかもしれないのですが、後ろのファスナーにはそれぞれ簡易的な鍵をつけて移動していて、今の所スリ被害や未遂に遭ったことはありません。
海外で一眼を首から提げるのは危険?
海外旅行の場合、一眼を首から提げていると『観光客アピール』になって危険なのではないかという質問をたまに目にします。
個人的には、何度もカバンから一眼レフを出し入れしている方がかえって危険だと思っていて。
荷物の出し入れやレンズ交換のときってついつい無防備になってしまうので、基本カメラは首から提げっぱなしにして、鞄の開け閉めは最小限にする方が安全だと思っています。
その他カメラアクセサリ
SDカード(64GB)
旅先では大量に撮りますし、完璧な1枚に仕上げるためにもRAWで記録しておきたいもの。
旅行中に写真を消したり選別することに時間を割くのは勿体無いので、大容量のSDカードがベスト。私はSanDiskの64GBを使っています。
予備バッテリー
最近のカメラは電池持ちが良くなってきているとはいえ、やっぱり予備バッテリーは必需品。特にミラーレスを使っている方は、電池消耗が激しいので多めに用意しておきましょう。
バッテリーの充電も結構時間がかかりますし、スマホの充電でコンセントが埋まってしまうこともあると思うので、カメラに入れているもの以外に2個交換バッテリーを携帯しています。
なお、カメラや携帯のバッテリーは飛行機の預け荷物に入れられないので注意が必要。必ず機内持ち込みの荷物に入れてくださいね(*’▽’)
メンテナンスアイテム
ィルターが汚れていてはせっかくの写真が台無しですし、かさばるものでもないので、レンズペンは常にカメラバッグに入れています。
レンズペンと並ぶメンテアイテムであるブロアーに関しては、こちらは結構かさばるので、旅行のときはカメラバッグではなくキャリーケースに忍ばせて、何かあった時にホテルなどでメンテナンスできるようにしています。
おわりに
旅と写真は最高のカップル。旅先の写真は新鮮さに溢れていて何を撮っても楽しいですし、かけがえのない宝物になります。
旅にカメラを持って行こう!と思っている方にとって、この記事が少しでも参考になれば幸いです(*’▽’)
最後まで読んでいただきありがとうございました!